いよいよか、2人の表情がこわばった。最近のスーツスタイルと出来事ありのまま

オーダーサロン ボットーネがお届けするビジネススーツ&フォーマル通信。
最近は何を着ていたか?とメモ代わりに残しているスーツスタイル備忘録。
週末ということでたくさんの方がサロンに。
日曜は朝からアルスターコートの打ち合わせ。なんと昨日ちょうどアルスターコートの講義を受けてきたので、あまりにもタイムリーで驚く。
今日はホワイトハウスコックスのブリーフケースはブライドルレザーのバッグ。

まだブルームが残るバッグ。エイジングが楽しみである。
最近はよく大峽製鞄のザ・ダレスというダレスバッグ(サンタクローチェ・ソフト)を持ち歩いていたため、驚くほどの軽さに驚き、ブライドルレザーの堅牢さをふと実感した。
サンタクローチェの革はとにかく傷つきやすい。でも水拭きや乾拭きをするだけで傷が消えていく不思議な革ではあるのだが、反対にブライドルレザーは傷に強く硬い。

パープルのシャツにパープルのタイ。

土曜はピンホールのシャツで銀座の講義へ。
この日のテーマはアルスターコート。
こちらについては現在執筆中なのだが、驚くほどの歴史があるアルスターコート。
そして土曜は妻の誕生日だったので、銀座からサロンの帰りに南青山のアイロニーにすっと寄って、花束を購入。
アイロニーは、南青山と神戸の芦屋、そしてパリにお店があるお花屋さん。
このビルの2階に見えるのがそう。

階段を登ると、奥にガラスのドアが。


イメージを伝えてコーディネートしていただいた花束、色もボリューム感も絶妙。
アイロニー
https://www.illony.com/

金曜はポロコートを着て、持っているジャガールクルト(時計)の修理に出かける。

私のジャガールクルトの、竜頭が取れてしまうというハプニング。
1940年代のもので、ずっと使用していて取れてしまったというハッとする出来事。

そこで購入したアンティーク時計店に行き修理の依頼をしつつ、置いてあった時計の撮影許可をいただき、いろいろと面白い時計を見せていただいた。
こちらは近日ブログで公開します。

水曜はネイビーのスーツで控え室に入る。
あと15分くらいです、と告げられる。既に40分待っているのだが、日常茶飯事。
いよいよか、弊社のアシストしてくれている2人の表情がこわばった。
関係者の方ともご挨拶をして、いよいよ、その人が?と思ったら、マネージャーからアシスタントは外して欲しい、ピン打てる人一人でお願いしたい、と言われた。
彼らは外に出ると、間髪入れずにすぐにその方が入っていらしたかと思うと、3人くらいが同時にシャツや靴をセットしてまたたく間に準備完了。

テレビとは随分印象が違う、と思いながら、ピンを打ちたいのだが、安全ピンでないとダメなのだ、万が一にも刺さらないように。
シルエットをチェックする、実際の動きも。
手際よく仮縫いは終わり、その方とマネージャーや関係者の方が去った控え室で、手に持ったハンカチがびっしょりだと気付いた。
いわゆる大物芸能人のお仕事は久しぶりであった、ここで改めて自分自身を過信することなく、謙虚に仕事せねば明日はないなと実感。プロはその瞬間瞬間が勝負であり、2度はないだ。

月曜はチェスターフィールドコートとハット。
レザーを探すついでに、万双という上野にあるバッグのお店を見に行ってきた。
アメ横の、とんでもない立地に、小さなお店があるのだが、ダレスバッグは作りの良さと軽さ、価格もお手頃で完売。
飾ってあったのはサンプルではなく、お客様が置いといていいよ、と置いているものだそうで、限定のボルドーが登場していてまたしてもバッグが欲しくなった・・・。

フランネルのスリーピーススーツに、アニオナのストールで防寒。
こうしてあっという間に1週間が過ぎ、また月曜が始まるのであった。
明日はいただいたオーダーの設計のチェック、素材の打ち合わせや大手外資系企業のマネジャーY氏のスーツご納品とスケジュールもいっぱい。
ということで、週明けは心が弾むスーツスタイルで出社しようか?
さて、明日は何着よう?
ライター:松 甫 詳しいプロフィールはこちら>>
表参道の看板のないオーダーサロン 株式会社ボットーネ CEO。
自身もヘッド・スーツコンシェルジュとしてフィッティングやコーディネートを実施。
クライアントは上場企業経営者、政治家、プロスポーツ選手の方をはじめ、述べ2,000人以上。
2017年11月26日
イベント | ボットーネの日々
タグ:スーツ, スーツ小物, 仕事, コーディネイト, 着こなし
おすすめ記事
スニーカーはイギリスでは通じない?ファッション用語の面白さスニーカーにスーツを合わせる。 スポーツミックススタイルはここ数年のトレンドだ。 と…
服は第二の皮膚服は第二の皮膚とはよくいったものだ。 第一の皮膚は、生まれ持った皮膚。 これは持っ…
タキシードはなぜディナージャケットと呼ばれるのか?燕尾服から変わったカウズ島での食事の話エドワード7世が仕立てたスモーキングジャケット 1860年、英国皇太子(エドワード7…
プレゼン スーツにコート 外資系企業の方からのご依頼とブレグジットとオーダーサロン ボットーネの松 甫(まつ はじめ)です。 米国に拠点を置く世界最大規…
タキシードと燕尾服のパンツのライン(側章)違いの意味は?何事も、目的地よりも1本で行けるのか、乗り換えて2本なのか?で心理的な距離は変わって…
スーツ選びに知っておきたい!なぜスーツのポケットがななめになっているのか?スラントポケットとハッキングジャケットスラントポケットという言葉はご存知だろうか? 別名、ハッキングポケットとも呼ぶ。 ス…
フォックスブラザーズのフランネル スーツ!生地の歴史をダグラス・コルドー氏トークショーでお伺いしたモノ作りに敬意を!ダグラスコルド氏 これまでずっとファッション業界に関わってきたとい…
スーツの起源はどこの国のどんな服?ラウンジスーツ・ラウンジコートの歴史を追う■1864年の英国皇太子の装い アレクサンドラ姫に長男が生まれました、その弟は後のジ…
オーダースーツのユニークな裏地をご紹介さて、その他ユニークな裏地はいろいろあるのでご紹介します。 スーツというと西洋が起源…
スーツの流行2018 オーダースーツのゆったりとした着こなしにはワンタック?ツータック?まず、このスーツの全体的なシルエットはこんな感じ。 スーツスタイルは、何年もタイトな…
























生地の目付(めつけ)って何だろう?
ダレスバッグのおすすめブランド イギリス製と日本製 名前の由来はジョンフォスターダレス氏
スーツのエチケット
チェスターからトレンチまでコート選び 種類や特徴を解説
心斎橋リフォーム 口コミで評判の洋服お直しの実態は?丸ノ内店に潜入













