あなたのスタイルコンシェルジュ ボットーネ 問い合わせ
明日は何着よう?松はじめのスーツの着こなし術

この夏の主役!エクアドル発オメルオルテガのパナマハット ベスト7

皆さんこんにちは、松はじめです。

今回は特別企画として、この夏絶対に手に入れたいパナマハットをご紹介します。最近は帽子もECでポチッと変える時代になりましたね。まさに「頭上の宝石」という言葉がぴったりな、エクアドル発のブランド「オメルオルテガ」のパナマハットを、ランキング形式でお届けします。

この記事の目次

 

なぜ今、パナマハットなのか?

現代は本当に便利な時代になりました。家にいながらにして、リビングでゆったりと帽子を被り比べができるんです。お店に行って店員さんにおすすめされるがままに購入するのではなく、自分のペースで、奥様に「どっちがいいと思う?」なんて相談しながら、近くにあるいろんなコーディネートと合わせて確認もできます。

「この服にはどっちの帽子が合うかな?」なんて具合に、実際に手持ちの洋服と合わせながら検討できるのは、ECならではの大きなメリットです。サイズさえ分かれば(私は頭囲57センチ)、帽子は意外と通販で購入できるものです。しかも返品交換もできるとなれば、これは利用しない手はありません。

特に帽子は、実際に被ってみないと分からない部分が多いアイテム。自宅でじっくりと試着できるシステムは、忙しい現代人にとって本当にありがたいサービスです。

パナマハットといえばエクアドルが本場。今回ご紹介するオメルオルテガは、その本場エクアドルからやってきたブランドの代表格です。前回の特集時には入荷が間に合わなかったのですが、今回満を持してのご紹介となります。このブランド名「オメルオルテガ」も、いかにもカッコいい響きですよね。

第7位:メディオポイント編みの爽やかモデル(17,600円)

まず第7位は、カジュアルな雰囲気が他にはない一品です。クラウンが大きめでカジュアルな印象を与えるこのモデルは、メディオポイントという編み方で作られています。かぎ針で編んだような繊細な仕上がりで、見た目にも本当に涼やかです。

この編み方の特徴は、生地に適度な透け感があること。夏の強い日差しの下でも、頭部の蒸れを軽減してくれる実用性も兼ね備えています。帽子のフィット感を調整できるスベリ部分の機能も付いており、この立体感が最初からついているのも魅力的です。

2万円を切る17,600円という価格設定は、パナマハット入門者にとって非常に手頃。夏のリゾートやプールサイド、そして日常のカジュアルスタイルにも主役級の存在感を発揮してくれます。初めてパナマハットに挑戦する方にも、安心しておすすめできる価格帯です。

第6位:独特な色合いが魅力のツートーンモデル(19,000円)

第6位は、なかなか見ることができない独特な色合いが特徴のモデルです。ブラウンとグレーがかったブルーという、オルテガ独自の配色が印象的。この色合いは他のブランドでは見つけることが難しく、まさに「外し」の効いたアイテムです。

定番の白やベージュも良いですが、こういった少し変わった色味を選ぶことで、コーディネート全体に個性を与えることができます。一見すると合わせにくそうに見えるかもしれませんが、実際に着用してみると、その絶妙な色合いに驚かされるはずです。

編み方の特徴は、2色の草を寄り合わせてから編み込むという手法。これにより、普通の編み方では出せない深みのある色合いを実現しています。単色では表現できない奥行きのある色味が、この帽子の最大の魅力と言えるでしょう。

爽やかな色は夏にぴったりで、カジュアルからドレッシーまで幅広く対応できます。海外のリゾート地で着用すれば、きっと周りの視線を集めること間違いなしです。

第5位:強烈なグリーンが個性的(19,800円)

第5位は、なかなかお目にかかれない強烈なグリーンのモデルです。一見すると派手に見えるかもしれませんが、他がシンプルなコーディネートであれば、すっと溶け込む不思議な魅力があります。

実は、強いグリーンはいろんな色との相性が良いんです。ネイビー系統でも、ホワイト系統でも、驚くほど合わせやすい色なんです。毎年すぐに完売してしまう人気色でもあるので、気になる方は早めの確保をおすすめします。

第4位:プリメーラシリーズ(15,950円)

第4位は、今回ご紹介する中で最もお求めやすい価格のプリメーラシリーズです。特におすすめしたいのが、ツヤのある黒。この深みがあって色っぽい黒は、他のどの色とも違った魅力があります。

フェルトハットのような雰囲気もありながら、パナマハットらしい軽やかさも兼ね備えています。ブリムの長さもしっかりとあるので、いわゆる「パナマハットらしさ」を存分に楽しめます。初めてパナマハットに挑戦する方には、このプリメーラシリーズが最適だと思います。

第3位:プリメーラ・ホワイト(15,950円)

