あなたのスタイルコンシェルジュ ボットーネ 問い合わせ
明日は何着よう?松はじめのスーツの着こなし術

スーツは何着持っておくといい?|1週間分の定番コーディネートをご紹介

皆さんはスーツを何着持っていますか?

先日ボットーネで初めてとなるスーツをお任せいただいたお客様からこんな質問をいただきました。

『1週間毎日スーツを着るとして、何着持っておくといいですか?』

ビジネスマンにとってスーツは戦闘服ともいえるアイテム。

今回は、スーツを何着持っていれば、うまくローテーションして着回すことができるのか、解説していきます。

スーツは何着持っておくべきか?

ズバリ、毎日スーツを着るビジネスマンなら『5着』は揃えておくと安心です。

スーツを5着持っていると、月曜日から金曜日までスーツを着回すことができるようになりスーツが長持ちするのはもちろん、周囲からはビシッとスーツを着ている誠実な人という印象に繋がります。

本当に理想を言うのであれば10着、春夏シーズンに5着、秋冬シーズンに5着あると1年を通して毎日違うスーツを着回すことができるのですが、それだと少々ハードルが高いですよね。

まずは週5日被らないように、5着から揃えることをおすすめします。

スーツの色はダークネイビー、明るめのネイビー、チャコールグレー、ミディアムグレーの中からお仕事柄やお立場、お好みに合わせて選んでいきましょう。

スーツの柄はやはり無地が無難で(というより最適)、ある程度の着数が揃ってきたら主張の少ないストライプやチェックなどに挑戦してみるのもいいですよ。

毎日同じスーツを着ていると、、、

毎日同じスーツを着ていると、そのスーツにかかる負担は多くなり、どんどん消耗していってしまいます。

せっかく買ったスーツがすぐダメになってしまったら困りますよね。

素材にもよりますが、週5日着続けるとシワや汗の汚れが定着して傷みやすい状態になってしまい、1年と持たないかもしれません。

スーツを長持ちさせるには、着用したあとにしっかりと休ませてあげることが大事で、スーツ素材の定番であるウールには元の綺麗な状態に自然に復元するという特徴があります。

一度着用したらハンガーにかけてクローゼットで1〜2日は休ませるようにしましょう。

代表の松のクローゼットには10年以上前に仕立てたスーツが何着もあり、細かなデザインやシルエットのアップデートは年々加えていますが、今でも現役です。

私たち服屋はそもそもスーツを何着も持っていますが、着数が増えるにつれて1着にかかる負担が減り、着回す楽しさを存分に味わうことができ、結果として経済的にもお得だったりします。

コーデ①ネイビー×白シャツ

誰もが一度はしたことがあるネイビースーツと白シャツのコーディネート。

これさえ整っていればどんなシーンにも対応できるのではないでしょうか?

写真は少しブルーに近いネイビーですが、もう少し濃いネイビーであればなおさら万能です。

ごまかしが効かないだけに、素材や仕立ての良さ、サイズ感、シャツはネック周りのフィット感など、気にしなければ些細な差でしかない部分が、やがて大きな差になってきます。

シンプルこそ至高、今一度自分自身でも見つめなおしたいコーディネートです。

コーデ②グレー×白シャツ

 

チャコールグレーとは、チャコール=墨のように深い色のことです。

時々、茶コールと勘違いして、ブラウンの仲間だと思っている方も多いですよね。

個人的にはビジネスに最適な色だと思っており、これまで多くのお客様にもご提案してきました。

定番の白シャツと合わせて清潔感のある装いに。

ネクタイまで無彩色(ホワイト・グレー・ブラック)だとモードになりすぎてしまいますので、ブラウンだったりネイビーだったり、ブルーだったりと、少し色を加えるときれいにまとまりますよ。

コーデ③ネイビー×ジャケパンスタイル

ジャケットスタイル

数年前に比べると随分とビジネスシーンにおける市民権を得てきたジャケパンスタイル。

とはいえまだまだ初心者の方も多く、スーツよりもコーディネートの幅が広いだけに、着こなしに悩む方も多いのではないでしょうか?

