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ダブルのチェスターコートこそオーダーで!

ダブルが大人気!

今年も残すところあと二ヶ月となりました。

早いものですね・・・

つい最近まで半袖で過ごすこともできるような気候でしたが、最近はさすがに半袖の人は見かけなくなりましたね。

秋服を着ていると、冬はどうしようかと考えるものですが、皆さん準備はできていますでしょうか?

素敵なチェスターコートが完成し、本日無事にご納品させていただきましたので、今回ご紹介させていただきます。

やっぱり大人気なんです。

ダブルのチェスターコート。

(本来はチェスターフィールドコートなのですが、長いのでここではチェスターコートで統一させてください。)

チェスターコートにはシングルとダブルの2つのデザインがあるのですが、ボットーネでオーダーいただくお客様は結構ダブルが多かったりします。

単純にかっこいいという理由もあると思いますが、ダブルのチェスターコートは市場に多くは出回らないことと、そしてサイズが合いにくいことの2つが、オーダーでダブルを選択する人が増えている理由だと思っています。

今日はその辺りの解説と、今回オーダーいただいた素敵なダブル・チェスターコートの詳細を書いていきたいと思います。

世の中コートはシングルが基本

コートにはいくつかの定番デザインがあります。

チェスターコートを筆頭に、ステンカラーコート、トレンチコート、ポロコート、ベルテッドなどがありますが、この中で『トレンチコート』と『ポロコート』はそもそもダブルが基本です。

トレンチコートは色々なショップで見かけると思いますが、ポロコートはブルックスブラザーズ(ポロコートの元祖)などクラシックな製品を扱う限られたお店でしか見ることはないと思います。

※なんちゃってポロコートは非常に多いですが笑

トレンチコートはマッキントッシュやバーバリーなどの『ゴム引き生地』の印象が強いでしょうか?

私は個人的に、『女性がスーツの上から着ているコート』のイメージが結構強いです。

そう思って以前の会社の同期との写真を見ていたら、女性15人のうち12名がベージュのトレンチを着ていました(新人時代)。

でも男性がダブルのコートを着ているのってあまり見かけませんよね。

電車でも、街中を歩いている人をみても、そのほとんどがシングルのコートだと思います。

着丈が中途半端な『なんちゃってステンカラー』が異常に多いことは気になりますが、ダブルのコートはそもそも商品自体に出会う機会が少ないと思うので、知りもしないのかもしれません。

ダブルはサイズが命だから絶対オーダーがおすすめ!

ということでダブルのチェスターコートなんてものは、それだけで周囲とは違い、自分を良く見せることを知っているということだと思います。

おしゃれというよりも、身体に合ったダブルのチェスターを着ていると「ちゃんとしている人」の印象が強く、スーツの上から着るには最高のデザインだと思っています。

ぜひ大人の男性向けのセレクトショップや百貨店などでコートを眺めてみてください。

数は少ないと思いますが、いくつかダブルのチェスターコートがあると思います。

見つけたら是非、試着をしてみましょう、そこであることに気が付くと思います。

「あれ、そんなにかっこよくないぞ????」

そうです、シングルのコートなら話は別ですが、ダブルをショップで試着しても、鏡に映った自分の姿はあまりカッコよくないかもしれません。

何故なら、サイズ感がよりシビアだから。

ダブルはシンブルと違って、着物や和服のように身頃を重ねて身体を包み込むをよに着用します。

和服と違て帯で縛ったりしません。

ボタンの位置が決まっているので、その通りに着用するしかない。

すると、結構身幅が余ってしまったり、逆にきつくてパツパツになったりすると思います。

丈も重要で、ダブルで丈のバランスが悪いとめちゃくちゃスタイルが悪く見えてしまうんですよね、、、。

とにかく、シングルのコートではごまかせていたものが、ダブルの場合はごまかせなくなる、ということ。

全ての問題解消するにはやはりオーダーがベストな選択だと思います。

一生モノ!ダブルのチェスターのデティールは?

まずは全体の表情からご覧いただきましょう。

見て下さい、この完璧なバランス。

ウエストの絞りを強調させていますが、この攻めたシルエットはオーダーでしか実現できないでしょう。

生地はウールのメルトン生地。

色はブラックです。

イタリアCARNET社のコート生地は、英国のがっちりしたメルトンのような厚みがあるものの、触ったり着てみたりするとしなやかさがしっかり感じられる不思議な感覚があります。

分厚い生地だけど、動きにくさなどは皆無。

コスパも含めて、ウールメルトンの中では今一番おすすめできる生地です。

裏地にはきれいなブルーグリーン系の色味を選んでいただきました。

これはもう、大正解でした。

表面はシンプルなブラックですが、スマホをポケットに入れたり財布を入れたりするときにチラッと裏地が見えると、そのコントラストが日所にきれいだと思います。

控えめな裏地を選ばれる方も多いですが、これからはこの写真をお見せしてきれいな裏地もおすすめしたいと思います。

デザインはいたってシンプルですが、完成されたこのデザインに何かを加えたり引いたりする必要はないのです。

品の良い生地で、昔ながらのデザインで、サイズ感は自分にしっかり合わせる(お好みも含めて)のが一番です。

着用いただいたお写真です。

もう、言葉はいらないですね。

普段からおしゃれなK様、この日はベージュのスリーピースをビシッと着こなしていらっしゃいました!

スーツの上からはもちろん、私服でも活躍するシンプルなコートですので、様々なシーンでご着用いただけますと幸いです。

この度は素敵なオーダーをありがとうございました。

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nakanomaruライター:nakanomaru一度は大手IT企業へと入社。その後、心の声に従い上京しボットーネに。
人生で情熱を注げることは2つ、1つはサッカー、もう1つはスーツ。
何事もコツコツ、地道に基礎を固め着実に行う動作の安心感の高さはクライアントからの評価も高い。

2023年10月31日
オーダーコート | コートの素材

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