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春物スーツはいつから?


オーダーサロン ボットーネがお届けするビジネススーツ&フォーマル通信。

この記事を書いている12月27日現在、とてもではないが薄手のニットを着て過ごそう、とは考えられない。
一歩外に出れば北風が身にしみて、コートとストールをぎゅっと握って暖かさを噛みしめる、そんな師走のころ。

ところが私たちボットーネのある表参道周辺では、もう春物の撮影が始まっている。
モデルの皆様は寒そうな表情ひとつ見せず、笑顔で春物の服を着こなしているので、さすがプロだなと思うのであった。

そんな光景を見るとふと考えるのが、一体いつごろから春のスーツやジャケットについて考え始めようか?ということである。
用意しておけばよかった・・・と出遅れる前に、ぜひお伝えしたいタイミングがある。


まず、春のスーツとはどんなスーツなのだろうか。
秋のスーツだってウールで、春のスーツもウール素材。
同じウールで一体何が違うのか?といえば、それはどのくらいの量が使用されているか?になる。

業界では目付け(めつけ)という。
目付けは、1mあたりどのくらいの量のウールが使用されているか?を重さで表現している。


オーダーの場合は生地の見本(バンチブックという)を見て注文することもあると思う。
その時に、ウエイト(Weight)という表記は見たことがないだろうか?
これが重さ。

写真は270gとなっている。
日本列島は縦に長いので、一概にはいえないのだが感覚でいえば秋物というと270gという感覚がある。
逆に、春物スーツというと、230gくらいが一つの目安になる。


それから、織り方でも変化がある。
この写真のスーツは、平織り(ひらおり)という織り方で織られている。
春物スーツだから平織りじゃなければ、というわけではないのだが、この織り方だと通気性が良くさらっとしているので、春スーツや夏スーツに向いている感がある。


こんな風に、バスケット状に織られた生地が平織りだ。
他にはどんな織り方があるのか?というと、代表的なのが綾織り(あやおり)となる。
綾織りとはこんな感じ。


近づいて見た時に、斜めにラインが入っている織り方が綾織りだ。
こちらの方が少し肉厚になる。


さて、本題の春物スーツはいつから着ると良いのか?について。
こちらは、皆が着ている頃より1歩早めに着るのがベストだ。

どういうことかというと、まだ秋や冬のスーツやジャケットを着ている人が多い時期に、少し肌寒いけれどちょっと先取りして春スーツを着ると、あまり着ている人がいないから洒落て見えるのだ。

《あれ?今日は春を感じさせるスーツですね?》となる。

それに少し肌寒いな、という場合にはスプリングコートを羽織れば良い。
スプリングコートはこの春に近いのだけどまだ少し肌寒いな・・・という割と短い期間に活躍するコートで、持っていると重宝するのだけど必須アイテムではないから、皆が持っているアイテムではない。

だからこそスプリングコートをさらっと着て、その下には春物スーツをシレッと着るわけだ。

春スーツを一歩早く着る、それは何も自分自身のためだけではない。
むしろまだ肌寒いのに、やや薄着で過ごすのだから。
けれど周囲はその雰囲気で春を感じるという、まさにオフィスや取引先の方のための装いといえないだろうか。

ところで春物スーツを仕立てよう、と思っている方に吉報がある。
これまで2月入荷が多かった春物生地は、1月中旬に入荷するものが増えている。
私たちも毎年交渉していて、実は12月にして春物生地が入ってきている。

ということで、春物スーツは1月くらいから仕立て初めれば3月にお披露目できるので、検討している方は相談してみては?

さて、明日は何着よう?

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松 甫松 甫 記事一覧はこちら>>表参道の看板のないオーダーサロン 株式会社ボットーネ CEO。
自身もヘッド・スーツコンシェルジュとしてフィッティングやコーディネートを実施。
クライアントは上場企業経営者、政治家、プロスポーツ選手の方をはじめ、述べ2,000人以上。

2017年12月27日
ボットーネCEOのオーダースーツの着こなしブログ | 背広紳士の知識

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