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それでもフランス人女性はラーメンをすすらなかった

原宿 ラーメン アフリ
オーダーサロン ボットーネの松 甫(まつ はじめ)です。

土曜、日曜、そして今日月曜は祝日。
サロンは土曜日曜が予約でいっぱいになり、台風にも関わらずみなさまお時間通りお越しいただいたおかげで充実した打ち合わせができた。祝日の今日もたくさんの方からオーダーをいただいた。
そして、なぜか明日平日ながら火曜もほぼ満席だ。

満席といえば原宿のラーメン店 AFURIである。
表参道・原宿には洒落た店が多い。
カフェ、イタリアン、フレンチ、そしてパンケーキで溢れているが、意外にもラーメン店が少ない。
ここ、AFURI 原宿 (阿夫利 あふり)はそんな同エリアにありながら、なかなかの混雑店で、外国人のお客様も多い。

そして、隣になったフランス人女性たち。
私は好奇心を抑えられなかった。
果たして、彼女たちはラーメンをズルズルっと食べるのか?

AFURI 原宿
原宿駅から数分、表参道・原宿エリアでラーメン

ところでAFURIの店名、なんだか変わった名前だなと思ったら、神奈川県の大山に由来しているらしい。
大山といえば阿夫利神社(あふりじんじゃ)が有名だけど、その阿夫利(あふり)だって。

とうことで特徴は、大山・天然水仕込みの黄金スープ。

何度か、大山阿夫利神社まで行ったことがある。
大山ケーブルカーに乗って、下車してから少し登ると大山阿夫利神社はあるのだが、ケーブルカーに乗るまでのここは昭和初期か!とタイムスリップしたようなレトロな商店街。

阿夫利神社まで続く山登りの参道は、コマがアイコンになっていて、名は《こま参道》という。
参道の脇には古い作りだがなぜか入りたくなる旅館、必要性はないけどついつい買ってしまうお土産屋さんなど様々なお店が並んでいて、歩いているだけで情緒があって楽しい。
とはいえ、さすがに山に向かっておりずっと石段が続く。

 
 
大山阿夫利神社へ 

最初は、5年前。
抱っこ紐で息子をかかえて行った。

大山 阿夫利神社
なぜ行った、、ベビー連れて、、。
行きたかった、パワースポットだと思って。

 

こうして翌年、またしても無謀にもうちのベビー、そのときは2歳を連れて行った。
今度はやっぱ寝たらベビーカーに限る。と小型ベビーカーを持ってきたことを後悔したのは言うまでもない。
山の石段、一体どうするつもりだったのか、計画性0である。

大山 阿夫利神社

 
そんな2歳、
突然、歩く!と意思表示した。

歩きたい年頃なのだ。

石段を歩き始めたのは良いが、大人でもなかなか骨の折れる段差のある石段、一生懸命に手と足を全力で使いながらゆっくり登り出して、危なっかしくてかえってドキドキした。そしてすぐに息が切れた。

 
もうだめ。
少し引き返して、ある食事処に入る。心地の良い山の風が店内に流れていて、そこで食事をして、ベビーカーをしばし預かってくれないかと交渉したところ、あっさりOKをいただいた。
よかった〜。
 
まあ、この石段にベビーカー?と見兼ねたのだろう。
こういった山は、元々修行をするための神聖な場所なのだろう、私もある意味でベビーカーと2歳を抱え石段を登る修行といえば、修行なのだ。そう言い聞かせ、汗は滴り落ちた。

阿夫利神社
修行ではなく、秋の行楽に、大山・阿夫利神社もぜひ行ってみてほしい。

 
外国人と日本人でいっぱいの店内 隣にはフランス人女性2人

この日、ラーメン店、阿夫利 原宿の店内は外国人観光客の姿が半分だった。
アジアの方、ヨーロッパの方、15時に訪問したが店内は満席。

阿夫利 ラーメン
鶏油の 量から選べる。

店内は全席カウンター席で、オープンキッチンとなっている。
私の右隣にはフランス人女性、二人。
少しすると最初に右の女性にラーメンは提供され、次に左の女性に提供された。

おにぎり 女性
そういえばラーメンをはじめうどんなどの麺類がアメリカにも進出しているが、フランスではさらに《おにぎり》が1個300円近くで販売され、人気なのだとか。

ポケモン フランス

4年前、仕事でシャルルドコール空港を降りてパリに行った。
帰国前日の日曜、私はまだ時差ボケだったようでやけに早起きをして、パリの街を散歩した。
が、パリの日曜はあまり店が開いていないというのは確かだった。

突然こちらに向かって歩いてきた40歳くらいの男性は私の前で立ち止まって、地面を指差した。
え?と指先を見ると男性は何かと拾って、それを私の指につけた。
指輪??

落ちてたわけはない。
その後手にチュッとキスをされ、慌てふためいた私に、何か食べない?と言った。
ぎょえー、さすが海外、日本人なめられてんなぁ。と思いつつ、《すみません、私行かなくてはいけないのです、なぜならば・・・》と日本語で話していたら諦めたようだった。

そうして少し歩くと、なんだ?この行列は!
表参道で行列になっていてもパンケーキだろう、と素通りするところ、パリの行列。
日曜の朝、パリ、行列!これは何かある。

と列の先を辿ったら、、

ポケモン・センターじゃん!

