パンとエスプレッソと 表参道の人気パン屋のムーがおすすめ
表参道の裏路地でひときわ賑わっているパン屋といえば、パンとエスプレッソと (BREAD,ESPRESSO &)というお店。
私も行きつけのパン屋で、紛れもない表参道の人気店。
パンとエスプレッソと、ちょっと変わったこの名前である。
このパン屋は、日本人に合ったバールを!という想いからはじまった、パンと本格エスプレッソが楽しめるパン屋。
なんと関西にも出店したのだそうだ。
パンとエスプレッソとの看板商品は、今となっては並んでも買えないことがあるというムー。
不思議なネーミングのムー。ムー大陸と何か関係が?
一体このムー、何が人気の秘密なのか?実際に買って食べてみた。
パンとエスプレッソとは、表参道駅 A2出口から約5分、外苑前からは10分の場所。
独特の看板が目を引く。
このお店、最初はうちでアルバイトしていた、文化服装学院出身のOさんから教えてもらった。
休憩中食事はどこでとっている?
パンとエスプレッソと、が多いです。と言われて、なんか不思議な名前!と思った、2013年のことだった。
周辺には、
こちらもユニーク、文房具カフェ。
カフェブームの火付け役と言われるカフェ、ロータス 表参道。
とんかつのまい泉。
ブレッツカフェ クレープリー 表参道店など、歩いているだけで楽しい、様々な人気店が点在するエリア。
老舗はもちろん、新規オープン店も続出している。
表参道から外苑前に向かってテクテク歩き、あ、ここ!?という場所に、パンとエスプレッソとはあった。
可愛いディスプレイ。
ところ狭しと30種類以上のパンがある。
そういえば前に閉店近くに行ったら、ほぼ売り切れ状態だった。
店内はこの日も9割が女性のお客さま。
イートインもある。
外にはテラス席が。
エスプレッソは300円、ビールもあり、週末はランチセットやパニーニも。
もちろん持ち帰りでパンが買える。
なんとも開けづらいドアをオープン。本当に開けづらい、こんなに開けづらいパン屋がかつてあっただろうか?
表参道の裏路地の、カフェ街の奥だけど店内は満席だ。
あった!
こちらがお目当て、並んでも買えなかったことがある、と聞いたことがあるムー、1人3個まで購入可能であり、1人3個までしか購入できない。
が、2個しかない。
mou
バターをふんだんに使用したリッチな食パン
スライスしたら、まずそのままお召し上がりください
まずそのまま?
金額は税抜きで300円だ。
(2017年3月現在)
ムーというとムー大陸を連想し、雑誌ムーを連想したのは私だけだろうか。
この地球は何度目で、また滅びるのだとか何だとか、1999年のノストラダムスの予言に恐れながら生きていた高校時代。
《お金なんて持っていても仕方ない、人生楽しまなきゃ。でも、1999年、何も起きなかったら?》と考えてみたが答えなど出るはずもなく、テレビでも面白おかしく恐怖を煽り、それに見事に煽られた私は戦々恐々としていたが、結局なんとか生きている。
でも、お金はあの世に持っていけない、というスローガンは私のなかでこの時に刷り込まれ、しっかり仕事しよう、という原動力になっているから、ノストラダムスに感謝してもしきれない。
と思ったら、ムーとはフランス語で柔らかいという意味なのだそうだ、むぅっ。
オリジナルの紙袋がある。
このフォント文字の文字と文字の間隔が秀逸だと思う。
フォントデザイナーはこういうところに全精力を注いでいるのだ、わかる人にはわかるし、よくわからなくてもなんとなくいいよね!と自然と伝わるのだ。
持ち手がショップ・看板でありCIが描かれているところも素敵。
出ました、紙袋から取り出したムー。
食パンとしては少し小さめ。
みずみずしくしっとり感がある。内面のもっちり感と独特の香りがふわっと伝わってきた。
まずはそのまま食べてみては?というパンエスの提案を完全に無視して、こんがりと焼きあがったムー。
バターがふんだんに使用されているとのことで、バターをつけずに食べる。
もっちりしていて、バターの甘みが滲み出てくる、申し訳ないけど、、旨い!
30日カンズメで仕事していた後の温泉のような、至福の瞬間である。
妻に好評だったのはもちろん、5歳からも《このパンが美味しい!》と珍しくはっきり・くっきり・明確に発言があった。なかなか舌の肥えた通な5歳である。
次に、焼かずにそのまま。
手でちぎって食べてみるも、芳醇で美味しい、もっちりだ、焼いて食べた後に実践してみた。
個人的には少し焼いて食べた方が美味しいと思う。
だから最初に手でちぎって食べてみて、その後焼くことでさらにウマミを享受するという、もともとのお店側のリコメンドはやはり正しかったといえる。
また、焼いて食べる食べ方として分厚めに切った方がジューシーというか、より幸福感が高いと感じた。
ムーが並んで買うパンと称されるようになった今、贅沢な食べ方だ。
店舗で提供されているようにフレンチトーストという食べ方もある。
パンとエスプレッソが出している本で、フレンチトーストを作ってみるのも良いかも。
パンとエスプレッソとのムー、私史上最も美味しい食パンといって過言ではない。
ボットーネ表参道サロンでスーツの受け取りの日は、ぜひパンエスに寄ってみてはいかがだろう。
ムーがあることを祈るばかり。
こちら16時、ムーどころか、ほとんどのパンが売り切れの日も。
もちろんパンエスのその他のパンも美味しい。
アマンディーヌ
自家製ラムレーズン・アーモンドクリームをのせて焼き上げました
¥190(税抜)
今後も少しずつレポートしていこうと思う。
住所:〒150-0001東京都渋谷区神宮前3-4-9
ジャンル:パン屋
8:00~20:00
03-5410-2040
月曜定休
最寄駅:表参道
ライター:松 甫 詳しいプロフィールはこちら>>
表参道の看板のないオーダーサロン 株式会社ボットーネ CEO。
自身もヘッド・スーツコンシェルジュとしてフィッティングやコーディネートを実施。
クライアントは上場企業経営者、政治家、プロスポーツ選手の方をはじめ、述べ2,000人以上。
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