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明日は何着よう?松はじめのスーツの着こなし術

夏スーツの生地たち

王様『ロロ・ピアーナ』の生地は、ウール・シルク・リネンの三者混で構成されています。

夏向けのさらりとした感触ながら、生地そのものはしっとりとしており、リネンによる微光沢もある。

リゾートで着たくなるような粋なスーツです。

幅広のブラウンのストライプがアクセントとなり、コロニアルカラーのスーツは歳を重ねた男性だから特に似合う、成熟された着こなしが可能です。

オーダーいただきましたM様。

以前お仕立てさせていただいたスーツもロロピアーナのタスマニアンというコレクションからでした。

ロロピアーナらしいとろみがあり、同じタイミングでお仕立てしたダブル・カフスのピンクのシャツとも相性抜群です。

お手物とのカフスがあまりに素敵でしたのでお写真を撮らせていただきました。

30年近く前に購入されたものだそうで、淡い色の薔薇が手首に華を添えています。

こういったアイテムを嫌味なくつけるのって難しいんですよね・・・。

サッカー好きのM様は、某Jリーグ最強チームの熱狂的サポーター。

いつも服の話よりサッカーの話が多くなってしまうのですが、、、笑

定期的に季節に合ったスーツをオーダーいただいております。

今季は先日のブログでもご紹介させていただいた、通気性に優れた『フレスコ』の生地。

この写真だと「本当に夏物かよっ!!」って感じですが、、、

はい、これを見てください。

ほぼ網戸です、スケスケ(もちろんシャツや下着は透けません笑)。

厚みでいえば春・秋がメインとなりますが、これだけ通気性が良ければ暑い季節でも十分快適に着ることができます。

シワにも強いですから、もし手持ちのスーツの数があまり多くないということであれば、フレスコのような丈夫な生地のスーツにレギュラーポジションを与えてあげてください。

そうすればその後のメンバー構成も好みを反映しやすく、最終的に優れたオリジナル・チームが完成すると思います。

いつもはダークカラーを中心にオーダーいただくM様ですが、今回は夏用ということで少し明るめのネイビーに。

(写真よりもう少し明るい印象です)

スーツは社会で着るものですから、見えいる人から「あの人、暑そう…」なんて思われてはいけません。

ネイビーに限らず、グレーでも、春夏スーツは勇気をだして少し明るめの色にすると、気分も上がりますよ!

こちらも、春夏のスーツ生地としておすすめのハリソンズ:ミスティーク。

先程のフレスコが「肉厚で、しっかりした」生地だとすれば、このミスティークは「薄いのに、ピンと張っている」生地と表現できます。

目付、織り方などはとても軽く、一見するとごく普通の”トロピカル”なのですが、他と比較するとミスティークはピンと張っている感触があり、これが「薄くてシワシワ」という最悪の状態にならない秘訣です。

本当に、驚くほど、シワになりません。笑

ハリソンズ社のCEOダンスフォード氏も「英国でも春夏はミスティークだよ!」といっていました。

「やっぱり、できるだけ薄くて軽い着心地のものがいいなあ・・・」という方は迷わずミステークを選びましょう。

オーダーいただいたA様は60代ですが、現役バリバリの経営者の方。

いままではそれこそフレスコのような丈夫な夏スーツばっかりだったそうですが、気分を変えて薄いスーツにしてみようと一気に3着の大人買い。(本当にありがとうございます)

ダークネイビー、チャコールグレー、そして軽やかならとグレーとバランスよくお選びいただきました。

ということで、最近オーダーいただいた生地を一部ご紹介させていただきました。

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nakanomaruライター:nakanomaru一度は大手IT企業へと入社。その後、心の声に従い上京しボットーネに。
人生で情熱を注げることは2つ、1つはサッカー、もう1つはスーツ。
何事もコツコツ、地道に基礎を固め着実に行う動作の安心感の高さはクライアントからの評価も高い。

2022年4月10日
オーダースーツ | オーダースーツの生地

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