なぜマネキンの服は買ってはいけないのか?雑誌の通りに着てもだめ?
なぜマネキンや雑誌の通りに着ても様にならないのか?
・お店は目立つものをディスプレイ
・目立たないと来店に繋げづらい
・雑誌は広告で成り立っている
・広告主の商品でコーディネート
・その服が良く見えるモデルを採用つまり、あなたに似合う服ではない場合がほとんど。#コーディネート
— 松 はじめ|人生を変える服装の魔法 (@matsu_hajime) 2019年1月21日

私が経営させていただいている、オーダーサロンボットーネ。
ここは注文をいただいてから洋服を制作するスタイルです。
そして、じっくり打ち合わせをしながら洋服を作ります。
だから、路面店でもなく、完全予約制なのです。
ですが、既製服だったら?路面店だったら?
既製服は目立つ服をディスプレイする
私が既製服のお店、セレクトショップを運営していたら目に止まる服をディスプレイします。
まず、入店してもらわなければならない。
足を止めてもらい、ちょっと入ってみようか。
そうするために、たくさん並んだ店舗の中で、遠目からもお店を認識してもらう必要があるのです。
シンプルでシックなスタイルは素敵ですよね。
ネイビーのスーツに、ネイビーのタイ、シャツはブルー。
ですが、こういうトラッドなスーツスタイルをトルソーにコーディネートしても、目立ちません。
そこで敢えて赤や黄色などビビットな色を使うことがあります。
例えば目立つニットを肩に巻いていたり、チェック柄のジャケットがコーディネートされていたり。
大衆に気づいてもらう服とあなたに似合う服の違い
ですから、マネキン(私たちはトルソーと呼びますので、以下トルソーと書きます)にかかっている服は、お店のおすすめコーディネートではありません。
全てのお店とは言いませんが、あくまでも来店してもらう目的があるわけです。
そこで仮に、トルソーにかかっているコーディネートが素敵!と思っても、、
そのアイテムはいざつけてみると派手すぎる場合もあるのです。
女性の方が感覚的にお店に入る傾向があります。
ですから、個人的にはパートナーと歩いていて、このネクタイいいじゃない!とトルソーを指したとします。
結果トルソーまるごと買う、という方は少ないと思いますが、このコーディネートが良いかどうか?は別問題。
もっといえば、ターゲットとする男性(またはパートナー)が見つけて、「このお店良さそう!」と認識していただくことがゴールです。
大衆が良い!というコーディネートだったとしても、あなたに似合うとは限らないのです。
あなたの職業、あなたのポジション、そういったどう演出するか?
それにあなたの好み、あなたのクローゼットにある服、
それがトルソーにかかっている確率は低いです。
雑誌は広告で成り立っている
雑誌に載っているコーディネートはどうか?
これは、スタイリストがコーディネートしています。
スタイリスト私物もミックスしていますが。
スタイリストは、あくまでも事前に決まっているブランドをコーディネートします。
ではこのボットーネという会社が既製服ブランドを持っていたとします。
雑誌に依頼する。
ボットーネの服を一番良く見えるように、最適なモデルを選定して、アイテムをコーディネートする。
ボットーネというスーツに、他のアイテムをミックスして。
こうして100万円の広告料を出版社にお支払いする、というのが雑誌のファッション。
モデルが着ている服は再現性が低い
だから、あくまでも広告として掲載されている服を、かっこよく見える状態にするために、最適なモデルを使うわけです。メゾンブランドともなれば何度もオーディションをして、海外で撮影することもありますよね。
つまり、雑誌のコーディネートに再現性はありません。
まず外国人モデルが着て、似合っている服やコーディネートを日本人が同じように着こなせる?
難しい・・。
骨格も顔立ちも、条件が違いますから。
オシャレ!になるには?
だから、あなたに似合う服はショップのマネキンでもなければ、雑誌にも載っていないということです。
ではどうすれば?
やはり、1つ1つ吟味して、
ファッションの感覚を磨いていくことだと思うのです。
最初からオシャレ!という人は多くありません。
オシャレ!!と今言われている方も、少しずつ経験を積んで今の服装になっているはずなのです。
仕事と同じですね。
さらにいえば、こういう体型ならこうすれば服で欠点をカバーできる!とか、こういう色合わせをすると作りたい雰囲気が服で作れる。というような法則は存在します。
また、洋服には様々なルーツやエピソードがあって、このあたりを押さえていくと、
あぁ、このアイテムとこのアイテムは近い年代のアイテムだから合わせてみよう!と服装に奥行きがでるのですね。
このブログでも今後、スーツをはじめ、男性の服装について解説していきます。
さて、明日は何着よう?
ライター:松 甫 詳しいプロフィールはこちら>>
表参道の看板のないオーダーサロン 株式会社ボットーネ CEO。
自身もヘッド・スーツコンシェルジュとしてフィッティングやコーディネートを実施。
クライアントは上場企業経営者、政治家、プロスポーツ選手の方をはじめ、述べ2,000人以上。
2019年1月24日
スーツの着こなし術 | コーディネート
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