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【初案件レビュー】ペレモルビダ×5WOODSコラボダレスバッグを本音で評価してみた

 

皆さん、こんにちは。松はじめです。

今回は記念すべき初案件ということで、いつも以上に気合を入れてお届けしたいと思います。これまでも様々なオファーをいただいていたのですが、正式に案件としてお受けするのは今回が初めて。だからこそ、忖度なしのシビアな目線で実際に使った感想をお伝えしていきます。

この記事の目次

運命の出会い:ペレモルビダ×5WOODSのコラボレーション

今回レビューするのは、ペレモルビダと5WOODSがコラボレーションで作り上げたダレスバッグです。私、実はダレスバッグが大好きで、これまでも様々なブランドのものを愛用してきました。特に大峡製鞄や土屋鞄のダレスバッグなど、数多くのアイテムを所有しているからこそ、今回のレビューには自信があります。

パッケージを開けた瞬間から、その品質の高さが伝わってきました。ペレモルビダらしい波模様のデザインに、船のマークが印象的です。これは同ブランドの他のアイテムにも共通するアイデンティティですね。

第一印象:軽さと薄さに驚き

手に取って最初に感じたのは、その軽さです。ダレスバッグといえば重厚感があり、それなりの重量があるのが一般的ですが、このコラボモデルは驚くほど軽量に仕上がっています。

薄マチ設計も特徴的で、従来のダレスバッグとは一線を画すスリムなフォルムを実現しています。見た目の印象はモダンで洗練されており、ダレスバッグを持っているという感覚よりも、スタイリッシュなブリーフケースを持っているような感覚に近いかもしれません。

細部へのこだわり:デッドストック金具の魅力

特に印象的だったのが金具の仕上がりです。今回使用されているのはデッドストックの金具ということで、もう手に入らない貴重なパーツが使われています。この渋い金色の金具が、バッグ全体の高級感を演出していますね。

底面にも同じ金色の金具が配置されているのも秀逸なデザインです。これにより置いた時の安定性が向上するだけでなく、底面の擦り減りも防いでくれます。こういった細部への配慮が、長く愛用できるアイテムの証拠だと思います。

実用性を徹底検証:収納力テスト

薄く見えるフォルムながら、実際の収納力はどうなのか。これが一番気になるポイントでした。

実際に様々なアイテムを詰め込んでテストしてみたところ、想像以上の収納力を発揮してくれました。MacBook、名刺入れ、書籍2冊、iPad、外付けハードディスク、メガネケース、ノート類など、普段の外出で必要なアイテムがしっかりと収まります。

内側の構造も秀逸で、ファスナー付きポケット、小物入れ、ペン挿しなど、機能的な収納スペースが配置されています。スエード調の内装も高級感があり、大切なアイテムを優しく包んでくれる印象です。

実際の使用感:街歩きでの印象

黒いローファーと合わせて実際に街を歩いてみました。薄マチ設計のおかげで、非常にシャープでモダンな印象を与えてくれます。従来のダレスバッグの重厚感とは異なる、都会的な洗練された雰囲気が魅力的です。

開閉時の動作もスムーズで、独立して自立するため物の出し入れが非常にしやすいのも実用的なポイントです。3層に分かれた内側のポケット構成も、整理整頓がしやすく日常使いには十分な機能性を備えています。

他ブランドとの比較:客観的な評価

私が愛用している大峡製鞄や土屋鞄のダレスバッグと比較すると、明らかに軽量で取り回しが良いのが最大の特徴です。特に土屋鞄のダレスバッグは使い込むほどに手に馴染む分厚い持ち手が特徴的ですが、今回のコラボモデルは薄めの持ち手設計となっています。

これは好みが分かれるところかもしれません。重いものを長時間持ち歩く場合は、やはり分厚い持ち手の方が手への負担が少ないのは事実です。しかし、日常的な使用であれば、このスリムな持ち手でも十分実用的だと感じました。

