テーラー 修行の旅 クルーのナチュラルクリーン修行が決定した

本日は立春。
そもそも立春とは、1年間を24に分けた、二十四節気の第一日目、立春とは、まさに1年のスタートだ。
そんなスタートに相応しく、本日はクルー嶋田が修行に出ることがきまった。
クルー嶋田とは彼だ。

昨年の秋に入社。
銀行員になるも、とにかく服が好きという一心から退職し、セレクトショップ勤務を経て、ボットーネへ入社。

不器用だが、誰より早く出社して掃除し、クライアントの抜群にフィットした姿を見て《うわ、カッコイイ》と思わず声が出た、という素直な24歳。
パンが好き、魚が食べられない、トマトもだめ。
とにかく曲がったことが嫌いな、勉強熱心なクルー。
入社当初は仕事の仕方がなっとらん!と言われる日々だったが、少しずつ丁寧な仕事ができるようになってきた。
現在は私のアシスタントだ。
プロ集団だらけ、朝は空手からスタート・・・
嶋田が行くのは、1着80万円のブリオーニのスーツやらアットリー二やら、次々と入荷する、日本最高峰の技術と言われる、千葉県君津市にあるナチュラルクリーンだ。
少数精鋭で運営されているこの会社、プレス技術の高さ、洗いのクオリティはもちろんのこと、とにかく仕事に対しての姿勢が素晴らしい。
感謝の気持ちを忘れない、常に謙虚に、と私も繰り返し教わった。
工房では毎日代表や会長の奥様から愛情深い叱咤激励が飛ぶ、現代では珍しい厳しく暖かい会社だ。
その工房へ、仕事の姿勢を学びに行く、1日修行というわけだ。
当日は私も密着し、改めてナチュラルクリーンのありのままの技・姿勢と、クルー嶋田の様子を記事を書こうと思う。
しかもこの話が決まったのが、今朝だ。

以前から、2月6日の午前に新年のご挨拶ではないが、クルー嶋田とご挨拶にお伺いさせていただけないか?とナチュラルクリーンの中田代表にお伺いを立てていた。
昨日その最終調整をしていただいていたのだが、今朝、中田代表から電話をいただく。
《そもそも、うちに研修においで。仕事の姿勢をしごいたるよ、そっちの方がいいでしょ?》とご提案をいただいたのだ。もちろん嶋田は自分のドレスシャツを持って、プレスの技も盗める、これはまたとない機会だ。
《うちは厳しいけん。まぁ、修行ごっこに来たらいいですよ。》と中田代表。
謙虚な人間しか続かない、毎日叱られるというこの工房はまさにお寺だ。
当然、時間はナチュラルクリーンのスタートと一緒、そう、早朝3時45分集合だ。

3時45分・・・木曜に私が寝た時間は4時だから、それよりも15分早い。
急に緊張感が高まった。
クルー嶋田に、3時45分に工房に入ることになった、と伝えたら、
《はい、わかりました。》とあっさり返答された。
《おい、3時45分だぞ、本当に大丈夫か?》と確認したら、
《ええと、お昼の、、ですよね?》と言われ、あっさりしていた理由がわかった。
違う、夜明け前だ!
君津駅前のビジネスホテルを確保、
3時20分にホテルの前にタクシーを段取り、
一体どのような1日になるのか・・・とワクワクしてきた。
《まずは掃除や!》とのことだ。
2月6日の模様もこのブログでご紹介したい。
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現在メディアにひっぱりだこの、ナチュラルクリーン。
私が数年前にお伺いし、潜伏取材のブログを書かせていただいたのが以下だ。
ぜひ一度クリーニングに出してみていただきたい、羽織ると・・わかる。
クリーニングの裏側 水洗いナチュラルクリーンに突撃レポートしてきた
そこでわかった驚きの事実、全部オープンにします。
ライター:松 甫 詳しいプロフィールはこちら>>
表参道の看板のないオーダーサロン 株式会社ボットーネ CEO。
自身もヘッド・スーツコンシェルジュとしてフィッティングやコーディネートを実施。
クライアントは上場企業経営者、政治家、プロスポーツ選手の方をはじめ、述べ2,000人以上。
2017年2月4日
嶋田
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