ボットーネのこだわり│大切なスーツをお仕立てするということ
時代が変わり、働き方が変わり、スーツを着る機会も変わってきました。
そんな中でも、私たちボットーネが変わらずに大切にしているのは、お客様お一人おひとりにとって特別な一着を仕立てることです。
「どうせなら良いものを一着持ちたい」
「せっかくなら自分に似合うものを作りたい」
そんなお声をいただくたびに、私たちが日々取り組んでいる仕立ての本当の意味を改めて感じます。
30代の私自身も、年齢を重ねるにつれてスーツに対する考え方が変わってきました。
今回は、私たちボットーネがなぜスーツ作りにここまでこだわるのか、その想いをお伝えしたいと思います。
スーツが持つ本当の価値とは何か

オーダースーツと既製品のスーツ、何が違うのでしょうか。
確かに既製品にも素晴らしいスーツはたくさんあります。 しかし、オーダースーツには既製品では決して得ることのできない特別な価値があるのです。
それは、「あなたのためだけに作られる」という事実です。
体型はもちろん、お立場や好み、着用シーンに至るまで、すべてを考慮して一から設計していきます。
生地選びから始まり、デザイン、シルエット、細部の仕様に至るまで、すべてがあなたのためのものです。
「自分はどのような人間でありたいか」
「どのような印象を与えたいか」
「どのようなシーンで着用するのか」
これらの問いに向き合いながら、二ヶ月以上の時間をかけて一着のスーツを仕立てていく。
プロセス自体が、既製品では決して味わえない特別な体験なのです。
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職人の技術と想いが込められた一着

スーツ作りにおいて、技術的な部分も私たちが非常に重要視している要素です。
どんなに素晴らしい生地を使っても、仕立ての技術が伴わなければ、その良さを十分に引き出すことはできません。
特に肩周りの仕立ては、スーツの着心地と見た目を大きく左右する重要な部分です。
「ジャケットは肩で着る」と言われるように、肩のフィット感は着心地に直結します。
私たちは熟練の職人による手作業で、お客様の肩の形に合わせて丁寧にアイロン操作を行い、美しいシルエットを追求しています。
また、コンパクトなアームホールの設計により、腕の動かしやすさと美しいラインの両立を実現しています。
これらの技術は、長年の経験と日々の研鑽があってこそ成り立つものです。
ゲージ(サイズサンプル)を基準に、どこを調整し、どのような補正を加えるのか。
一人ひとりのお客様に最適なフィッティングを実現するため、私たちは常に技術の向上に努めています。
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着る方の人生に寄り添うスーツ作り

当サロンにお越しいただくお客様を拝見していると、皆様それぞれに異なるスーツへの想いをお持ちです。
年齢を重ねるにつれて色柄やフィット感を少しずつ調整しながら、何年もお仕立てを続けてくださる方。
一方で、お気に入りの色だけを何着も仕立て、その中で微細な違いを楽しまれる方。
どちらも正解であり、どちらも「その方らしさ」を表現する大切なスーツです。
私たちが目指すのは、お立場や人柄が自然と表れるようなスーツです。 派手である必要はありません。
むしろ、着る方の魅力を引き立て、品格を高める。
そんなスーツこそが、真に価値のある一着だと考えています。
オーダースーツは個性の表現でもあります。
しかし、その個性とは奇抜なデザインや目を引く柄のことではありません。
着る方の内面から滲み出る品格や、長年培ってこられた経験や知識。
そうしたものが自然と表現される、そんなスーツを私たちは目指しています。
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美しさと着心地、両立への追求

私たちが師と仰ぐ大西基之先生から教わった言葉があります。
「着て着やすく、見て美しい」 これこそが、良いスーツの絶対条件だということです。
着やすさは着ている本人にしか分からない部分です。
タイトなフィット感を好む方もいれば、ゆとりのあるシルエットを好む方もいらっしゃいます。
この感覚は、対話を重ねながら理解を深めていく必要があります。
お客様のお話をじっくりと伺い、普段のライフスタイルや好みを把握することで、その方にとって最も着やすいフィット感を追求します。
一方で美しさは、着ている方だけでなく、周りの方からの視点も重要になります。
どんなに良い生地を使っても、どんなに補正を効かせても、総合的に美しいと感じられなければ意味がありません。
着る方の体型をより良く見せ、品格を高める。
そのために私たちコンシェルジュは、常に新しい知識の習得と技術の向上に努めています。
長く愛用していただける価値ある一着

こうして丁寧に仕立てられたスーツは、適切なケアをしていただければ五年、十年と長くお召しいただけます。
時を経るにつれて、お客様の一部となっていく。
そんな特別な存在になることを願って、私たちは一針一針に心を込めています。
既製品では味わえない仕立ての過程、職人の技術、そして何より「あなたのためだけに作られる」という特別感。
これらすべてが組み合わさって、世界に一着だけのあなたのスーツが完成するのです。
私たちボットーネは、これからもお客様お一人おひとりを輝かせるスーツを丁寧に作り続けてまいります。
初めてオーダースーツをご検討の方も、既にスーツに深いこだわりをお持ちの方も、ぜひ一度私たちの想いに触れていただければと思います。
あなただけの特別な一着を通して、新しいスーツの価値をお感じいただけるはずです。
ライター:nakanomaru一度は大手IT企業へと入社。5年勤務ののち、心の声に従い上京しボットーネに。
人生で情熱を注げることは2つ、1つはサッカー、もう1つはスーツ。
何事もコツコツ、地道に基礎を固め着実に行う動作の安心感の高さはクライアントからの評価も高い。
2025年8月15日
オーダースーツ ボットーネのブログ | 明日は何着よう?松はじめのスーツの着こなし術
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