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帽子の保管方法やハット・お手入れやケアのポイント解説

こんにちは、松はじめです。今回は帽子専門ECサイトを運営する株式会社ソキュアスの川近社長から教わった、帽子の保管方法とメンテナンスについてお話しします。帽子好きの方なら誰もが悩む「どうやって保管すればいいの?」という疑問に、プロの視点からお答えしていきます。

 

この記事の目次

長期保管の落とし穴

帽子を長期間保管する際、意外と多くの方が直面する問題があります。それは虫食いと型崩れです。大切な帽子が知らない間に虫に食われてしまったり、せっかくの形が崩れてしまったりすることは、帽子愛好家にとって大きな痛手ですよね。

帽子というアイテムは、どうしても場所を取ります。かといって、そのまま部屋に出しっぱなしにしておくわけにもいきません。だからこそ、正しい保管方法を知っておくことが重要なのです。

理想的な保管方法は箱に入れること

最も理想的な保管方法は、購入時についてくる箱に入れることです。ピアドーネのウェブサイトで帽子を購入すると箱がついてきますし、追加で購入することも可能です。

箱はそれなりに場所を取りますが、帽子の形を保ち、虫やホコリから守るという点では最高の保管方法といえます。ただし、箱に入れる前の準備が何より重要になってきます。

保管前の必須メンテナンス

ブラッシングで汚れを落とす

帽子は頭に直接触れるものですから、見えないところで皮脂汚れやホコリ、チリなどがついています。保管前には必ずブラッシングをして、これらの汚れをしっかり払い落としましょう。部屋のホコリも意外と付着しているものです。

内側の汚れもしっかりケア

帽子の内側は頭皮に直接触れる部分なので、特に念入りにお手入れが必要です。水で濡らして固く絞った布で、叩くように優しく汚れを拭き取ってください。

仕上げにフィトンチッド溶液のスプレーを使うと効果的です。このスプレーは有機系の匂いを分解して完全に消臭してくれるので、皮脂汚れをクリーンにするのに最適です。

プロのクリーニングも選択肢に

本当に大切な帽子については、メタモルフォーシア社のような帽子専門のクリーニング店に依頼するのも一つの方法です。こうした専門店では、リボンを全て外してジャブジャブ洗い、スチームを当てて型入れをし直し、リボンをつけて戻してくれます。仕上がりは本当にピカピカです。

毎年やる必要があるかどうかは別として、しっかりとお手入れをすれば帽子は長持ちします。

箱への収納時の注意点

汚れを落とした後、いよいよ箱に収納します。その際、必ず防虫剤と湿気取りを一緒に入れてください。特に虫対策は重要です。防虫剤は多めに入れても問題ありませんので、しっかり入れましょう。

ここで重要なポイントがあります。帽子をビニール袋に入れて密封しないでください。空気の流れがあった方が、湿気がこもらず良い状態を保てます。

ハンガーにかけて保管する方法

箱以外の保管方法として、ハンガーにかけておく方法もあります。この方法だと虫はつきにくいのですが、型崩れには注意が必要です。

フェルトハットは意外と柔らかいので、一箇所に圧がかかるような形でハンガーにかけておくと、そこから型崩れを起こしてしまいます。また、つばがスナップになっているタイプの場合、ハンガーの部分が当たってつばの形が変わってしまうこともあります。

型崩れを防ぐ工夫

ハンガーにかけて保管する場合は、中に丸めた新聞紙や普通の雑紙を入れて、圧が分散するようにしましょう。これで型崩れをかなり防ぐことができます。

ただし、そのまま放置するとホコリが積もりますので、被る前にはしっかりとホコリを落としてからお出かけください。

省スペースな保管アイデア

箱が場所を取って困るという方には、厚紙で円形の筒を作る方法もあります。これをホッチキスで留めて輪っかを作り、帽子のクラウン部分を逆さにして入れて保管します。

この方法だと型崩れを起こしにくく、何個か重ねることもできるので省スペースです。上から不織布をかけておけば、ホコリも防げます。

帽子好きの方は何十個も持っていることがありますから、こうした工夫は必要不可欠ですね。

型崩れは直せる

帽子をしっかり綺麗にして保管すれば、生地そのものは傷みません。そして、ある程度の型崩れならスチームを当てることで戻すことができます。

帽子にはソフトとハードがあり、オープンクラウンと呼ばれるタイプは糊付けがあまりされていません。一方、形が決まっているタイプは糊付けされて形を保持しています。

家庭用のアイロンのスチームでも十分です。気になる部分にスチームを当てて指で整え、冷まして糊を固めれば、意外と元に戻ります。ひどくなければ、自分でメンテナンスできるのです。

絶対に避けたいダメージ

ただし、どうにもならないダメージもあります。それが虫食いです。虫食いは本当にどうしようもありません。

また、ホコリが残ったまま雨に当たってまだら模様になってしまった場合も、修復は困難です。こうしたダメージを防ぐためにも、日頃のメンテナンスが大切なのです。

まとめ

帽子の保管は、洋服と同じように丁寧に行うべきです。帽子は天然素材でできていますし、頭に直接被るものですから意外と汚れています。男性の汗も気になるところです。

適切な保管とメンテナンスを行えば、大切な帽子を長く愛用することができます。箱での保管、防虫剤と湿気取りの使用、そして保管前のしっかりしたお手入れ。これらを実践して、お気に入りの帽子を大切に守っていきましょう。

今回ご紹介した方法を参考に、皆さんも帽子の保管を見直してみてはいかがでしょうか。帽子は生き物のように丁寧に扱えば、きっと長く良い状態を保ってくれるはずです。

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松 甫ライター:松 甫 詳しいプロフィールはこちら>> Twitter Facebook 表参道の看板のないオーダーサロン 株式会社ボットーネ CEO。
自身もヘッド・スーツコンシェルジュとしてフィッティングやコーディネートを実施。
クライアントは上場企業経営者、政治家、プロスポーツ選手の方をはじめ、述べ2,000人以上。

2025年12月6日
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