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明日は何着よう?松はじめのスーツの着こなし術

サイズは最も重要ということに気づいてくれたのかしら?

ラルフのシャツ

息子5歳、ラルフローレンのニットベストに、ラルフローレンのボタンダウンシャツ。
この日はラルフのチノパンでラルフづくし。

アクセントとして生きる時計は、妖怪ウォッチをチョイス。
ラルフのプレッピーな雰囲気にビッグフェイスの時計を合わせるという離れ技もさることながら、自然と目がいってしまうのが、手に持っているDX妖怪ブラスター。もしこれが黒のピストルだと、やり過ぎ感が全面に出てしまうところ、うまく仕上げている。

knit:POLO RALPH LAUREN
shirt:POLO RALPH LAUREN
trousers:POLO RALPH LAUREN
watches:Yokai watch
gun:DX-Yokai cluster

 

ところで、ラルフといえば以前在籍していた当時アルバイトクルーだった子が、こんなことを言っていた。
《ずっと靴下は、馬のマークが書いてあるものだと思っていました。》

どういうことかというと、なかなか良いご家庭で育ったようで、幼少期から常にラルフローレンのソックスを履いていたのだった。
すると、それがスタンダードだと何の疑いもなく育った、いわばファッション英才教育といえるかも。

息子や娘の服装は大切だけど、大変だ。
何が大変かというと、おそらく私が洋服の仕事に従事しているから、一般的なご家庭と少し違うのだろう。

まずは、誠に勝手なエゴだが、こういう服装をしたら素敵だろう、と想像する。
そうして、親バカなのは、それを買う。

キッズの服

それを着てほうら、素敵じゃないか!と言いたいのだが、そう簡単にはいかない。

嫌だ、という。

好み軸が出てくるのだ。
自我とは不思議なもので、リボンが好きだとか、ピンクが私らしいとか、そういうのはきっと幼少期に刷り込まれるのだ。

男だから青、本能的なものもあって乗り物柄が好き。
大きな動く獲物を得たい、これはデッカいマンモスを倒し、家族に運ぶ男の本能ではないか。

それはともかく、ラルフローレンのアクアブルーのギンガムチェックのボタンダウンシャツは、何かが彼の心を打たなかったらしい。

以前の、ブルーのロンドンストライプのシャツは難なく着てくれるのに。
さては、学校で女の子に褒められたからか。

個人的には娘に買った某メゾンブランドのカーディガンが、着せると抜ぎ、やだ!と言われたことが若干のショックだった。

ここが切り返しになっていて可愛いよ!などと彼女には訳のわからない大人の言い分をぶつけるも、虚しく脱ぎ捨てられる。

何度トライしてもダメ。

最近、彼には大きくなることを見越して、半歩大きめサイズのポールスミスのシャツを買った。

が、だめ。
なぜか?

サイズが大きいでしょう!と5歳。

そ、そこは、ごもっともだ。
サイズは最も重要ということに気づいてくれたのかしら?

ということで、子供の時から服のサイズの重要性は伝えていこうか。

さて、明日は何着よう?

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松 甫ライター:松 甫 詳しいプロフィールはこちら>> Twitter Facebook 表参道の看板のないオーダーサロン 株式会社ボットーネ CEO。
自身もヘッド・スーツコンシェルジュとしてフィッティングやコーディネートを実施。
クライアントは上場企業経営者、政治家、プロスポーツ選手の方をはじめ、述べ2,000人以上。

2017年9月24日
ライフスタイル | コラム
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