工藤の生地メモ AMADEUS365
Dormeuil ドーメル
特にAMADEUS365は、個人的に一番好きな生地であったりします。
その魅力は何といってもその光沢。
ただシャイニーなだけではなく、光の中に色を感じる光沢はDormeuil ドーメルならでは。
この光沢感は最終工程の際に特殊なプレス加工を施すことで生まれるもの。
光の中に感じるほのかなパープルは
仕立てることでより色っぽく鮮やかな艶めきになります。
この艶が、本当に色っぽい。
この色っぽさは男性にしか着こなせない色っぽさですね。
女性のセクシー感とはまた違った、艶やかさ。
スーツフェチ女子にはたまりません。
また、テキスタイルが英国製の生地ながら色鮮やかで豊富なのも魅力の一つ。
イタリア出身のテキスタイルデザイナーのアイリーン氏の織りなす世界観は
見ているだけで引き込まれます。
思わずかわいい!が飛び出してしまう
チェックの数々。
鮮やかな色彩は他にはないものばかりで
普通のスーツに飽きてしまった紳士の方が
ローテーションのスパイスに選ばれますね。
デザインはシンプルにしてもよし
はたまたイタリー伊達男のようにモダンにアレンジしてもよし
仕立て方は無限大です。
AMADEUS365、改めて大好きと痛感した一枚でございます。
ライター:松 甫 詳しいプロフィールはこちら>>
表参道の看板のないオーダーサロン 株式会社ボットーネ CEO。
自身もヘッド・スーツコンシェルジュとしてフィッティングやコーディネートを実施。
クライアントは上場企業経営者、政治家、プロスポーツ選手の方をはじめ、述べ2,000人以上。
2015年12月5日
工藤のブログ
おすすめ記事
- イギリス(ブリティッシュ)のスーツとイタリアのスーツと日本のスーツの違い【結論】そもそも考え方が違う まずイギリスのスーツは『30年着られる服』、これが根底…
- ボットーネでオーダースーツを作った結果!をお客様に率直に聞いてみたW様のご職業は、弁護士なのですよね? W様:はい、弁護士をやっています。 普段は毎日…
- 人はどうしてネクタイを巻くのか?勘違いは歴史をつくる日本ではクールビズという、ネクタイをしなくても良いとされる期間が生まれてすっかり定着…
- 英国紳士のスーツの着こなしにベストは必須なのか?イギリスから来たお二人に直撃英国紳士の服に対しての考え方は? まず見た目は重要だ . 英国紳士のスーツの着こなし…
- マリネッラのネクタイが到着!90日待って完成した品質と物語に大満足それはとある平日だった。 自宅に、1つの宅配便が。マリネッラのロゴの入った紙袋で、ネ…
- ポロコートの着こなしやアルスターコートとの違い!ポロコートとは ポロコートは、19世紀の後半、イギリスのポロの選手が、競技の間の…
- タキシードのシャツのプリーツ(ピンタック)の意味には男性の恥じらいが関係しているオーダーサロン ボットーネがお届けするビジネススーツ&フォーマル通信。 本日はこの、…
- スーツをクリーニングに出す時の注意!ドライクリーニングが臭う?結論 ドライクリーニングでは汗が落ちにくい ドライクリーニングとは、石油系溶剤を使用…
- ホンブルグを調べてみた結果!ドイツ名の中折れハット、チャーチルとイーデンも愛した帽子イタリアではロッビアという 1910年代のイタリア資料。(フレチェットという帽子メー…
- ボットーネでオーダースーツ制作させていただいた経営者M様にお話をお伺いしました[speech_bubble type=”std” subt…