同じプリメーラシリーズですが、こちらの白は別格です。パナマハットといえば白というド定番の色合いですが、この真っ白さが際立つ仕上がりは圧巻です。

余裕と貫禄を感じさせるフォルムで、某有名な方(名前は言えませんが、皆さんご存知のあの方です)を彷彿とさせる佇まいがあります。クラウンの高さもあって、まさに大人の風格を演出してくれる一品です。

第2位:クラシックモデル(27,500円)

第2位は、ここまでとは一線を画す高級感あふれるモデルです。価格も一気に上がりますが、それだけの価値がある仕上がりになっています。

編み方も非常に繊細で、職人の技術の高さを感じることができます。2色展開で、黒とパキッとした白から選べます。ワンランク上の大人の佇まいを演出したい方には、このモデルがおすすめです。

第1位:アマノヌーヴォー(44,000円)

そして栄えある第1位は、アマノヌーヴォーです。申し訳ないことに大人気でMサイズが品切れ中(現在SとLサイズのみ在庫あり)ですが、それでもご紹介せずにはいられない逸品です。

何といっても、このリボンが本当に素晴らしいんです。何重にも巻かれたリボンが高級感を演出し、まさに「頭上の宝石」という言葉がぴったり。編み方も網代編みという非常に繊細な技法で、一つ一つに個体差が生まれるほどの手作業感があります。

ブリムの長さもちょうど良く、全体のバランスが絶妙です。価格は44,000円と他のモデルの倍近くになりますが、一生物として大切にケアしながら使えば、決して高い買い物ではないと思います。

パナマハットの魅力を再発見

今回ご紹介したオメルオルテガのパナマハットは、すべてエクアドル製の本格的なものです。よく知られているイタリアのボルサリーノなども、実はこのエクアドル産の草を使って作られています。

パナマハットは、その名前とは裏腹にパナマで作られているわけではなく、エクアドルが本場なのです。19世紀にパナマ運河の建設作業員が愛用していたことから「パナマハット」と呼ばれるようになったという歴史があります。現地の職人が一つ一つ手で編み上げる技術は、まさに芸術品レベル。美術館にあってもおかしくないような美しさがあります。

特に高級なパナマハットは、編み目の細かさと均一性が段違いです。熟練の職人が何日もかけて丁寧に編み上げる工程は、まさに伝統工芸品そのもの。一つの帽子に込められた時間と技術を考えると、その価値の高さにも納得がいきます。

また、パナマハットは機能性にも優れています。トキヤ草という植物の繊維で作られているため、軽量でありながら丈夫で、通気性にも優れています。夏の暑い日差しから頭部を守りながら、蒸れにくいのも大きな魅力です。

帽子選びのポイント

パナマハットを選ぶ際のポイントをいくつかお伝えしましょう。まず最も重要なのはサイズです。頭囲を正確に測って、自分に合ったサイズを選ぶことが大切です。少しきつめに感じるかもしれませんが、実際に被っていると頭の形に馴染んでくるものです。

次に、用途に応じたブリムの幅を選ぶこと。カジュアルに使いたい場合は幅広のブリム、ビジネスシーンでも使いたい場合は比較的細めのブリムがおすすめです。

そして、編み方による違いも理解しておきましょう。網代編みのような細かい編み方は高級感がありますが、メディオポイントのような編み方は通気性に優れています。自分のライフスタイルに合ったものを選ぶのが重要です。

おわりに

この夏、一つは持っていたいパナマハット。ECサイトで手軽に購入でき、返品交換も可能な時代になりました。サイズさえ分かれば、自宅でゆっくりと検討できるのも嬉しいポイントです。

まだパナマハットを持ったことがない方は、ぜひこの機会にチャレンジしてみてください。きっと、その魅力に虜になるはずです。また、すでにパナマハットをお持ちの方も、この夏に向けて新しい一本を検討してみてはいかがでしょうか。

帽子一つで印象が大きく変わります。頭上の宝石として、あなたのスタイルをワンランクアップさせてくれることでしょう。

皆さんも、お気に入りのパナマハットがあれば、ぜひ教えてください。一緒にファッションを楽しみ、センスを磨いていきましょう。

さて、明日何を着ようか。それでは、また次回お会いしましょう。

  • この記事が気に入ったら いいね! しよう
    FACEBOOK

松 甫ライター:松 甫 詳しいプロフィールはこちら>> Twitter Facebook 表参道の看板のないオーダーサロン 株式会社ボットーネ CEO。
自身もヘッド・スーツコンシェルジュとしてフィッティングやコーディネートを実施。
クライアントは上場企業経営者、政治家、プロスポーツ選手の方をはじめ、述べ2,000人以上。

2025年6月14日
オーダースーツ ボットーネのブログ | 明日は何着よう?松はじめのスーツの着こなし術

  • オーダースーツ オーダータキシードのボットーネ
  • リメイクできるタキシードオーダー

おすすめ記事

Recommended Articles

  • オーダースーツ オーダータキシードのボットーネ
  • リメイクできるタキシードオーダー

Recent Articles

FEEDFeedly