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オーダースーツBOTTONE クルーの本日の気づき

92【どうして、この仕事をしようと思われたんですか?】

2016.3.4.金 の気づき。

ふと、そのようなことをお客様から聞かれました。
Y様のタキシードのお仕立てで、本日はご納品。
奥様も大満足で喜んでくださって、大変嬉しかったですね!

初回のご来店は奥様お1人。
「後から使えるスーツとして、主人にプレゼントしたいんです!!」と
旦那様へのプレゼントとしてタキシードを仕立てたいという、奥様の熱烈な気持ちを
打ち合わせで沢山聞いていましたので、この時を今かと今かと私も待っていたくらいです。

無事に、フィッティングが終わり旦那様が着替えている間に
そんな質問が飛んできました。  前置きもなかったので”どうしてですか?”と尋ねたところ

「不思議だなーと思いまして。女性で男性の服を作るお仕事ってあまりないじゃないですか、どうしてかなーと思って」

あまりない質問でしたので、純粋に心の中で”そうだなー・・”と改めて思い、
思ったままを答えました。

「男性の服作りの方が面白かったからですね」と。

最近、なぜ自分自身がこの仕事を選んだのかを考えたこともなかったのではっとしました。

面白いから選んだんだよな~と。「服作りが好き、平面を立体で考えるパターン作りが好き、その平面を生地から立体に形作っていく工程が好き、形になるのが楽しい、あとは1点1点を大事に最初から最後まで手がけられる仕事をしたいと。」

狭く深くに熱中することが、面白く楽しい、好きだと。
だから、お客様と話しながら一から作っていくこの仕事が好きなんだと思います。
尚且つ、良くも悪くも 情やお客様の気持ちを肌に触れて、感じながらの服作りが
この上なく、楽しく、面白く、そして難しい。

お客様のなぜ?という質問で、改めてどうしてこの仕事を選んだのか、
そして、もっとこうなりたい、もっとこういうことを提供しお客様の喜ぶ姿を見てみたいと
より一層、努力を重ねていかないと、と再確認しました。

自分自身に何ができるかを、どういった貢献ができるのかを常に問いて言おうと思います。
常に謙虚な姿勢で、有り難いと思う気持ちを忘れません。

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小寺ライター:小寺オーダーサロン ボットーネにて4年務めたクルー、結婚退職。
服飾学校を卒業後、縫うこととおもてなしに対してのこだわりを買われ、ボットーネへ入社。
仕事に対して妥協できない職人肌。

2016年3月4日
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