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もう、最初の講義から1年ですね、、、

「素材そのものが、服の価値の半分を占めている」
大西先生のおっしゃるその言葉に、我々テーラーが素材について深く学び、追求することの意味が集約されていると感じました。

スーツに限らず、化学繊維が含まれた服が多く流通している時代。
化学繊維の服が悪い訳ではないのですが、そういう時代だからこそ、遥か昔から衣服に使われてきた天然の動物繊維・植物繊維について、その本質について学ぶ必要があるのです。

第1回目の講義を受けるのは今回で2回目。
毎回大阪からいらっしゃる原さん今回はと隣の席になり、「もう、最初の講義から1年ですね、、、僕ら成長しましたかね?笑」と話していました。

大西先生から学んだことは、日々アウトプットすることを心がけています。そうしないと、中々自分の本当の知識として身に付きません。
そのおかげで、生地や素材そのものの特性を明確に伝えることができるようになりました。
お客様の用途などを加味して、最適な生地ではないと思った時は、おすすめできないことを正直に伝えることもあります。
「お客に教えることも大事」といつも大西先生がおっしゃっているように、提案側がYESマンになる訳でも、決めつけて押し付ける訳でもなく、よりよい関係を築いていくこと。
そこにビスポーク、つまり会話を通して、お客様と共に作り上げていくという、本来の意味が詰まっているのだと実感しています。

何度受講しても新たな発見があり、なにより意欲のある参加者の皆様との学びの場は気持ちがいいものです。
そして、学んだことをしっかりと伝えていかないといけない、という使命感も以前にも増して更に強くなりました。
個人としてもボットーネとしても、素材について、セビロについて、装いについて、更に更に深く追求していきたいです。

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nakanomaruライター:nakanomaru一度は大手IT企業へと入社。5年勤務ののち、心の声に従い上京しボットーネに。
人生で情熱を注げることは2つ、1つはサッカー、もう1つはスーツ。
何事もコツコツ、地道に基礎を固め着実に行う動作の安心感の高さはクライアントからの評価も高い。

2018年4月6日
中之丸

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