2016と大掃除と

2016も残すところ2日となった。
今年もたくさんの新たなクライアントとの出会い、久々の再開など、洋服を通して様々な出会いと、その数だけストーリーが生まれた。
日々全力で走り抜けているが、他にどのようなことがあったか、、、

2/26 大西基之先生とご対面
そう、この日紹介していただき、ついにお会いできたのだ。
ここから素材講義の構想がはじまった。
2/29 別れとコットンダブルと
そうこうして、事務クルーHが退職した。
この日を境に私と小寺、2名のみの会社になった。
この後どうなるかと冷や冷やしたものだが、
魔法の杖のお蔭で何とか事なきを得た。
とはいえ採寸にフィッティング、電話、お問い合わせメール、質疑応答、
素材の確認、設計、工房との打ち合わせ、タイムスケジュール組み、検品、
さらにウェブサイトの更新、業者との打ち合わせ、取材などなど、
ありとあらゆることを2人だけでやって、創業当時を思い出したが、
その時とは比べものにならない量だった。
それでも深夜まで日々改善をして、
ミスも許されず妥協もできず、火曜は自宅に着くのが朝3時だった。

4/30は沸騰ワードテンに一瞬出て、
その後入社したクルーが、文字通り1日で辞め・・・
理由は、「勤務時間前に掃除など聞いていない。」というものだった。
た、確かに書いてない。
電話に出られない忙しさ、
洋服の打ち合わせとフィッティングに集中したい・・・
そうだ!電話は無くそう!と言い出した私、
「やってみましょう」と小寺。
ある日突然電話がなくなった5月。

6/17 TV出演
NHK BSの美の壺という番組に出演させていただいた。
わずか15分程度の構成に、ボットーネは7時間の撮影と、
美術番組ということもあるが、プロフェッショナルとはということを目の当たりにした。
6/19 値上げをした。
実際には上げたのではなく、低価格帯の構成をカットした。
そして実は縫製品質は上げた。
クライアントの数は減って、それでもついてきてくれるクライアントに対して、
もっと集中して良い服を届けられる、そんな気がしたのだ。
経営者の友人・知人たちからは、
電話もなくて価格アップ?なかなかみんなそれやりたくてもできないよ、勇気いるよね。と言われたが、
結果、なぜか昨年対比の売上は毎月超えになって、
洋服とクライアントに向き合える時間が増えた。
テーラー、スタイリストなど社外からも受講者を集め、
大西基之氏を講師に招き、ボットーネ主催の素材の勉強会が開始した。
実は業界にはこうした学校も、講義もない。
美容師は学校も講義もあるのに、洋服屋には、とりわけメンズはないのだ。
業界に何かを残せたら、
そしてウェブ上にある間違えた情報氾濫に危惧し、
正しく楽しい情報を発信したい、というのが着想の原点だ。
9月に入社したのが、嶋田である。
彼は大手銀行に入社したが、何か違和感を感じ、
Aセレクトショップでアルバイトをしていたところ、
テーラーの道というか、スーツのオーダーメイド求人を見つけてうちの門を叩いた。
彼は面接で見た頃とは別人である。
9/26 新しいクルーが社員入社した。
嶋田入社から遅れるところ約1カ月、
仙台から中之丸が入社した。
まったくの異業種からコンシェルジュを目指すわけだ、
不安でいっぱいだったようだが、
書道の師範代という彼は、兎に角字が綺麗だ。
それと、イマドキ珍しく、仕事の基本が叩き込まれている。
10/31 小寺が福岡へ帰るため退職した。
長い間、彼女は深夜まで妥協せず、一緒にクライアントのために、
もっとどうしたらよくなるか?と走り続けてくれた。
何よりも、紳士仕立服が大好き、これは大切なことだ。
感謝。

12/6 大西基之先生の講義(1期)終了
半年の講義もこの日で終了。
と、大西先生からまたやろうよ、松さんが良かったらさ。
とのお言葉が。
大手マーチャントや既製服の大企業向け研修を行っている大西先生だが、
少人数で、しかも自費で参加しているテーラー・スタイリストたちへの講義は、
熱量が違うのか、みなさん熱心!と毎回メッセージを頂戴したのだが、
そういった想いが伝わったのかもしれない、嬉しい、また企画しよう。
営業後より、大掃除開始!
ライター:松 甫 詳しいプロフィールはこちら>>
表参道の看板のないオーダーサロン 株式会社ボットーネ CEO。
自身もヘッド・スーツコンシェルジュとしてフィッティングやコーディネートを実施。
クライアントは上場企業経営者、政治家、プロスポーツ選手の方をはじめ、述べ2,000人以上。
2016年12月29日
明日は何着よう?松はじめのスーツの着こなし術 | イベント
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