ワイシャツの語源はホワイトシャツの聞き間違えだった
オーダーサロン ボットーネがお届けするビジネススーツ&フォーマル通信。
今日はネタのようなお話しをお伝えしたい。
なんと、ワイシャツの語源。
既にご存知の方も少なくないと思うのだが、まだブログでは触れていなかったので敢えて記事にしてお伝えしたいと思う。
この話は、例えば忘年会、もしくは逃してしまった方は新年会、もっと広い意味では飲み会、コンパなど色々と使えると思うので、ぜひメモをとっておいてほしいと思う。
4月に新入社員が入ってくる、いよいよ俺も先輩か!と、新卒入社した日を思い出し、もう1年かぁ、と懐かしむ3月に読み返せば新卒の後輩にふとした時に伝え、へぇ、先輩物知りっすね。と言われ鼻高々になるかもしれない。
今日のワイシャツ素敵ですね!とお世辞を言われた時の返答にももってこいだし、他部署の馬が合わないマネージャーとエレベーターで2人になってしまった時に、何かの拍子にこの話をしてみるのはどうだろう。
非常に短く、簡潔な話なので、そろそろ引っ張るのは諦めてお伝えしようと思う。
江戸幕府が続いた鎖国、日本はいよいよ明治という新時代を迎える。
和服を着ていた日本人が、新しい西洋の服を知ることになる。
そんなある日の出来事。
日本人《それは何ですか?》
彼は、異国の人が着ていたワイシャツは何か?と訪ねた。
横濱に居た外国人《これか?これは、White shirtだ!》
ホワィッ シャツ!
ホワイ シャツ・・・
ワイシャツ・・
日本人《あぁ、ワイ・シャツというんですか!》
現代ではメールという手段がある。
メールは言葉を文字にして相手に伝えるコミュニケーションツールだ。
だが、文字のコミュニケーションではなかった時代・シーンは多々ある。
それがこの、ホワイトシャツ、と発音した外国人の言葉を、耳で捉えた例だ。
ワイ・シャツと聞こえたわけだ。
この他にもこういった例は色々とあるのだけれど、また来年の忘年会シーズンにとっておくとします。
ということで、今日からホワイトシャツときちんと発音してみようか。
さて、明日は何着よう?
あわせて読みたい ピーコートも聞き違いから生まれた言葉!?
ライター:松 甫 詳しいプロフィールはこちら>>
表参道の看板のないオーダーサロン 株式会社ボットーネ CEO。
自身もヘッド・スーツコンシェルジュとしてフィッティングやコーディネートを実施。
クライアントは上場企業経営者、政治家、プロスポーツ選手の方をはじめ、述べ2,000人以上。
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