大人のクールビズ【押さえておきたい5つのポイント】
9月までの長い期間、日本の働く男性のほとんどがクールビズの服装でお仕事をされると思います。
クールビズの期間については、環境省によって毎年定められていることをご存知でしたか?
2024年(令和6年)は、【5/1~9/30】までとされています。
その期間、なんと5ヶ月!(結構長いですよね)
10月以降も、各自の判断により積極的に取り入れるようにアナウンスされており、企業によっては実質半年もの間クールビズの服装で仕事に励むことになります。

以前、こちらの記事でも書いたように、クールビズの服装は意外にも注意すべきポイントがたくさんあります。
今回の記事では、大人のクールビズ【押さえておきたい5つのポイント】と題して、私が大切だと思うポイントを解説したいと思います。
着用するアイテムの数が減るからこそ、気を付けているかどうかで大きな差が出てしまいます。
周囲に良い印象を与えるような、大人な服装を心がけましょう!
大人のクールビズ①:何よりも重要なのは清潔感!

シャツやスラックス、着こなし、小物などテクニックはもちろんあると思いますが、まず何よりも大切なことは「清潔感がある」ということです。
一番清潔感の差が出るのは、言うまでもなくホワイトシャツですよね。
普段スーツを着る社会人であれば誰しもが持っているホワイトシャツ、気付かぬうちに襟や袖口が擦り切れていたり、黄ばんでしまっていたりしませんか?
普段はジャケットを着ていてあまり目立たないかもしれませんが、クールビズではそうもいきません。
これはいわゆるスーパークールビズにおけるポロシャツ等も同様で、「襟が付いているとしっかりとした印象になる」ということでポロシャツはOKとされる職場もあると思いますが、その襟がマイナスポイントになってしまっては本末転倒です。

そうならない為にも、着数を増やして置くことは有効な手段だと思います。
スーツをたくさん揃えるのは難しくても、シャツならば揃えやすいですよね。
最低でも5着、それらはすべてクールビズ期間の専用のシャツとして確保してしっかりとローテーションさせましょう。
週5日勤務として、1週間に1回、月に4回程度の着用であればシャツへのダメージも少なく、清潔感のある状態を保つことができます。
大人のクールビズ②:なんでもありではない!

実はクールビズ=カジュアル、という誤った認識を持っている人も少なくありません。
クールビズだからと言って、どんな服装でもいいよということではないということです。
企業の方針、自身の社内での立場、社外との接触の有無などによって、どの程度が許容されるのか一度じっくり考えてみてください。
変にとがってオシャレ過ぎてもいけませんし、スボラな印象を与えてしまうのは当然NGです。

私が会社員時代、普段スーツを着ているときはビシッと決まっているのに、クールビズ期間になると突然ポップなチェックシャツを着ていた上司がいました。
もちろんチェックシャツには何の罪もありませんが、あきらかにプライベート用のシャツを着て来ました感が強く、社風にもまったく合っていなかったので悪い意味で印象に残っています。
(服屋だから気付いたということではありません、当時は普通の会社員でしたので。)
大人のクールビズ③:やっぱりサイズ感は重要!

洋服に目を向けると、クールビズの主役となるのはシャツです。
シャツはこれまで以上に注意してみてはいかがでしょう。何よりサイズ感は重要で、例えばタイトすぎて引きジワが出ていませんか?
既製服を買うときはしっかり試着をして、よりジャストサイズを体験したい方はオーダーの世界に足を踏み入れてみるのもひとつです。
やはりすっきりとしたサイズ感でスマートな印象を与えるのが望ましく、半袖は子供っぽくも見えてしまいますのでスリムな長袖の仕様が適していると思います。
シャツに特化したチェックポイントをこちらの記事で詳しくまとめています。是非チェックしてみてください。
・クールビズシャツのNGポイント
・オススメの襟型
・襟をきれいに見せるコツ
・素材にもこだわってみる 等
大人のクールビズ④:スラックスもクールビズ専用で!

シャツに続く第二の主役はスラックスです。
特に意識していない方は、スーツのスラックスのみをそのまま着ていることが多いのですが、これは一番NGです。
夏は汗をたくさんかきますし、スラックスにはダイレクトにダメージを与え消耗を早めてしまいます。
スラックスがダメになったらジャケットも着れなくなってしまいますので、結局無駄な出費になってしまうのです。
初めからクールビズように2パンツのスーツを購入したりと、クールビズ専用のスラックスを用意することで他のスーツを守ることをおすすめします。

シルエットにも当然拘りましょう。
すっきりとした股上に、テーパードという裾に向かって徐々に細くなるようなシルエットが旬です。
スラックスについても、こちらの記事で詳しく解説しています。
・こんなスラックスはNG
・おすすめの素材
・おすすめの仕様 等
大人のクールビズ⑤:小物にも統一感を!

