GANZOのクラッチバッグ SACCHETTO2 (サケット2) ブラック
本日は、気まぐれに私物をご紹介させていただきます。
スーツスタイルやジャケットスタイルに合わせるバッグは、いろいろなタイプがあります。
例えば、重厚感のあるダレスバッグ。
私の憧れで、いつか手にしてみたいと思っています。
ですが、今回ご紹介するのはクラッチバッグです。
クラッチバッグは、たくさんの物を詰め込むには適していません。
ですが、独特のシンプルなフォルムで、持っているだけで洗練された印象になります。
私は基本的に荷物が少ないタイプですので、クラッチバッグの大きさはむしろ丁度良いのです。
本日はチャコールグレーのフランネルスーツに、ブラックのタートルネックを合わせました。
モノトーン、、、というかほぼ1トーンのコーディネートですね。
チーフはブラックベースですが指し色が入ったものをパフ&クラッシュで。
ファスナーではなく折り畳むことでコンパクトに持ち歩ける、”ガンゾ(GANZO)”のクラッチバッグ。
ガンゾは上質な皮を使い、日本の文化と技を知り尽くした職人の手による作品が魅力。
メイド・イン・ジャパンです!
SACCHETTO2 (サケット2) クラッチバッグ
ガンゾのシリーズの名前ですが、サケットとは紙袋からきているらしく、イタリア語で「sacchetto di carta=紙袋」の意味だそうです。
ソフトな感触の皮は、勿論エイジングを存分に楽しむことができます。
ちょっとした傷も、やがて良い味になっていきますので、ガンガン使いたくなりますね。
カラーは私が持っているブラック以外にもネイビーとブラウンがあるので、カジュアル使いにも持ってこいです。
私がこのバッグで気に入ったポイントは、2way仕様であること。
電車の中など、いざというときにさっと手首に通し両手をフリーにできる点は思っていた以上に便利でした。
他に所持しているクラッチバッグは両手で何かをする時には脇に抱えるしかなかったので落としてしまうこともありましたが、このクラッチならその心配は無用。
中身を詰め込みすぎてバッグの重量が重くなってしまうと、持ち手の部分は少し心もとないので入れすぎには注意が必要です。
クラッチバッグですので、できるだけスマートに持ち歩くことがポイントでしょうか。
ちなみにこの日の中身は、、、
・スマートフォン
・ワイヤレスイヤホン
・フレグランス(ウイスキーではありません笑)
・財布兼キーケース兼定期入れ
・本(新書)
・ミンティア
突然思い立ってこの記事を書いておりますので、ありのままのリアルな中身です。笑
普段必ず持ち運ぶものと言ったらこのくらいなので、この量でしたら綺麗に納まります。
↓こんな感じです。
実際に使用してみての感想ですが、、、
・慣れてしまえば、容量の少なさは意外と気にならない
もともと荷物は少ないタイプの私ですが、更に余計なものは持ち歩かなくなりました。
容量が足りるかそうかは人それぞれだと思いますが、必要最低限でOK!という考え方の人には本当にぴったりです。
むしろ、バッグに合わせて持ち物を考えるようにまでなりました。笑
書類やタブレットは確実に入りませんので、ビジネス用のブリーフケースとプライベート用のクラッチバッグと言った具合に使い分けるのもおすすめ。
(Lサイズであればもう少し大きくなりますが、タブレットは厳しいような気がします)
・革の質感がどんどん良くなる
「時が経つほどに、そして使い込むほどに、持つ人の個性と共にエイジングを重ね、やがて唯一無二の逸品となる。」
ガンゾのコンセプトです。
コンセプト通り、革の質感が非常に良く、しっかりお手入れをして艶を出すこともできます。
使い込んでいくにごとに自分色に染まっていくような感覚です。
ボットーネのお客様でも、このクラッチバッグをお持ちの方が数名いらっしゃいましたが、皆様使い込んで素敵なエイジングがされておりました。
育てがいのあるバッグは、愛着がわいていくものですよね。
・ブランドロゴが控えめなのが良い!
一目でブランドが分かるようなものではなく、GANZOのマークが控えめで、外からではブランドがほとんど分からないこともお気に入りポイントのひとつです。
「遠目には無地、でも近付いてみてみると…」そんな控えめな柄のスーツも好きなので、好みはバッグでも揺らぎません。
ブランドロゴが目立つものが苦手な方は意外と多いようですので、その辺日本人の心をつかんでいるガンゾは、さすがメイド・イン・ジャパンといったところ。
ということで、単なる私物のご紹介でしたが、最後まで読んでいただいただきありがとうございます。
以前のブログで、ラザフォートのクラッチバッグもご紹介させていただきましたが、また違った特徴のあるガンゾのSACCHETTO2 クラッチバッグでした。
ライター:nakanomaru一度は大手IT企業へと入社。その後、心の声に従い上京しボットーネに。
人生で情熱を注げることは2つ、1つはサッカー、もう1つはスーツ。
何事もコツコツ、地道に基礎を固め着実に行う動作の安心感の高さはクライアントからの評価も高い。
2019年12月5日
ファッションアイテム | バッグ
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