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明日は何着よう?松はじめのスーツの着こなし術

理想の自分を演出|オーダースーツでキャラクター作りを

〇〇さんといえば・・・

表参道移転当初から、ボットーネでスーツをお仕立ていただいているY様。

大手の外資系保険会社勤務、お立場もあり当然いつも服装には気を使っていらっしゃいます。

ボットーネ・サロンにお越しいただく際はいつもビシッとスリーピース・スーツを着ていて、ネクタイも締めたONスタイルの姿を何度も見てきました。

きっと同僚や周囲の方、顧客様も「Yさんといえば、いつもビシッとスーツを着ていて…」といつもサロンでも見かけするY様の姿が脳裏に焼き付いているのではないかと思います。

人は見た目が何割・・・だかは知りませんが、見た目から得られる情報が多いのは間違いなく、ボットーネにお越しいただくお客様のほとんどがその点を少なからず考えていらっしゃるのだと思います。

そうでなければ、その辺の量販店で黒のスーツを買えば済むはずです。

私共のような小さな個人オーダー店にお任せいただけるということは、スーツをただ単に買っているのではなく、+αの部分を専門家として期待されているのだと思っています。

ですからボットーネは必ず席に座ってじっくり話をすることから始めますし、生地をご提案する際は目に見える部分(色とか柄)だけでなく、見えない部分も踏まえてセレクトしています。

どうやらこういうお店は少ないそうですが、逆にこの方法以外でどうすればお客様のご要望に応えられるのか不思議でなりません。

ということで、ちょっと話がそれてしまいましたが、洋服というのはただ単に着るだけでなく、戦略的に選ぶことで大きな力を発揮するアイテムなのです。

理想の自分を服装の面から

そんなY様からのご紹介で初めてボットーネにお越しいただいたH様。

士業をされていて、今までは既製品を購入し、自分の身体に合わせてちょっとしたお直しをした上で着用されていたそうです。

 ●H様 「Yさん、そのスーツ素敵だね」

 ●Y様 「これはオーダーしたんだよ、ボットーネってところなんだけど…」

きっとこんな会話をされたんだと思います(全て想像です笑)。

そしてH様は、たまたま当店オーナーの松が運営しているYoutubeチャンネル『メンズファッションTV』を以前ご覧いただいたことがあったそうです。

『ボットーネ!松さんのYoutube!』と点と点がつながり、先日お越しいただくことになりました。

はじめてのオーダーとなるH様ですが、服飾には大変造詣の深いお方で色々と知識もあり、こんなスーツがいいなぁ…というイメージもお持ちでした。

『Hさんといえば・・・!』というキャラクターを服装の面からも作っていきたい。

そんなご意向もあり、スタイルのご提案にはじまり、生地も色々とみていただき打ち合わせが進んでいきます。

最後にはひとつの生地辿り着き、その後はいつもの流れで細かく採寸、フィッティング。

もちろんお客様のお好みを取り入れながらも、『理想の姿』にはどんなサイズ感が適切なのかスーツのプロとして考えながら設計を行います。

感性するのは年明けとなりますが、新年のご挨拶などのシーンでお召しいただけると嬉しいです。

スーツによるイメージ作りの例

裁判官のお客様は、3つのスーツをそれぞれテーマを含めてオーダーいただいたことがあります。

『やさしい印象を与えるベージュ系のスーツ』『法廷で着用するスリーピース』『日頃着用する耐久性のあるスーツ』といった具合に、それぞれのシーンで自分が理想とする姿をお話いただきました。

裁判官というお仕事は、私共には想像もできないような世界ですが、『やさしい印象』『誠実な印象』などは仕事内容にかかわらず、誰しもが同じ物差しをもって測ることができると思います。

今は東京を離れてしまったお客様、もう何年も前のオーダーでしたが、今でも鮮明に覚えています。

外資系IT企業に勤務するT様は、まだ30代とお若いながらもこれまでたくさんのスーツをオーダーいただいてきました。

T様のスタイルは『無地』『ネイビーかグレー』『やや光沢のある生地』といつも根底にあるテーマは同じで、その時々にほんの少しの違いを持たせてオーダーを楽しんでいただいています。

普段リモートで打ち合わせなどを行い、お客様のところへ訪問する際はスーツをご着用されるそうで、画面越しでのT様の印象と、スーツでビシッと決めたT様の印象の違いにいつも驚かれるそうです。

きっとそれだけでも印象深いでしょうし、間違いなく仕事のできるビジネスマンのT様は、自分がどうみられるべきかも分かっているのだと思います。

『ただ着るだけでなく、戦略的に着る』

皆さんにはどんなスーツが当てはまりそうでしょうか?

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nakanomaruライター:nakanomaru一度は大手IT企業へと入社。その後、心の声に従い上京しボットーネに。
人生で情熱を注げることは2つ、1つはサッカー、もう1つはスーツ。
何事もコツコツ、地道に基礎を固め着実に行う動作の安心感の高さはクライアントからの評価も高い。

2023年12月9日
オーダースーツ | クライアント

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