今日はオレンジを装って、彼女の服を買いに、南青山へ

ロンドンストライプのシャツに、ちょっとオレンジで差し色を。
バッグはカラブレーゼというブランドのもので、面積が広いからアクセントになる。
今日は名古屋から、初めましてのクライアントに始まり、
2013年から定期的にオーダーをいただいているN氏のスーツ&ジャケットの打ち合わせ。
それに同じく2013年から定期的にオーダーをいただいているK氏のリネン・ジャケット&パンツ&シャツ一式装いのご納品。シャツは3枚をご提案していたが、1枚だけ着用してみる。
・・いつものように一呼吸開くのがK氏。
うん、と頷き、良いですね、と。
(ここで)全部着てみたくなるけれど、帰ってから(笑)と言葉を残していかれた。
今は鏡の前にいらしゃるかもしれない。この瞬間のワクワクの共有が何年やっていてもたまらない瞬間だ。

表参道、ファッション関係、なんだか華やかなイメージだ。
けれど私はメイン通りよりも、裏路地の地下にあるアンティーク時計店で時を忘れるのがたまらなく好きだ。
どうも華やかな場は苦手で、パーティに行くのも苦手だ。
そもそもお呼ばれした場に4人を超える方がいる、となればこれはどうしたら良いものかとしどろもどろになる。
人が多ければ多いほど、お一人お一人との会話が薄くなって、社交辞令が並んでいるような感じがして、どうもそういうことに意味が見出せないのも、苦手要因の一つかもしれない。
ただ、昔からパーティーを開くのは好きだった。
踊るのは苦手だけれど、みんなが楽しく踊る場を作って、それを上から見ていて、あぁ、みんな楽しそうに踊ってくれている、良かった・・とビールでも飲む。
さて今日は仕事の合間に、妻の服を探しに出る。
39歳、現在まだ表参道〜南青山のメイン通りの華やかなショップに入ることに勇気がいるのだけど、うちはレディースは作っていないし、パターンもトレンドも違うからショップへ。
だいたい私一人で、レディースのショップへ行く。
サングラスも、スカートも、念のため許可をもらいつつ、今期から私が選び買うことにOKを貰ったので、彼女の個性を生かしながら、好き勝手コーディネートしてみようと思う。
ライター:松 甫 詳しいプロフィールはこちら>>
表参道の看板のないオーダーサロン 株式会社ボットーネ CEO。
自身もヘッド・スーツコンシェルジュとしてフィッティングやコーディネートを実施。
クライアントは上場企業経営者、政治家、プロスポーツ選手の方をはじめ、述べ2,000人以上。
2017年5月22日
明日は何着よう?松はじめのスーツの着こなし術 | スーツ ジャケット スタイル
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