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明日は何着よう?松はじめのスーツの着こなし術

断片的に重要なヒント

マリネッラ

本日は、隣町に、君津に、学び多き1日だった。
ロンドンストライプシャツに、
マリネッラの小紋タイでシックに。

 
 
 
息子が泣きじゃくった、朝から、
ラウンドが終わっても凄まじい闘争心で睨みつけるボクサーのような、4歳で眼差しを浴びる。
久々に、幼稚園に行きたくない!のだとか。
どうした?と聞けば、寝たい!と一点張り。
 
まぁこの時期の布団は恋しいわな、
どうしても行かないらしい、
自宅前まで来た送迎バスに乗って、
運転手の方にまで反抗的だったもの。
 
イレギュラーで一緒に送迎バスに乗った、私も、隣町まで。

 
何かが変わった、
今日は、何かある、そんな気がした。
バスの中ではカーナビでピーターパンが上映されていた。
随分昔に見たことがある、脳は歌まで覚えてる。
《後に続け、続け、続け、後に続け、さ どこまでも》

 
 
電車で自宅の最寄駅に戻って、
コーヒー買って、
歩いて帰りながら、
脳科学者の本を読む。
 
・・・・・・・・・・・・・・・
コーヒーというのは、
生まれ持って好きな人はいるわけではない、
ビールもそうだ。
 
苦いものは、
毒だ!と思う本能があるからだろう、
甘いものは、
カロリーを必要とする時期には欠かせないから、
幼少期は好きなのだろう。
 
苦いものは、
最初は受け入れがたいのに、
スリリングに受け入れて、
経験によって徐々に好きになっていく。
 
・・・・・・・・・・・・・・・
 
 
そうして自宅に近い駅につくと、
あれ?

この駅だっけ?この風景、見覚えがない!

そう思ったのも無理もない、

だって、朝に自宅駅に帰ってくることは皆無だから。
 
いつもの風景は、
何かが少し変わるだけで、
脳の中では全く別世界となる。

ある日を境に変わった、というような出来事があったとしたなら、
それは何の変哲もないようで、
実は意味深な、ひょっとして今日のような日なのかもしれない。

そうして表参道サロンで仮縫いなどを経て、

夕刻からナチュラルクリーン工房へ出発。
プレス研修は、
殆ど中田代表と鈴木先生とお話しさせていただいて終わったが、
また断片的に重要なヒントをいただいた。

中田代表はいつもまっすぐで、
謙虚であられ、
理想を追い求め、
私のどうしようもないような疑問・質問に対して、
的確に、客観的に、ブレなく回答していただける。

今日は、
気を遣うということと、気を配るということは、
似て非なること、と痛感した。
ここにくると、毎回痛感なのか、貫通なのか、
ズバッと、グサッとくる。

 
帰りの高速バスの待ち時間、
鈴木先生と話し込んでしまい、
なんと東京行きバスを逃してしまった。
 
だいたい30分に1本だから、
また30分鈴木先生のお話しが聞けた。
 
この方はブリティッシュとか、クラシコとか、
丸縫いなのにそういう制約がない。
それでいて、新しいモノを取り入れようとさせている。
 
本日納品となった鈴木先生作の中田代表のスーツ、
いわゆる堅牢なブリティッシュとも違うし、
モダンで軽快なイタリア系とも違った、
中田代表のお人柄を反映した、一着。
 
鈴木先生はしきりに、
いい服になったのは、中田代表がチャンスを下さったお陰です、とおっしゃっていた。
 
チャンスとは、
仮縫いと中縫いのことだそうだ、
これは丸縫いの、なんでもできるという楽しさと、
鈴木先生の謙虚なお人柄が反映された一言ではないだろうか。
 
帰りがけに聞いたら、
残念ながら今は弟子はとっていないらしい。
 
 
30分後、、、
一本後のバスはやってきた。

ナチュラルクリーン 鈴木さん

そこには、さっきまでナチュラルクリーン工房にいた、
福井から研修にきた、プレスマンの鈴木さんが乗ってきた!

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松 甫ライター:松 甫 詳しいプロフィールはこちら>> Twitter Facebook 表参道の看板のないオーダーサロン 株式会社ボットーネ CEO。
自身もヘッド・スーツコンシェルジュとしてフィッティングやコーディネートを実施。
クライアントは上場企業経営者、政治家、プロスポーツ選手の方をはじめ、述べ2,000人以上。

2016年2月3日
ライフスタイル | 編集長の日々

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