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夏婚におすすめ!艶やかなブルータキシード

みなさん、こんにちは。

表参道のオーダータキシード専門店、ボットーネです。

GWも明けると気温もガラッと上がり、夏が徐々に近づいてくる感覚になります。

これからの時期は少しカジュアルな今回はリゾートウエディングやガーデンウエディングが非常に増えてきます。

そこで本日は、ボットーネの定番タキシードのひとつである『ブルータキシード』についてご紹介したいと思います。

大変艶やかで発色の良いブルーのタキシードが完成して参りましたのでご紹介いたします。

色鮮やかなブルータキシード

まずは写真をご覧下さい。

こちらが今回ご紹介するショールカラー(丸い襟)のタキシードなのですが、

深みのあるブルーと上品な光沢が印象的な大人のタキシードに仕上がりました。

生地はフランス製。

通常スーツやタキシードにはイタリア・イギリス・日本の生地を使うことが多いのですが、

フランスにはドーメルという名門生地商社があり、そこの生地は気品のある上質なものばかり。

真っ青なブルーと違って、深い海のようなブルーは、

例えば、ハワイのビーチで撮影をしたならば、ハワイの陽の光や砂浜からの照り返しによって、

一段と発色良く、美しく見える事でしょう。

まさにリゾートウエディングやガーデンウエディングにも映える、

フォーマルさを保ちながらも、少しだけリラックスしたような、自然体で着ているような

そんな印象を与えてくれます。

目に見えない部分の良さ

見た目の美しさは写真から十分に伝わるかと思いますが、

目に見えない部分にも非常に優れた特徴があるのがこの生地のいいところです。

なにかというと、『しっかりとした丈夫な生地であること』です。

これは写真では伝わらない、実際に生地に触れ、袖を通さないと実感出来ない部分ではありますが、

しっかりとした生地というのは、スタイルを良く見せてくれますし、単純に丈夫で長持ちしやすい。

先程、フランスの生地であることをお伝えしましたが、

実際にはフランスで織っているのではなく、フランスの会社がイギリスで織っています。

『イタリアの生地は発色が良く光沢がある、でも薄手の生地が多い』

『イギリスの生地は堅牢でハリコシがある、でも地味なビジネス向けのものが多い』

多くの生地はイタリア・イギリスで生産されており、それぞれ上記のような特徴があるのですが、

フランスの生地は、このイタリアとイギリス、両方の良いところをギュっと凝縮した、

見た目も良くて、つくりもしっかりしている生地なんです。

(マニアックでごめんない笑)

襟のひと工夫とは?

基本的にタキシードの衿には黒い拝絹(シルク)をあしらいます。

しかし、今回のようなブルーの生地でタキシードをお仕立てさせていただく場合は、

衿に黒ではなくネイビーを用いる事があります。

黒であれば、よりコントラストが効きますが、

このようにネイビーであればより馴染んだ印象になります。

どちらが正解というよりも、好みで選んでいただくことが多い部分です。

ちょっとした色味の違いであっても、顔に近い部分ですから結構全体のイメージも変わってきますよ!

細かなデザインを見てみよう

タキシードのポケットには通常のジャケットのように雨蓋と呼ばれるフラップがなく、

衿と同じ素材で形取った『両玉縁』という仕様になります。

昔から変わらない、タキシードの伝統的なデザインです。

ちょっとしたウンチクですが、このフラップは雨や埃などが入るのを防ぐ役割があるのですが、

タキシードは室内着とされているので必要ない、ということです。

ポケットの縁だけでなく、ボタンも同じ素材で包んだ『くるみボタン』と呼ばれる

フォーマル仕様のボタンを採用します。

これらもネイビーになり、全体が同系色になる事でより馴染んだ印象に見えるのです。

このあたりのデザインは、基本的に『余程のご要望』がない限りは変更する部分ではありません。

タキシードのようなフォーマルの衣装を、デザインまで含めてごちゃごちゃにしてしまうと収拾がつかなくなります。

昔から変わらないとか、プロがデザインしたものにあれこれ手を加えるのは素人のすることではないのです。

結局シンプルなのが一番かっこいいよね、ということですね。

蝶ネクタイもブルーで統一

首元には手結びの蝶ネクタイを合わせます。

今回は衿のシルクに合わせてネイビーの明るめのタイにいたしました。

この蝶ネクタイはボットーネの定番デザインなのですが、

よくある蝶ネクタイと違って、『少し大き目』であり『手結びタイプ』にしています。

このような手結びのタイですと、最初から結んであるホック式と比べて圧倒的にボリュームがあり

自分で結ぶことによるこなれた雰囲気も含め、雲泥の差があります。

結んでいる姿も様になりますし、タキシード姿をワンランク格上げしてくれるアイテムです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

大切な結婚式のご衣装は素材もフィット感もこだわって、納得のいく一着を選びたいですよね。

リゾートウエディングやガーデンウエディングでには、

こういった艶やかな、色鮮やかなブルーのタキシードはピッタリかと思います。

これから夏婚を迎える方はぜひ参考にしてみてくださいね。

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nakanomaruライター:nakanomaru一度は大手IT企業へと入社。その後、心の声に従い上京しボットーネに。
人生で情熱を注げることは2つ、1つはサッカー、もう1つはスーツ。
何事もコツコツ、地道に基礎を固め着実に行う動作の安心感の高さはクライアントからの評価も高い。

2024年4月30日
結婚式の新郎衣装を制作したお客様事例 | タキシード

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