オーダースーツ・オーダータキシード 東京 BOTTONE(ボットーネ)

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どうやって壁は崩壊したのか?

タキシード(新郎用)
昨日の記事をアップした後、
早速色々なアイデアを練った。
それで、まずはこんなアイデアを出した。

オーダーコート
営業時間を長くする

出た、思考停止の証拠だ!
だめだめ、

例えば営業時間を9時からにする、
閉店を遅く、うちなら20時最終入店を、21時最終入店にする、
それから、私が休日返上して定休日を減らすとか。

そうすれば例えば9時から11時という、今までなかった新枠が生まれるかわりに、
つまり長時間働くしかない!という古風な企業(失礼)みたいになる。

これではきっとクリエイティブな、おぉいいですね!という服は作れないし、
ストックホルムの渋滞を緩和するために、
じゃあ橋を作っちゃえばいいじゃん、というのと変わらない。

ということで、
使えるかどうかはともかく、結構アイデアを出したところ、
居酒屋お母ちゃん案は?と考えてみる。

スーツのパターン
◾️居酒屋 お母ちゃん方式!

これは、常連さんで賑わっている居酒屋で、
《すいません、生お願い!》となった、
あいよ!というのだが、実際には手が足りず、お母ちゃんはサンマを焼きながらも、カウンターのお客にハイボールを出している。

それで、
カウンターの常連は、手慣れた手つきで生を注ぎ、さあさ、どうぞ!と、
奥のテーブルの人に生を渡す。
あぁ、どうも!いえいえ!と絆が生まれ、
お母ちゃんは、《ありがとねぇ》と言う。

こんなあったかい居酒屋のイメージを、
実際に静岡の、遊酒 岡むらさんのお母様がやっていた、
と書籍で読んだ。
これは近所の居酒屋の店長が、
《看板のない居酒屋は読みましたか?》と熱弁を振るっていたため、
すぐにアマゾンで買って読んだことがきっかけだ。

で、
うちでそれをどうするのか、、、
《あ、こんにちは、私ボットーネの常連Mですけど、今日は私がフィッティングのお手伝いをしましょう》
うーん、無理がある・・・。

コットンのジャケット
◾️当日説明すべきことは、事前にムービーで伝える

そうこうして、いろいろなアイデアを出した。
時間短縮についても、結構出した。

例えば、ケアの方法や、今後のクリーニングについての注意ということを、
どうしても私は伝えたくて伝えている。
これはとても大切だと思うのだが、ふうん、という顔をされていることもある。

そう、注文したものが手に入った今、
確かにケア方法の重要性もわかるが、
別に今でなくてもいいのだ。

私もそうだ、
ワクワクして観葉植物を買った、
それを取りに行った、
そこで延々とお世話の方法について語られる。

あぁ、この人は植物に対して情熱的だ、
ここは植物を愛しているんだなぁ、
南青山のある観葉植物店でも植物を数多く買っているし、
細かく説明してくれる。

でも、もしかしたら過剰な部分もあるのかもしれない。
だって、普段の注意点は知りたいけれど、
いざというときのケア方法を知りたいのは、(ケア方法の基本を守っているのに)枯れそうになった時だったから。

結局、あれ?と思って問い合わせて、的確な回答をいただいた、
葉を落としたのは時期の関係と、
1回の水の量では?となって、
すぐに改善。
彼(その時購入した観葉植物)は2年たったが、復活して現在もピンピンしている。

《問い》どうしたら1人しか採寸者がいない状態で、来ていただける方に満足してもらい、現在の予約数を維持するか?

>クライアントにとって、無駄では?という説明があるかもしれない
>>困った時(必要な時)にサポートできる体制を強化することが必要、今じゃないのでは?
>>>本当に必要なときに、必要なことを伝えられる体制や、そういうことをムービーにまとめておき、伝え、フィッティングに短期集中する。

生地

以前、どうやったらクオリティを変えずに、採寸時間を半分にできたのか?
という問いを出して、クルー一同でブレスト(ブレーンストーミング)行ったことがある。

そのときのブレストは録音しておきたいくらいに突拍子もない内容が飛び出た。
でも、満更ではなかったのだ。

例えば、あるクルーのこの発言、

>>《問》どうやったらクオリティを変えずに、採寸時間を半分にできたのか?
◾️入り口を通過すると、そこにあるセンサーで、もう採寸数値が計測されている。

これは一同爆笑だったのだが、
その後、なんと同一のシステムが某服装学校にあるらしいのだとわかった。
裏を取っていない状態で軽はずみなことは言えないので、らしいとしていえないのだが、
ある機械を通過することで、採寸値が取れる機械らしく、
もちろん数千万円だろうとは思う。

しかし、飲みの席の話か、というような話は、
実際に現実化している可能性があるということで、
同じことを課題に感じた人間がいるのかもしれない。

オーダースーツの採寸
オーダーというのは、なかなか完成系をイメージしづらい。
オーダーが初めてならばもちろんそうだし、チェック生地のジャケットがそうだ。
これは自画自賛ではなく、オーダースーツ店にしてはサンプルはある方だと思うのだが、
それでもやはり難しい。

他のオーダースーツ店のブログでも見たが、
こちら(提案者)は作りたい人より早く、
あぁ、それならこういうのはどうですか?とイメージして提案するのだが、
こちら(提案者)に見えている絵が、作りたい人に見えていない。

とても素敵な家具なのはわかる、
でもこの椅子は、私の部屋に置いたらどうなるのだろう?
イメージしづらい。
それをうまくやっているのは3Dであり、IKEAだと思う。

スーツ
そんなことを話していたら、
こんな意見が出た。

試着して、イメージできるように、服をもっと多く用意するんですが、
きっとどんどん数が増えて、
それで着れば着るほど迷うし、現実的に時間もかかります。

それで、
なぜ迷うのか?というと、
さっき羽織ったあれと、これは、どちらが似合うのだろう?
ということを試着しただけでは比べにくいから、
頭の中や写真で見比べて、あぁ、こっちがいいかも、と考える。

ならば、
半分の服を作っておいて、
志村けんのだいじょぶだぁみたいに鏡を真ん中に置いて、
両方映す。

それで、
反対の袖に候補の服を着せて、
それをまた鏡を真ん中に置いて、映す。

こうすれば、
2着を1着分のスピードで着替えられるばかりでなく、
着比べることができるのではないでしょうか?

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半分の服案は笑った、
このアイデア、着眼点は良いが、
おそらく2016年時点では、セレクトショップやオーダースーツ店には導入されていない。

まぁそれはARの方が良いのではないか?と思うところだが、
あれはあれで撮影が大変だろうから、意外と良いかもしれない。

うちはこんな奇想天外なテーラーだ。
頼むよ!と来てくれるクライアントの満足を追求していくだけなのだ。
日々が毎日オリンピックか?という楽しさで、この夏、オリンピックは一回も結局見ることがなかった。

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2016年9月2日 ボットーネ代表のスーツ・ジャケットスタイル365 ありのままブログ | Other