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007コートと色味と日々改善と

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今日はデザインが美しい、このコートで防寒だ。
内側は、ジャケット・ジレも着用して防寒、
とにかく、寒い。
少しでも温かみを、と差し色でブラウンのタイを入れている。

《色彩とはなんだろうか、悦楽である》と言ったのはロラン・バルトという哲学者だ。

考えてみれば、その昔は現代ほど染色の技術がなかったわけで、
そもそも色は例えば紫貝など、天然のものから染色することになるので、
非常に希少だったわけだ。

19世紀にパーキンという英国の化学者が初の合成染料を開発して、
色は劇的に変わったそうだ。
そういった意味ではファッションを楽しめる時代だなとふと思う。

今日も予約で全ての時間が埋まっていた本日のサロン。
使用日がある洋服はもちろん、納期は全神経を集中させて厳守しなければならないが、
何と言ってもキーワードは、色だ。

ネイビーの、やや明るめのトーンをイメージしている。
もう少しだけ、暗い色味はないか?
モヘアだと、実際の太陽光で、明るく見え過ぎることはないか?

なんとも繊細な男の世界である。
紺にも様々なトーンがあるという、奥深さ。
そして染色にも様々な方法がある。
それは本日こちらで書いている。
>>生地の染色方法

さて、冒頭のこのコートは、

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これをオマージュして制作したオーダーコート。

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コートにも色々なタイプがある、
チェルターフィールドコート、ステンカラーコート、Pコート、トレンチコート、
アルスターコート、ポロコート、

チェルターフィールドコートにも種類があり、
シングルチェスターフィールドコート、シングルセミチェスターフィールドコート、
ダブルチェスターフィールドコートなどがあり、
さらに素材もカシミア、ウール、キャメルなどがあるが、
それだけでも雰囲気が変わる。
コートも面白い。

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「常に、創造的な仕事をする、
それは言葉を変えますと、今日よりは明日、明日よりは明後日と、
常に、改良・改善を、絶え間なく続けると。

よく、いろんなひとから、次から次へと、素晴らしい技術開発ができて。
うちにも何かネタを教えてくれませんか?と言われます。
これはですね、もともと何かそういった技術があったからできたわけではないんですね。

つまり、私の場合は、
ファインセラミックスという分野では専門家ですから、
技術屋としては通用しますけど、
電気通信事業では、まったくの素人でありますから、

だけど、私は電気通信事業で才能を出しとると思うんです。

今日よりは明日、明日よりは明後日、
常に改良・改善を続ける。
もう、わずかな改良・改善をしていくというのが、
偉大な発明に繋がっていくと。

私は、よその会社の倉庫を借りて会社をはじめたときに、
掃除のおばさんにこう言ったことがあります。
おばさん、掃除をするのはいいんだけど、
どうすれば綺麗になるのか、今日やった方法と明日とでは変えてみたらどうですか?
満足いくまで、次から次へと工夫してみたらどうですか?

で、今日はこっちから箒をはいたんだけど、
明日は逆へ運んでみようかとかですね、
考えてみてくれませんか?

その方が楽しいですよ、と。
漠然と掃除するより、考えてやって方があなたも楽しいはずですよ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

本日の朝礼では、
私の大好きな稲盛和夫氏の「経営のこころ」の一節を皆で聞いた。
これをかけるのは何回目だろうか、
今のクルーは初だったようだ。

洋服も、仕事も、おもてなしも、
日々反省し、今日より明日、少しで良いので進化させる。
その少し、が積み重なった時、
大きな変化になるのだ。

あれ?ある日どうしてひよこが生まれたの?
と人はいう。
だが、コツコツと玉子のなかで雛は育って、
玉子をノックし続けたのだ。
ある日ぱかっと割れたところだけを見たなら、驚きの変化だ。

だが、日々やっていることは、コツコツ。
これを継続する。

いよいよ10年を超えて、
日々進化向上を続けていると、
我々も信じられないようなものが開発されていたことに気づく。
外からは見えないのだが、
日々の努力、自分自身を磨くこと、
社会のため、チームのため、クライアントのために時間をみつけては全力で改善を続ける、
だから創意工夫が生まれるし、仕事が楽しいのだ。

みな、着々と成長している。
だが、まだまだ。
テーラーとして学びに終わりはない。
明日も改善しよう。

  • 007のコート
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松 甫松 甫 記事一覧はこちら>>表参道の看板のないオーダーサロン 株式会社ボットーネ CEO。
自身もヘッド・スーツコンシェルジュとしてフィッティングやコーディネートを実施。
クライアントは上場企業経営者、政治家、プロスポーツ選手の方をはじめ、述べ2,000人以上。

2016年12月11日
ボットーネ 松のスーツ・ジャケットスタイル365 ありのままブログ | スーツ ジャケット スタイル

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