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結婚式の新郎衣装を制作したお客様事例

タキシードのオーダーの流れ いよいよ挙式のT様の事例

春にオーダーしたタキシードが、気がつけば完成!

あぁ、今日は完成したタキシードに袖を通す日か。

ということは、、もうすぐ挙式だ!

オーダーして、完成して、いよいよ挙式。タキシードの完成とともに挙式の実感が沸きました!とよくお伺いいたします。

私が製作に携わらせていただきましたT様も、いよいよご納品。

「素敵!」と、完成したタキシード姿を見た奥様がおっしゃった、私たちも嬉しい1日。ご依頼をいただいてからご納品の今日までを簡単にまとめてみました。

この記事の目次

春、タキシードの打ち合わせがスタート

3月、あるよく晴れた日に、T様がお一人でサロンにいらっしゃいました。

初めてお打ち合わせにご来店されたT様でしたが、心の中ではタキシードにしよう!と決まっていたようです。

オーセンティックなタキシードもいいけど、とはいってもシックになりすぎず、主役感も演出したい!

明るいネイビーはT様のイメージにストライクだったそうです。

今後はスーツにリメイクしても使える、というところもポイントで、ネイビーのタキシードの輪郭が見えてきた最初のお打ち合わせです。

初日でオーダー進行

こうして少しお羽織りいただけそうな1着で、ちょうどピタッとくるネイビーのトーンの一着があり、

初日にオーダーを進めていくことになりました。

実はT様、納期もありましたので。

やはり、レンタルかオーダーか?というとオーダーの方が良い!というお声は毎週のように頂戴します。

(なかなかサイズがない割に、思っていたよりも高い、というお声をよく頂戴します)

ですが、1着1着ご依頼をいただいてから作るのオーダーメイド。

私たちの仕立ては一般的なオーダー店よりも少し手間暇がかかるぶん、納期をいただくようで、完成まで45日を要します。

タキシードの採寸に熱が入った

こうして生まれる今回のタキシード。

肩、バスト、首、それに手首の周りも採寸します。

「ここまで採寸するんですか?」と聞かれることもありますが、、

全部意味があるのです。

採寸をし、今度はピン打ちもします。

オーダースーツは過去、他のお店でお仕立てなさっていたというシルエットにこだわりのあるT様、

さらにご満足いただけるよう、オーダーならではのお体にフィットした一着に仕立て上げたくて熱が入りました。

タキシードのパンツはピタッと細身で意見が一致

T様は過去オーダーされた経験がある、ということでしたので、

私たちももっとこうしたら良いですよ、とシルエットのご提案をしつつも、

着丈はここがいい!というイメージもお持ちだったようです。

お互いの意見をぶつけながら、気持ち良いところを探っていく工程は、対話しながら作るという意味のビ・スポークという言葉がしっくりきます。

タキシードのパンツはピタッと細身、ということで、私もT様も意見が一致しました。

タキシードとご対面

さて、こうして約45日の製作期間を経ました。

季節はすっかりと暖かくなりまして、5月のご納品の日がやってきました、あっという間です。

その夜は晴れていて、サロンには奥様のお姿も!

そうなのです、奥様、完成タキシードとT様の初対面です。

フィッティングルームにT様がお入りになっていらっしゃる間に、

「実はタキシードをオーダーすることにしてから、よし!と気合を入れてボディを作っていたんです。」とは奥様がこっそり教えてくださいました。

タキシード姿の彼を見た奥様の第一印象は?

しっとりしていてお優しい奥様、T様がフィッティングルームから出ていらっしゃいました!

カフリンクスをつけ、ボウタイも身につけます。

トータルでコーディネーションが完成した、そのタキシードスタイルを見て、

「すごく似合ってる!」と。

蝶ネクタイをコーディネート

ボウタイ(蝶ネクタイ)には、3つのタイプがあります。

・手で結ぶタイプ

・結んであるタイプ>ポインテッド

・結んであるタイプ>バタフライ

今回、結んであるボウタイをご提案していたのですが、ポインテットというタイプと、バタフライというタイプ、どっちにしよう?

私も参加して、ご一緒にこっちががいいんじゃないか。こっちは?と鏡の前で盛り上がります。

私としましては、バタフライというタイプはクラシカルですが、T様のモダンにしたいという方向も取り入れて、都会的なポインテットというタイプをご提案させていただきました。

少し小さめなのもT様とこのタキシードのぴったりです。

そう思いまして、最初にお会いした時にもこのポインテッドのボウタイをご提案していたのです!

タキシードを鏡で見て、一言!

こうして、ボウタイも決まりました。

タキシードを一式着用されたT様がお鏡を見て、一言。

「ジェームズ・ボンドみたいだね!」

すると、奥様が、

「ジョージクルーニーぽさもある!」

いや、羨ましいことに凛々しく、タキシードが決まっていました、T様。

まとめ

T様の3月の打ち合わせから気がつけば5月になりご納品。

初回打ち合わせで生地をご提案し、

サロンでお袖を通してもらうご納品を経て、

いよいよT様とタキシードはお式を迎えます。

自分自身がオーダーしたタキシードで挙式を迎えるのも嬉しいですが、

当日に、自分で選んで時間をかけ、良かった!と思える服を持っているという安心感も大きいですよね。

今度は挙式を迎えるあなた様にお会いできる日を楽しみにしております!

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トミオカサトルライター:トミオカサトル

2018年5月22日
結婚式の新郎衣装を制作したお客様事例 | タキシード

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