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飽き性

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自分で言うのも何だが、兎に角飽き性だ。

あなた、飽き性ね?

ズバッと言われたのは、占いではないが、方向性を見ていただいている先生で、そう言われれば、、というレベルではなくしっくりきた。

今在籍しているクルー、中之丸などは1つのことをコツコツと、というタイプで、私と間逆といって過言ではない。

だから人と仕事する、というのは面白い。

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兎に角、飽き性である、新しいことを追求する、そんな性格なのに私が唯一続いているのが、ボットーネとテーラーという仕事、それになぜかブログだ。

テーラーといったって厳密には縫うところまでやっていない、けれど、スタイルを提案して、採寸によって点と点を、美しい線で結び、最終的にうっとりするシルエットを提供できていると思っている。

美しいシルエット、納得できるシルエットがこの目で見られた日の、ビールが美味い。

どうも、その点だけは飽きないというか、抜け出せない迷路にハマったような気分だが、悪くない気持ちだ。

アリストン スーツ

先日、大手とも取引のある工房の社長とお話しする機会があった。

「私も、御社みたいに、顧客とマンツーマンでしっくりやる、そんなマンションサロンのようなのがやりたいな、と今でも思うんです。」

と、私よりもふた回り先輩であるご年齢で、経験値も高い社長はそう言った。

日々その環境にいる私はピンとこなかったし、むしろそろ社長のスタンスに憧れがあった。

でも、何をもって充実感、達成感を味わうか?生きてるって思うか?

結局そういうことの方が人生において重要なのだとふと我に帰って、よかった、テーラーで、と思った。

妥協はできない、でも、クライアントの笑顔と、クルーが生き生きしていること、それが全てなのだ。

ただ、妥協はできないから、ついてこれる人も何かしらそういうものを求めているのだろうな、と思う。

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前出の社長は、ナポリで服を作ったそうだ。

その時のテーラーも、マンションの一室で、ナポリの郊外だったそうだ。結構有名なテーラーなのだが。

でも、ナポリ郊外だが、それで縁あった人も仕事したい、という考えに、激しく共感した。結局、人間は何かを追求していきたいのだ。

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松 甫ライター:松 甫 詳しいプロフィールはこちら>> Twitter Facebook 表参道の看板のないオーダーサロン 株式会社ボットーネ CEO。
自身もヘッド・スーツコンシェルジュとしてフィッティングやコーディネートを実施。
クライアントは上場企業経営者、政治家、プロスポーツ選手の方をはじめ、述べ2,000人以上。

2017年3月5日
明日は何着よう?松はじめのスーツの着こなし術 | Other

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