惜しい点:改善への期待

現時点では色展開が黒のみという点が少し残念に感じました。黒は確かに汎用性が高く、どんなスタイルにも合わせやすいのですが、ブラウンやネイビーなどの展開があれば、より多くの方に愛用していただけるのではないでしょうか。

また、先ほど触れた持ち手の件ですが、もう少し厚みがあれば重いものを入れた時の持ちやすさが向上すると思います。ただし、これはデザイン性とのトレードオフでもあるので、一概に改善点とは言えないかもしれません。

経年変化への期待

革製品の醍醐味は、やはり使い込むことで生まれる経年変化です。今回のコラボモデルがどのような変化を見せてくれるのか、これから長期間使い続けてレポートしていきたいと思います。

金具の風合いの変化、革の色味の深まり、手触りの変化など、時間をかけて育てていく楽しみがあるのも、このようなアイテムの魅力の一つですね。特にペレモルビダの革は質が良いと評判なので、どのような表情を見せてくれるか非常に楽しみです。

スタイリングの可能性:コーディネート提案

このダレスバッグの素晴らしい点は、その汎用性の高さにもあります。従来のダレスバッグがフォーマル寄りの印象が強いのに対し、こちらはカジュアルからビジネスまで幅広いシーンで活用できそうです。

例えば、今回私が合わせた黒いローファーとのコーディネートはもちろん、スニーカーと合わせてもバランスが取れそうです。また、スーツスタイルではもちろん、ジャケパンスタイルやニットとスラックスの組み合わせなど、様々なスタイリングに対応してくれるでしょう。

薄マチ設計によるスリムなシルエットが、現代的なファッションにも違和感なく溶け込んでくれるのが大きな魅力だと感じています。

価格と価値:投資する価値はあるのか

こういったレビューをする際に避けて通れないのが、価格と価値のバランスです。確かに決して安価な買い物ではありませんが、使われている素材の質、製造技術、ブランドの信頼性を考慮すると、妥当な価格設定だと思います。

特に、デッドストックの金具を使用している点や、細部にまでこだわった仕上げを考えると、むしろコストパフォーマンスは良好だと評価できます。長期間愛用できる品質であれば、一日あたりのコストを考えた時に十分納得できる投資だと言えるでしょう。

まとめ:バランスの取れた優秀作

総合的に評価すると、非常にバランスの取れた優秀なダレスバッグだと思います。従来のダレスバッグの威厳を保ちながら、現代的な使い勝手を実現した貴重なアイテムです。

特に以下のような方におすすめしたいと思います:

  • ダレスバッグに興味があるが、重さが気になる方
  • スリムでモダンなビジネスバッグを探している方
  • 質の良い革製品を長く愛用したい方
  • ペレモルビダブランドのファンの方

価格に見合った品質と実用性を兼ね備えており、一つ持っていて損はないアイテムだと自信を持っておすすめできます。

今後の展望:継続レビューの約束

今回は初回使用の感想をお届けしましたが、革製品の真価は長期間使用してこそ分かるものです。今後も定期的にこのダレスバッグの状態をレポートし、経年変化の様子や使い勝手の変化などをお伝えしていきたいと思います。

また、異なる季節やシチュエーションでの使用感、様々なコーディネートとの組み合わせなども検証していく予定です。メンズファッションTVとして、皆さんに有益な情報を継続的に提供していきたいと考えています。

読者の皆様へ:共に学び、成長していこう

今回の初案件レビューはいかがでしたでしょうか。案件だからといって手加減することなく、正直な感想をお伝えすることができたと自負しています。これからも皆さんの信頼に応えられるよう、誠実なレビューを心がけていきます。

次回も皆さんの役に立つ情報をお届けできるよう頑張ります。それでは、また次回の記事でお会いしましょう。

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松 甫ライター:松 甫 詳しいプロフィールはこちら>> Twitter Facebook 表参道の看板のないオーダーサロン 株式会社ボットーネ CEO。
自身もヘッド・スーツコンシェルジュとしてフィッティングやコーディネートを実施。
クライアントは上場企業経営者、政治家、プロスポーツ選手の方をはじめ、述べ2,000人以上。

2025年6月25日
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