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冬至と日没と服装のルールと

チェックジャケット 着こなし
オーダーサロン ボットーネがお届けするビジネススーツ&フォーマル通信。

千鳥格子のジャケットは、10年前に仕立てたジャケット。
ふと思えば、お陰様で10年この仕事を続けてこれたんだなあ。
2017年もたくさんの方にお越しいただいた表参道サロン。毎年恒例のようにお越しになっていただく方、お久しぶりの方、本当にみなさまのお陰あってのサロン・会社である。また今年もご紹介をいただくことも多く、新しい出会いもあった1年。みなさまありがとうございます。

さて、まもなく年末のお休みの方も多いと思うのだが、本日は冬至である。
夏至で最も日が出ている時間が多くなり、その日を境に日没は早くなると言われ、冬至が最も日が出ている時間を短い。
そして2017年の冬至は今日、12月22日である、日没はこれからどんどん遅くなる、春に向かうわけだ。

 
冬至 2017
ところで、日没といえば、ファッションの世界でも日が出ている時間と、日没後の時間で服装を変える文化があるのをご存知だろうか?
 
特にわかりやすいのがフォーマルである。
フォーマルの服装は、そもそも19世紀の普段の服装が元になっている。
 
その頃の貴族が普段着ていた服装を、現代の特別な日に装うわけだ。
後に体系化されていくわけだが、そのルールブックのような書籍が残っている。
 
フォーマルのルール
エスクァイアは、アメリカの雑誌で、世界初のファッション雑誌といわれている。
そのエスクァイアが1957年に出した、ファッションフォーメンという書籍がある。
 
この中に、  という人がまとめた時間ごとに何を装えば良いのか?が記されたページ、ファッションガイド(男性向け)がある。
 
フォーマルのルール ファッションガイド
この本では、現在のフォーマルの服装のルールにも通ずるものが書かれている。
例えば、モーニングコート。
本では、横軸がフォーマル度と時間軸になっている。

(日中の3段階)
・フォーマル・デイ
・セミフォーマル・デイ
・インフォーマル・デイ

デイ・タイムにも、フォーマル、セミフォーマル、インフォーマルがあるなっている。

(夜の3段階)

・フォーマル・イブニング
・セミフォーマル・イブニング
・インフォーマル・イブニング

そして最後に、ガーデン。

モーニングコートに話を戻すと、モーニングという名前はどうしてモーニングか?
これについてはこちらのブログで書いたのだが、深い理由がある。

そして、文字通り朝、それからお昼のフォーマルに着ることになっている。
モーニングという風にはアメリカでは呼ばない。
カッタウェイと呼ぶ。
書籍でもフォーマル・デイはカッタウェイとなっている。

ここで考えてみたいのは、モーニングというと、グレーのストライプのパンツ(コールパンツと呼ぶ)を履くものではないか!と現代では言われてしまいそうなのだが、チェックもOKと書いてあるではないか。

何事も少し歴史を辿ってみると、今はタブーとされていることがOKということもある。
モーニングコートにチェックのパンツを合わせるのだって存在していたし、洒落ているわけだ。

サイドゴアブーツのオーダー靴 アノネイブラウン

(たとえばブーツは、現代ではフォーマルには不向きといわれる。でも実はもともとはブーツが正装だった。)

非常に重要な1つのことがある。
このように、現代でもビフォア6、アフター6という言葉があるが、日没の18時をだいたい境にして、何を装うか?が分かれているということなのだ。

この日没も、冬季は17時と言われたりもする。
太陽がでている時に美しい服や小物と、夜の照明で美しい服や小物は違うよね、という考えなのだ。
時間によって少し服装を変えてみるのも面白いのではないだろうか。

ということで、冬至をきっかけに服装と時間についても考えてみようか。
さて、明日は何着よう?

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松 甫松 甫 記事一覧はこちら>>表参道の看板のないオーダーサロン 株式会社ボットーネ CEO。
自身もヘッド・スーツコンシェルジュとしてフィッティングやコーディネートを実施。
クライアントは上場企業経営者、政治家、プロスポーツ選手の方をはじめ、述べ2,000人以上。

2017年12月22日
ボットーネCEOのオーダースーツの着こなしブログ | 背広紳士の知識

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