おしゃれな人が実はやっている11の習慣
皆さんこんにちは、メンズファッションTVの松はじめです。
今日は「おしゃれな人が実はやっている習慣」について、11個ご紹介します。なんとなくおしゃれで素敵だなと思う方がどんな習慣を持っているのか。実はファッションといっても、洋服に関わらないこともまとめてお伝えしていきます。
人生は習慣でできています。ですから、この習慣を変えるだけで一目置かれるおしゃれになり、いつまでも若々しく清潔感あふれるメンズでいることに繋がります。男性は意外とファッションはおろか、今日ご紹介するところに無頓着という方が多いです。ですから大チャンスです!今日ご紹介する中で1つでもやっていないことがあれば実践するだけで、飛び抜けておしゃれに見せることができます。
1. 季節が来る前に洋服を揃える
一つ目の習慣は、季節が来る前に洋服を揃えるということです。例えばオーダーメイドの洋服を作る場合、秋本番の11月に注文したら、出来上がってくるのは12月中旬や1月になってしまいます。早めに用意をしておくことで、計画性を持つことができます。
既製品でも、おしゃれ感度が高い方は早めの時期に店頭に行ったり、ECサイトで購入したりします。いいものから完売していくので、少しでも早めにいいものを押さえた方が良いです。次のシーズンになる前(秋なら暑いとき、春なら寒いとき)に次のシーズンのアイテムを用意しておきましょう。
2. 日焼け止めを塗る
これはファッションと何が関係あるのかと思われるかもしれませんが、特に女性が見ているのは、基本的には清潔感です。清潔感において一番ポイントになるのはお肌です。
20代のときはなかなか意識しないかもしれませんが、30代、40代と歳を重ねるごとに、早めにケアをした方がいいと気づかれる方も多いでしょう。日焼け止めを日常的に使うことで、お肌の印象が変わってきます。年齢を重ねても若々しくいられるよう、ケアを怠らないのがおしゃれな人の習慣です。
3. ハンカチを持ち歩く
何を今さらと思われるかもしれませんが、実は男性でハンカチを持っていない方はすごく多いのです。手を洗った後、パタパタとさせている方はいませんか?
これは結構女性が見ていて、ハンカチを持っているだけで好印象です。余裕のある大人の男性として見られます。予備のハンカチを持っていれば、女性がワインをこぼしてしまったときに「どうぞ使ってください」と差し出せば、大人の余裕を感じさせることができます。当たり前のことですが、持っていない方が多いので、ぜひハンカチは2枚持ち歩きましょう。
4. クルーネックTシャツよりもタンクトップ
クルーネック(丸首)のTシャツも良いのですが、タンクトップをシャツの下に着るだけで雰囲気が変わります。少し首の開きが広いものを内側に入れてあげると、今っぽさを演出できます。首の開きが広くなることで、相対的に顔が小さく見えるという効果もあります。
私も46歳ですが、このようなアイテムは何枚も持っています。シャツの下に合わせるだけで雰囲気が大人びて見えるので、まだタンクトップを持っていない方は、ユニクロやGUでも良いので1、2枚試しに揃えてみてはいかがでしょうか。
5. 姿見は足元までチェックする
鏡に映るのは足元まで含めた全身です。ファッションの流れで一番大事なポイントは靴です。「ファッションは足元から」というのは本当で、靴から作るという本もあるほどです。
靴まで合わせた全身の状態を出かける前にチェックする習慣をつけましょう。靴と服の組み合わせが合うかどうかを見極めることが大切です。ご自宅を出る前に靴まで入れた全身の状態をチェックする習慣をつけると、コーディネートの完成度が上がります。
6. 自撮りをする
自分で自分を撮ることで、客観的に自分を見ることができます。表情が硬いとか、元気がないとか、自分で自分のことがわかります。鏡で見ているのと違って、自撮り写真や動画は客観的に映ります。
サイズ感や、自分に合っているのか、似合っているのかということが、自分をあたかも他人を見るような視点で見えるのが自撮りの良いところです。おしゃれな方は自撮りした写真をSNSにアップしていることが多いです。自撮りをする習慣を取り入れてみてはいかがでしょうか。
7. ボトムスを変える
コーディネートの印象を大きく左右するのがボトムスです。多くの男性はトップスばかりに気を使いがちですが、同じパンツばかり履いていては全体の印象が単調になってしまいます。
デニムだけでなく、チノパン、スラックス、カーゴパンツなど様々なタイプのボトムスを取り入れることで、同じトップスでも違った印象を作ることができます。色やシルエットのバリエーションを持つことで、コーディネートの幅が広がります。特に今はワイドシルエットのパンツがトレンドですので、細身のパンツだけでなく、少し太めのシルエットも取り入れてみると今っぽさが出ます。
8. 価値観を更新する
40代、50代と歳を重ねると、「この服装にはもうこれしかない」「このスタイルはもう決まっている」と固定観念を持ってしまうことがあります。しかし、毎年パンツのシルエットやスーツのシルエットはちょっとずつアップデートされています。
時代に合わせたファッションを意識してチェックしましょう。3年前、5年前のジャケットとは微妙に違います。ベーシックなクラシックアイテムであっても、ブランドはちょっとずつ変化させています。新しいものに対する価値観をアップデートさせることは、おしゃれでい続け、若々しくいるポイントです。
9. トレンドを意識する
クラシックとは対極にあるトレンドも意識しましょう。毎年特にレディースはトレンドが変わっていきます。ワイドパンツやダメージデニムなど、トレンドには背景があります。
例えば現在の加工物やダメージものの流行は、古着ブームに関連しています。トレンドを全部取り入れる必要はありませんが、トレンドを意識しておくだけで、自分の装いや振る舞いをアップデートできます。
10. サイズアウトしていないか常にチェックする
あなたの持っているスーツ、ジャケット、カジュアルは大丈夫ですか?サイズ感は毎年変化しています。カジュアルシャツは型紙が変わり、アームホールも大きくなって、肩線が落ちて、サイズ感も違ってきています。3年、5年たったときに、このサイズ大丈夫なのかというところをしっかり見直してください。
11. 時計などの小物をつける
ファッションが中級になってくると、今あるものに何かプラスすることが大切です。アクセサリーやブレスレット、バングルなどの小物を足すことで、余裕を感じさせることができます。プラスアルファのおしゃれをするという習慣を取り入れてみてください。
おまけ:脇汗ケア
おしゃれな人が絶対にやっているポイントとして、脇汗ケアがあります。どんなにファッショナブルでかっこよくても、臭いはダメージです。気になる時期は特にケアすることで、臭い問題が大幅に解決されます。
以上、おしゃれな人がやっている11の習慣についてお話しました。
ライター:松 甫 詳しいプロフィールはこちら>>
表参道の看板のないオーダーサロン 株式会社ボットーネ CEO。
自身もヘッド・スーツコンシェルジュとしてフィッティングやコーディネートを実施。
クライアントは上場企業経営者、政治家、プロスポーツ選手の方をはじめ、述べ2,000人以上。
2025年5月7日
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