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明日は何着よう?松はじめのスーツの着こなし術

ウイスキーとダレスバッグと

松はじめです。

スーツが大好きですが、すると靴も好きです。

そして・・

時計、鞄も。

こと、この鞄についてはいろいろと思い入れがあります。

なかでも好きなのが、ダレスバッグ。

ダレスバッグは、黒と、茶、それぞれ持っています。

それに、ブリーフケース、オーバーナイトなどレザーの鞄がいろいろと。

彼らに名前をつけている・・ということはないんですが、眺めているとそれぞれ表情があるんですね。

個性といいますか。

それで、

「今週はありがとな!」とか、

「あの時は世話になった、助かったぞ!」と、

会話するんですね。

(実際に声は発しません。さすがに・・妻に家を出ていかれてはいけませんから・・)

でも、彼(彼女)たちは戦友。

一緒に闘い、過ごしてきた仲間です。

そんなわけで、大好きなウイスキー ボウモアの12年を飲みながら、バッグと語らうというのも悪くはないでしょう。

こちらは銀座ファッションアカデミアの主催者 内田さんの鞄ですが、私も同じものを持っています。

英国製で、前出の茶鞄とはまた違った面持ち。

堅牢、生真面目、といったところでしょうか。

良い鞄があると、良いスーツを着て、つい鏡の前に立ってしまいます。

全体のコーディネートがしっくりくると、良し!と心の中で声が出ます。

がんばろう!と、湧き上がってきます。

カジュアル化とはいいますが、まったく否定はしませんが、

以前安積陽子さんにインタビューさせていただいた時に、

欧米でカジュアルデーを作ったところ、ミスが増えた、という事例もあるそうで。

なんでもかんでも、緩いことが全てではない、と思うんですね。

そういう意味では、2キロ以上重量がある、中の物をしっかり守ってくれる、かっちりとしたスタイルでないと持てない鞄。

この鞄たちは、しっかりやろう、良い仕事しよう!紳士であれ!と立戻らせてくれるきっかけを与えてくれているのかもしれません。

さて、明日は何着よう?

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松 甫ライター:松 甫 詳しいプロフィールはこちら>> Twitter Facebook 表参道の看板のないオーダーサロン 株式会社ボットーネ CEO。
自身もヘッド・スーツコンシェルジュとしてフィッティングやコーディネートを実施。
クライアントは上場企業経営者、政治家、プロスポーツ選手の方をはじめ、述べ2,000人以上。

2019年11月16日
ライフスタイル | コラム

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