ポケットモンスターに行列ができていた。
そんなわけで先日フランス・パリから逆輸入されたという餃子バーに行ったけれど、海を超えて日本の食文化が流行っているらしい。

 
ラーメン到着!果たしてフランス人女性はラーメンをすするのか?

阿夫利 ラーメン

・・・話をラーメン店に戻します。
そうこうフランスのことを回想していたところ、どのくらいの時間が経過したのかわからないが、おそらく数分で私のところに届けられた。
ラーメンはやや固めの麺、炙られたチャーシュー、ゆず風味が程よく効いた、柚子醤油ラーメン。
早速一口食べる、今までにないゆずの風味がふわっと広がるのが感じられた。でもなるほど、後味はしっかり。

 
美味しい!
夢中になって食べていると、あれ?

横から、そういえばあの麺類をすする時に聞こえるズルズルという音が聞こえてこない、ということに気づく。

 
 
やはりフランス人、ズルズルしないのか。
麺類は音を立てて食べるなんてデリカシーのない行為はできない!ということなのか?
そうだろう、そうに違いない!
見たい、一体どうやって食べているの?あぁ気になる。
そう思ってほんのわずか、ちらっと横目で見る。
すると、、、

 
まずはスープを堪能しましょうかしら

スープ ラーメン 

左側の女性は大きなレンゲで大山天然水仕込みのスープをすくった。
次の瞬間、ゆっくりと会話をして、まだスープには口をつけず。
シャンパンこそないが、ちょっと女子トークをして、その後にレンゲで音を立てずにスープを楽しんでいるではないか!

 
一口、また一口、しばらくはずっとスープのみを味わっている。
丼の、スープがどんどんと吸い上げられていく。

私はとてつもない危機感を覚えた。
麺が露わになってきているのが横目に見てもわかる。

このままでは、このままではスープと麺のバランスが取れませんよ!と今にも声が出そうになったが、フランス語もわからないし見ず知らずの日本人に、スープと麺を食すバランスを指摘されるのも奇異に映るだろうから、やめておいた。

もしかして、麺があまりにも食べづらく、スープを食して終わりにしようとでも思ったのだろうか。
それとも、やはりまず前座はスープを、奥から手前にこうレンゲを動かして。味わってその後にメインでしょうということか。

 
ご友人様はジャパニーズ・箸を手にした!
フランスのカフェ
 

 

もう一人の、右のフランス人女性はどうだろう?
私は気づかれないように顔はラーメンに固定したまま、さらに黒目だけを横にスライドさせた。

なんと、友達の方は箸で麺にチャレンジしているではないか!

麺を箸でとった!

Oh,なんと箸使えるんですね、本当に素晴らしい!

それを、どうする?

あ、日本人がパスタをスプーンで食べるようにレンゲにとった!

なるほど、それから口に入れ食べるのか!

ズルズルっといくのか?
いくのか?
いく?いかない!
いきそう、でいかない。

むしゃむしゃ、パクパクという感じで音を立てずにお召し上がりになっていらっしゃる。

 
ジャパニーズ・美女はラーメンをすすっていた
ラーメンをすする日本人女性

そうこうしていると、一人でお店に来た私はパッとすぐに食べ終わった。
フランスの彼女たちの15時のラーメンランチ、まだ半分も食べていなかったようだった。

 
スッとその後にのれんをくぐって入ってきた日本人女性は、スラリとモデルのようにスタイルの良い、品の良いセミロングヘアー。
慣れた手つきで食券を買い、カウンターでこれまた品の良い男性と一緒に座る。

ラーメンが届いて、日本人の彼女は美しい所作で麺を箸で取った。
その後ズルズルっ、ズルズルっと食していた。
その様子を見て、文化の違いとはなんぞやとふと思ったのだった。

 
 
 
 
麺類ズルズル問題は、伊丹十三さんの著書の中で説明されていて、イタリアで恥を欠く日本人の話が出てきたのを思い出した。

 
食べ方だけでも随分と違いのある文化。
食べ物は手づかみでしょう!という国だってある。
同じように、洋服に関しても和服と洋服とでは随分違う。
平面裁断、立体裁断、考え方がまるっきり違う。
日本人に似合う和服、西洋人に似合う洋服、それはそういう風にそもそもが設計されているのだ。

だけど、洋服、洋の服。
ラーメンをナイフで食べる光景は違和感があるだろう。
ネクタイなし、半袖シャツ、ジャケットなし、これも違和感があるのだ。

彼女たちは日本人がズルズルっとラーメンを食べることにビックリしたのと同じく、半袖ビジネスマンを見てビックリしたのではなかろうか?

ということで、クールビズのシャツは、もし可能ながら長袖にしてみようか。

さて、明日は何着よう? 

 
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松 甫松 甫 記事一覧はこちら>>表参道の看板のないオーダーサロン 株式会社ボットーネ CEO。
自身もヘッド・スーツコンシェルジュとしてフィッティングやコーディネートを実施。
クライアントは上場企業経営者、政治家、プロスポーツ選手の方をはじめ、述べ2,000人以上。

2017年9月18日
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