【やってはいけない!】時代遅れの大人ファッション TPOをたかぎこういち先生に聞く
こんにちは、松はじめです。今日は皆さんに、特に40代以上の大人の男性が絶対に避けるべき時代遅れなファッションについてお話ししたいと思います。
現代は動画やSNSが当たり前の時代です。就職活動でも自己紹介動画の提出が求められ、ビジネスシーンでもオンラインでの露出機会が格段に増えました。もはやビジュアルは特別な人だけのものではなく、私たち一般人にとっても重要な要素となっているのです。
そんな中、昔は通用したファッションが今では時代遅れに見えてしまうことがあります。今回は、メンズスタイリスト養成講座の校長である高木晃一先生との対談から、大人が絶対に避けるべき3つのポイントをご紹介します。
1. ロゴ丸出しファッションはもう古い

クワイエットラグジュアリーの時代
最近のラグジュアリーブランドのトレンドは「クワイエットラグジュアリー」、つまり「静かなラグジュアリー」です。これは音が出ないという意味ではありません。一目でブランドがわからないけれど、素材や作りを見れば「これは高そうだな」とわかる、そんなさりげない高級感のことです。
大きなロゴがバーンと入ったTシャツやバッグは、もはや時代遅れ。まるでそのブランドの営業マンのように見えてしまいます。私たちはブランドの社員ではありませんから、わざわざ宣伝する必要はないのです。
避けるべきアイテム
特に注意したいのは以下のようなアイテムです:
- 大きなロゴが入ったTシャツ
- ブランドロゴが全面に配置されたバッグ
- セカンドバッグ(これも時代遅れの代表格)
小さくワンポイントでロゴが入っているくらいなら問題ありませんが、主張しすぎるロゴは避けましょう。上品で洗練された大人の男性を目指すなら、さりげなさが重要なのです。
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2. TPOを無視した「いつでも同じ」スタイル
TPOの本当の意味
TPO(Time・Place・Occasion)は、時間・場所・場面に応じて服装を選ぶという考え方です。しかし、最近は「どこに行くのもカジュアルでいいや」という方が増えています。
これは大きな間違いです。タワーマンションから出て、そのまま銀座へ行き、コンビニに寄って帰る。すべて同じ格好では、その場の雰囲気を台無しにしてしまいます。
場面に応じた配慮を
想像してみてください。大切な人のお葬式に親友がジャージで現れたら、どう思うでしょうか。「もう少し故人への敬意を表してほしい」と感じるはずです。逆に、ホテルのレストランでの華やかな集まりにジャージで参加するのも同様に不適切です。
ジャケット一枚で変わる印象
解決策は意外と簡単です。ジャケットを一枚持つだけで、印象はガラリと変わります。今はアンコンストラクテッド(芯地を使わない軽い作り)のジャケットもありますから、気軽に羽織ることができます。
昔、東京のクラブではジャケット着用が必須でした。お客様がジャケットを着ていない場合は、店が貸し出してくれるほどでした。それほどTPOは重要視されていたのです。
私たちは犬や猫ではありません。社会で生きる人間として、最低限のルールを意識することが大切です。
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3. 若い頃のジーンズをいつまでも着続けない
年齢に不釣り合いなダメージジーンズ
ジーンズは素晴らしいアイテムですが、40代を過ぎたら避けるべきスタイルがあります。
まず一つ目は「フルダメージジーンズ」です。若い方が履けばファッションとして成り立ちますが、年齢を重ねた男性が履くと「貧しく見える」「なぜ直さないのか」という印象を与えてしまいます。
若さがあるからこそダメージが映える。私たちの年代では人生そのものにダメージが蓄積されているのですから、服装くらいは整えておきたいものです。
スキニージーンズも要注意
もう一つ避けたいのが「スキニージーンズ」です。3年ほど前に流行したスタイルですが、大人の男性が履くと「痛い人」に見えてしまいます。
ふくらはぎの形がくっきりと出るほど細いパンツは、年齢を重ねた男性には不向きです。昔のフランス貴族が白いタイツにハイヒールを履いていたように、脚のラインを強調するスタイルは若い特権なのです。
推奨スタイル
ジーンズを選ぶなら、以下を心がけましょう:
- レギュラーフィットやストレートフィット
- 極端なダメージ加工のないもの
- ストーンウォッシュやケミカルウォッシュも初心者は避ける
- シンプルで上品なベーシックスタイル
若い頃のジーンズをメルカリで売って、年齢に適したものに買い替えることをお勧めします。
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まとめ:時代に取り残されない大人のファッション

時代は確実に変化しています。男性は仕事が忙しく、ついつい昔のスタイルで止まってしまいがちですが、現代ではビジュアルも重要な要素です。
特に動画やSNSが普及した現在、私たちの姿は記録として残ります。テレビのようにプロのスタイリストがいるわけではありませんから、自分で自分をプロデュースする必要があるのです。
今回お話しした3つのポイントを意識するだけで、印象は大きく変わります:
- ロゴ丸出しファッションを避け、さりげない上品さを心がける
- TPOを意識し、場面に応じた服装選びをする
- 年齢に不適切なジーンズスタイルから卒業する
人生経験を重ねた大人だからこそ、それに相応しい装いを心がけたいものです。ファッションは自分への投資であり、周囲への敬意の表れでもあります。
時代に取り残されない、洗練された大人の男性を目指して、今日から意識を変えてみませんか?きっと周囲からの評価も変わるはずです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。明日は何を着ようか考えるのが楽しくなる、そんなファッションライフを送っていきましょう。
ライター:松 甫 詳しいプロフィールはこちら>>
表参道の看板のないオーダーサロン 株式会社ボットーネ CEO。
自身もヘッド・スーツコンシェルジュとしてフィッティングやコーディネートを実施。
クライアントは上場企業経営者、政治家、プロスポーツ選手の方をはじめ、述べ2,000人以上。
2025年7月23日
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