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明日は何着よう?松はじめのスーツの着こなし術

リネンジャケットとデニム

リネンジャケットの着こなし
じめっとした気候が続き、
リネンジャケットにリネンシャツ、ボトムは細身デニムで、
たまにはノータイにしてみた。
細身デニムということで、久しぶりに細いラペル×やや短い着丈のジャケット。

リネンジャケットの着こなし2

イタリア、アリストンの生地で、
アクアブルーの、うっすらチェック。

昨日ご納品のスーツは、企業経営者様であった。
4月に就任し、
会食続きが終わったかと思えば株主総会。
ほっとしたのも束の間、
新スーツを持ってのアメリカ出張とのことだ。

image

アメリカといえば、
ここのところアメリカに住んでいたとき、
アメリカで採寸してもらった、というスーツを着用していらした紳士が2名続く。

アメリカは既製品のスーツや衣料品もビッグサイズが多く、
サイズ感もルーズに着る傾向からか、
割と大きいため、日本人でニューヨーク在住のカメラマンも
サイズを探すのに一苦労といっていた。

しかしオーダーならジャストサイズでは?
そう思いきや、オーダーでもゆるいのだ。
文化も好みも違うとこうなる。
スーツの質を決める縫製クオリティや芯、生地、その要因は少なくない。
しかし特にオーダースーツもオーダータキシードも、やはりフィッターが全てだ。

私はどうしても長くやってしまう。
長ければ良いというものではないのだが、
変な話だが細かく触りたい。

触らなければわからないのだ。

できるだけ誤差を少なくしたい、
医師の方に言われたことがある。
《我々は1センチ違えば、命に関わる》と。

そういえばその日私は、
シャツの袖だけの試着サンプルを揃えた。

それから遠目で見る。
木を見て森を見ず、ではいけない。
全体像を把握しなければいけない。

独りよがりではいけないから、
客観的に見る。
奥さんの視点から、親父の視点から、
そう、いろいろ。

完成したとき、
感動する方、《いいですね》とさらっと受け取る方、
色々であるが、

実はその言葉とは裏腹に、
喜びがある。

松 甫

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松 甫ライター:松 甫 詳しいプロフィールはこちら>> Twitter Facebook 表参道の看板のないオーダーサロン 株式会社ボットーネ CEO。
自身もヘッド・スーツコンシェルジュとしてフィッティングやコーディネートを実施。
クライアントは上場企業経営者、政治家、プロスポーツ選手の方をはじめ、述べ2,000人以上。

2016年7月2日
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