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【2025年秋冬】カシミア生地で仕立てる至高のコート – ボットーネが厳選する極上素材

まだまだ暑い日が続きますが、少しずつ秋冬の準備が進むこの時期は、ボットーネで年間を通して最もコートのご注文をいただきます。

寒くなってからではなく、まだ夏のうちに仕込んでおく方が非常に多く、出足が早い分豊富な生地の中からお好みに合わせてえらぶことができます。

おすすめのカシミア生地

毎年のように思い返すのは「本当に良いコートとは何か」という問いです。

数多くのお客様とお話しをさせていただく中で、やはり行き着くのはカシミアという素材の魅力。

一度その温もりと上品さを知ってしまうと、もう他の素材では満足できなくなってしまう、そんな魔力を持った繊維です。

今回は、ボットーネが自信を持ってご提案する、厳選されたカシミア生地についてお話しさせていただきます。

それぞれに異なる個性を持つ3つのメーカーの生地を通して、きっとあなたにとって理想的な一着のヒントが見つかることでしょう。

イタリアの名門:Loro Piana(ロロ・ピアーナ)のカシミア生地

「最高のカシミアとは何か」を語る際に、必ずと言っていいほど名前が挙がるのがLoro Piana(ロロ・ピアーナ)です。

1924年に創業されたこのイタリアの名門は、世界最高峰の天然繊維を扱うメーカーとして、業界内でも別格の存在感を放っています。

ロロピアーナのカシミア100%のコート生地は、まさに一目見てそのオーラに圧倒される、そんな魅力を持っています。

良いカシミアを見分ける一つの基準として、魚の鱗のような光沢感があるかどうかでクオリティの高いカシミアかどうかが分かります。

これは繊維の細さと均一性が生み出す独特の輝きです。

リーズナブルなカシミアがウールの延長線上にあるような光沢感であることに対して、優れたカシミアは確かに鱗のような、深みのある光沢を放ちます。

ロロピアーナの生地に手を触れた瞬間、その違いは歴然として感じられます。

繊維一本一本が絹のように滑らかで、手のひらに吸い付くような質感。

そして何より、その軽やかさには驚かれることでしょう。厚みがあるにも関わらず、まるで羽毛のような軽さを実現しているのです。

カラー展開においては、スタンダードなブラック・ネイビー・グレーはもちろんのこと、ラグジュアリーな雰囲気漂うキャメルカラーなど、どれも洗練された大人の男性にふさわしい色味が揃っています。

特にキャメルカラーは、クラシックなスタイルを愛する紳士の間では「憧れ」とも言われる色です。

ただし、これらの人気色は入荷してもすぐになくなってしまうことが多く、「あの時に決断しておけば良かった」というお客様のお声をよく耳にします。

良いものとの出会いは、まさに一期一会なのだと改めて感じる瞬間です。

実力派の隠れた名門:Luigi Colombo(ルイジ・コロンボ)のカシミア生地

ロロピアーナと並んでカシミアが有名な生地メーカーの一つに、Luigi Colombo(ルイジ・コロンボ)があります。

1922年に創業されたこのイタリアの老舗は、セレクトショップで展開されているようなコートにもよく使われており、名前だけは聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。

しかし実際に生地を手に取ってみると、その品質の高さに改めて驚かされます。

毛並みが美しく、光沢感も含めカシミアらしさが溢れているコロンボのコート生地は、数年前に初めて仕入れて以降、何度もお客様にお仕立てさせていただいております。

完成したコートをお納めする度に、お客様から「期待以上の仕上がり」というお言葉をいただくことが多く、私たちとしても非常に満足度の高い素材だと確信しています。

コロンボの最大の特徴は、そのカラー展開の豊富さにあります。

特にブラウン系からベージュ系の、ラグジュアリーな雰囲気の色味が多くあることは、他のメーカーにはない大きな魅力です。

ネイビーやブラック、グレー、そして一般的なベージュなどの定番色はどこのメーカーにもありますが、コロンボには他では見つけることの難しい絶妙な色合いが揃っています。

例えば、グレーとベージュの中間のような「グレージュ」、深みのある「モカブラウン」、温かみのある「チョコレートブラウン」など、まさに大人の男性の品格を表現するにふさわしい色彩が豊富に用意されているのです。

このような微妙な色合いのカシミア生地が揃っているメーカーは、実はそれほど多くありません。

私自身、このブラウン系の生地群に初めて出会った時は、まさに一目惚れでした。

陽の光の下で見る色合いと、室内の照明の下で見る表情の違い、そして着用者の肌色との相性によって見せる表情の豊かさ。

これらの要素が絶妙に組み合わさって、唯一無二の魅力を放っています。

コロンボの生地で仕立てるコートは、チェスターフィールドコート、ベルテッドコート、ポロコート、どのスタイルを選択されても、間違いなく最高の一着に仕上がります。

特に、クラシックなスタイルを好まれる方には、その上品で落ち着いた風合いが非常によく似合うのです。

コストパフォーマンスに優れた選択:MTRのカシミア・ウールカシミア生地

一方で、「カシミアの良さは理解できるが、もう少し気軽に楽しみたい」というお客様のお声にお応えするのが、近年人気の高まっているMTRというメーカーの生地です。

このメーカーは、コストパフォーマンスに優れた素材を提供することで知られており、初めてカシミアコートを検討される方には特におすすめできる選択肢です。

MTRのカシミア生地は、確かに上記2つのメーカーと比較すると、光沢感やトロみ、毛並みの質感では一歩譲る部分があります。

しかし、その分カシミア100%であっても使い勝手は格段に向上すると考えています。

これは決して品質が劣るという意味ではなく、むしろ実用性を重視した設計思想の違いなのです。

日常的にカシミアコートを着用したいという方にとって、神経質になりすぎることなく、自然体で楽しめるというのは大きなメリットです。当然カシミアらしい質感と温かさを保ちながらも、「特別な日にだけ着る服」ではなく、「日常を豊かにする服」として活用していただけます。

また、もう少し日常使いに目を向けると、ウールメルトン、カシミア混のウールメルトンなど、カシミアよりも一層タフに着用できる生地も同時に揃えております。

これらは、通勤やちょっとした外出など、より幅広いシーンでお使いいただけるでしょう。

初めてコートをオーダーされる方にとっても、MTRのプライスレンジはほとんどがエントリーラインに位置しており、オーダーメイドの世界への第一歩として非常にチャレンジしやすいのではないかと思います。

「いきなり高額な投資をするのは不安」という方にも、安心してお試しいただける価格設定となっています。

カラーバリエーションにおいても、コートの定番色をしっかりと押さえており、ビジネスシーンからカジュアルまで対応できる色味が揃っています。

安心してお選びいただけることでしょう。

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nakanomaruライター:nakanomaru一度は大手IT企業へと入社。5年勤務ののち、心の声に従い上京しボットーネに。
人生で情熱を注げることは2つ、1つはサッカー、もう1つはスーツ。
何事もコツコツ、地道に基礎を固め着実に行う動作の安心感の高さはクライアントからの評価も高い。

2025年8月19日
ファッションアイテム | オーダーコート

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