冬も春も夏も…フォックスブラザーズ
2月は冬物の最終ご納品が続き、
12月頃にオーダーいただいたポロコートやダブル・チェスターフィールドコートの
ご納品の際にお写真を撮らせていただきました。

身長も高く、驚くほど体格の良いJ様。
結婚式用のタキシードをオーダーいただいたことからご縁が始まり、その後ビジネス用のスーツを数着お仕立てさせていただきました。
今回初のコートのオーダーでしたが、生地・デザインの決定まで含めていつも即決のJ様は迷うことなく、英国ハダースフィールド社のキャメルカラー(フランネル)生地をお選びいただきました。
肩幅に合わせるようにラペル幅を大きく設計し、ウエストは程よいシェイプを効かせています。
もちろんスーツの上からご着用いただいても窮屈感はございません。
スーツ → コートの順にオーダーをいただくと、コートもより理想的なフィッティングにつなげることができます。


着丈はやや短くスポーティに。
生地自体はジャケットにも使えるような薄手のフランネルなので、3月でもちょうどいいのではないでしょうか?
来年は『ジャケットにも使える薄手の生地』を用いた軽く羽織れるコートの需要がさらに高まってくると思います。
私もお仕立てさせていただいて、「これはいいな!」と確信が持てました。
ハンガーにかかっている状態では「ちょっと大きすぎたかな…」と若干不安な面もあったのですが笑、お召しいただいたらばっちりでした。
やはりオーダーは、その人が着て初めて本当の魅力を発揮するのですね。

こちらは、英国フォックスブラザーズのフランネル生地で、ポロコートをオーダーいただいたW様。
フォックスブラザーズというと、ずっしり重厚なフランネルだと思われるかもしれませんが、こちらの生地はどちらかというとスーツ用の重さです。
(とはいっても普通の感覚ではスーツにはちょっと分厚すぎます笑)
W様は打ち合わせ当時、この生地と、もう1トーン暗いネイビーの生地の2択で迷われておりましたが・・・この生地にして大正解ではないでしょうか!?
本当にかっこいい!この言葉しかございません。


背面の仕様がいいですねポロコートは。
ウールのフランネル(メルトン)は簡単に言うと硬い生地なのですが、背面がこの仕様だと動きがあってとても良い雰囲気になります。
そしてアクションプリーツもついているので単純に動きやすいのもメリット。
スタンダードではありませんが、正面はチェスターコート背面はポロコートといった具合に合わせ技もできますので、コートとはいってもオーダーのバリエーションは豊富にあります。

本日のスーツとも相性抜群です!
フォックスブラザーズのフランネルのような素晴らしい生地で洋服を仕立てられるのは、洋服屋冥利に尽きます。
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フランネルで有名なフォックスブラザーズですが、もちろん春夏向けの生地もございます。
英国らしく、堅実でタフな生地はビジネススーツとして力を発揮してくれること間違いなしです。

フォックス・エアーといって、丈夫で通気性の良い生地。
フレスコ、という生地はご存知でしょうか?
日本ではポーラと言われることもあります。
フレスコやポーラとは、2本の強撚糸を撚り合わせて1本の糸にした「2PLY(プライ)」という糸や、2PLYにさらに1本加えた「3PLY」という糸で織られた生地のことを指します。
糸を重ねているため生地として織りあげた時に空間が生まれ、それにより通気性が確保されています。
真夏はさすがに暑いですが、春から秋にかけて非常に重宝しますよ!

生活様式が変わり、リモートワークが中心で、出社するのは週に1・2回という方も増えていると思います。
「出社するときくらい、ちゃんとした服を着よう」
毎日楽な服を着ていると、外に出るとき、お客様に合うときも同じような感覚で適当に選んでいませんか?
人前にできるときくらいスーツを着たい・・・そう思わせてくれるような、夏用スーツです。
ライター:nakanomaru一度は大手IT企業へと入社。5年勤務ののち、心の声に従い上京しボットーネに。
人生で情熱を注げることは2つ、1つはサッカー、もう1つはスーツ。
何事もコツコツ、地道に基礎を固め着実に行う動作の安心感の高さはクライアントからの評価も高い。
2022年2月21日
オーダースーツ | オーダースーツの生地
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