クールビズは小物類の合わせ方もとても重要です。
例えば腕時計。
時刻の確認はスマホで問題ない!という意見もあり、最近は時計をしないという方も増えてきました。
腕時計そのものの価値観も、ある種のステータスという側面から時代と共に変わってきているように感じます。
(アップルウォッチなどもありますし)
ですが、クールビズで腕時計なしだと、ちょっと寂しいようにも感じてしまいます。
一方で、数珠などのアクセサリーがジャラジャラ付いている方もいますが、アクセサリーはあくまでさりげなくが基本です。
このあたりは自身のライフスタイルに合わせてバランスを取りましょう。

ベルトと靴の色を合わせるというのはもはや常識でしょうか。
クールビズではベルトが常に見えていますので、擦り切れていないかなど点検を怠らずに。
スーツスタイルにはあまりみられないメッシュベルトも、クールビズであれば爽やかでおすすめです。
靴・バッグと、革製品はカラーに統一感を持たせてコーディネートするといいですよ。
ライター:nakanomaru一度は大手IT企業へと入社。5年勤務ののち、心の声に従い上京しボットーネに。
人生で情熱を注げることは2つ、1つはサッカー、もう1つはスーツ。
何事もコツコツ、地道に基礎を固め着実に行う動作の安心感の高さはクライアントからの評価も高い。
2024年5月28日
オーダースーツ ボットーネのブログ | 明日は何着よう?松はじめのスーツの着こなし術
おすすめ記事
英国から来た流儀 服飾評論家 出石尚三氏の服飾史の講義に参加してきました英国から来た流儀は、服飾評論家の出石尚三先生が講師を務めていらっしゃる、服飾史を勉強…
NYとワシントンのアメリカ人がクスリと笑う日本人の洋服と仕草 著者の安積陽子氏&大西基之先生の話今日の大西先生! 今日の大西基之先生は、一枚仕立てのトレンチコートで現れた。 ブラウ…
ポロコートの着こなしやアルスターコートとの違い!ポロコートとは ポロコートは、19世紀の後半、イギリスのポロの選手が、競技の間の…
服は着るだけでは半分でしかない星野先生は、ジェントルマンってものを教えたかったんだろうな、 「センターをつまんで、…
《最新版》彼氏(旦那)に絶対贈ってはいけないプレゼント 本当のスーツの着こなしとは?オーダーサロン ボットーネがお届けするビジネススーツ&フォーマル通信。 基礎より、何…
コードレーンのジャケットを着こなしたジャパニーズダンディ 大西基之先生から学ぶコーディネート術コードレーン ジャケットで初夏の装い 大西基之先生の装い ・夏の装いコードレーンのジ…
質問!ピークドラペルのスーツってどう思う?コンクールで着ても良いスーツオーダーサロン ボットーネがお届けするビジネススーツ&フォーマル通信。 本日はこんな…
《初公開の裏技!》お洒落なスーツ紳士を見る唯一の方法オーダーサロン ボットーネがお届けするビジネススーツ&フォーマル通信。 今日はお洒落…
タキシードのシャツのプリーツ(ピンタック)の意味には男性の恥じらいが関係しているオーダーサロン ボットーネがお届けするビジネススーツ&フォーマル通信。 本日はこの、…
雨&雪道 ビジネスでスーツに合わせる通勤用の靴 対策はどうする?ソールはダイナイトソール スーツスタイルの場合は革靴が基本となる。 そうすると一番相…
関連カテゴリーの人気記事 週間ランキング
-
1
背広の語源(由来)はサビルロウではなかった!スーツとフロックコートやモーニングを見ると・・・ -
2
スーツのSUPER 〇〇’S(スーパー)表記とは?番手とは?オーダーするならスーパーいくつ? -
3
アルスターコートとは実は大人気のコートだった -
4
スーツに肩パットは古い? -
5
コートの生地にはどんな種類がある?|カシミア・ウール・キャメルそれぞれの特徴を解説 -
6
ダブルのチェスターコートこそオーダーで! -
7
【完全解説】チェスターフィールドコート!洒落者の伯爵が着たコートの歴史 -
8
ピーコートはシングル ダブル どっち?特徴に答えがあった! -
9
男性の帽子の種類と選び方!中折れハットやハンチングのコーディネートやおすすめを紹介












イギリス(ブリティッシュ)のスーツとイタリアのスーツと日本のスーツの違い
できる男の靴下!ビジネスマンが持つべき3タイプの靴下 ファッションで実は大事なソックス
スーツ 夏用 冬用の見分け方!種類と選び方、着こなしの違いは?
グレーのオーダースーツ 8年お仕立てさせていただいているI様
NYとワシントンのアメリカ人がクスリと笑う日本人の洋服と仕草の著者 安積陽子さんのトークショー