そういう方こそ、奇をてらわずにネイビージャケットから始めることをお勧めします。

様々なシャツ、ネクタイ、そして冬はニット、春はカットソーまで、どんなインナーとも合わせやすく、加えてスラックスもパートナーを選ばない優秀さが何よりも魅力です。

定番のグレースラックスは季節によってトーンを変えて、プライベートではベージュやホワイト、デニムでもいいかもしれません。

ジャケット自体が個性的だとコーデに悩みますが、ここがベーシックであれば他のアイテムや手持ちの服で簡単に変化を加えられます。

コーデ④グレー×サックスブルー

先程はチャコールグレーと白シャツのコーデをご紹介しましたが、ここでシャツの色を変えると別のスーツに見える程印象が変わったりします。

グレー×サックスブルーはどんな方にも合わせやすいコーディネートでありながらも、意外と皆さん白シャツばかりを着ているんですよね。

少し勇気が必要な色かもしれませんが、着てみると驚くほどしっくりくるはずです。

これ見よがしではない、ちょっとしたアクセントを取り入れてみませんか?

コーデ⑤ネイビー×サックスブルー

松はじめ スーツ

多くの方は白シャツを合わせるところに、こちらもサックスブルーを合わせてみるのはいかがでしょう?

サックスブルーのシャツは、白シャツとは違った爽やかな印象に加え、日本人の肌に馴染みやすいとも言われています。

ネクタイまで明るい色だとおしゃれ感が強すぎますので、ここは引き算で調整してください。

ダークネイビー、ダークブラウンあたりのネクタイなら間違いないと思います。

最初の1着目におすすめの生地

これからスーツを揃えていく方や初めてのオーダースーツという方であれば、ビジネスシーンはもちろんのこと、友人の結婚式や何かの式典など色々なシーンで着用したいものですよね。

ボットーネで最もよくご提案させていただくのが、英国ハリソンズ社の『リージェンシー』というコレクションの生地です。

1年のうち3シーズン、春秋冬と比較的長く着用できる生地で、耐久性が非常に高い為に型崩れもしにくく、シワにも強いことが特徴。

最初の1着となると着る回数も多くなるでしょうから、ある程度素材の強さがあった方が安心できます。
まさに、最初の一着としては間違いのない生地です。

まとめ

今回は『スーツは何着持っておくべきか?』について解説させていただきました。

1週間のうち同じスーツを着る出番が多くいとそれだけそのスーツにかかる負担は増えていってしまいますし、毎日同じスーツを着るという方もいたりしますが、それだと1〜2年でダメになってしまうかもしれません。

なるべくスーツを傷めずに着回していくためには、5着は揃っていると綺麗な状態をキープすることがてきて本当に心強いです。

そして、月曜日から金曜日まで毎日違うスーツを着回すことができるようになれば、そこからは少しずつお好みで色柄や素材感を変えながら増やしていくことでクローゼットが彩り、スーツを着ることがどんどん楽しくなります。

今回ご紹介したように定番スタイルのスーツ・ジャケパンであれば、ネクタイやシャツを変えることでバリエーションを出すことができるので是非参考にしてみてくださいね。

  • この記事が気に入ったら いいね! しよう
    FACEBOOK

nakanomaruライター:nakanomaru一度は大手IT企業へと入社。5年勤務ののち、心の声に従い上京しボットーネに。
人生で情熱を注げることは2つ、1つはサッカー、もう1つはスーツ。
何事もコツコツ、地道に基礎を固め着実に行う動作の安心感の高さはクライアントからの評価も高い。

2025年2月14日
スーツの着こなし術 | コーディネート

  • オーダースーツ オーダータキシードのボットーネ
  • リメイクできるタキシードオーダー

おすすめ記事

Recommended Articles

  • オーダースーツ オーダータキシードのボットーネ
  • リメイクできるタキシードオーダー

Recent Articles

FEEDFeedly