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明日は何着よう?松はじめのスーツの着こなし術

伊勢丹のイセタンサローネが丸の内に

12日、伊勢丹はイセタンサローネを丸の内にオープンした。

4月には六本木ミッドタウンにもイセタンサローネ のレディースをオープンしているが、

イセタンサローネはスーツ、シャツ、ネクタイなどが揃う、メンズアイテムを取り揃え、伊勢丹新宿本店の分店という位置とのこと。

いわゆるセレクトショップのように、伊勢丹新宿のラインアップからさらにセレクションしたラインアップにしたのだろう、やはりあれもこれも、と並んでいるよりも、特化して厳選した一部のラインアップが揃っている店舗で買い物したいもの、それが特に最近顕著だと思う。

サローネとはイタリア語のサロンの意味だと思うが、
つまりそこに行けば同質の客たちもいて、自身のことを理解してくれる(くれやすい)店員が揃っている、だからサロンのようなイメージからこのネーミングなのかもしれない。

いずれにしても、私がこの業界でテーラーを経営していなく、消費者としてであれば常連になっていたかもしれない。
そこに行けばある程度揃う、というのは嬉しいし、伊勢丹ブランドがあれば信頼は高い。

伊勢丹の教育体制もおそらく徹底しているだろうから、そのあたりも興味深い。

つまり、我々テーラーは、なお一層お客様にさらに近い位置で、
細かなご要望を汲み取り、
オンリーワンの提案を、既製服でできない領域で実現しなければ、生き残れないということだ。

ただし、やはりオーダーメイドという点に関していえば、テーラーは強い。オーダースーツやオーダータキシードは、そもそもじっくり時間をとって、コミュニケーションを取りながら制作する必要がある。
そこが路面店となった場合のネックである。

時々丸の内、銀座界隈に行くと、表参道、青山とはまた違ったあの緊張感が心地よい。

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松 甫ライター:松 甫 詳しいプロフィールはこちら>> Twitter Facebook 表参道の看板のないオーダーサロン 株式会社ボットーネ CEO。
自身もヘッド・スーツコンシェルジュとしてフィッティングやコーディネートを実施。
クライアントは上場企業経営者、政治家、プロスポーツ選手の方をはじめ、述べ2,000人以上。

2015年12月14日
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