【新郎タキシード】打ち合わせの流れ
BOTTONE 新郎タキシード デジタルパンフレットを配布中!
タキシードのことをギュッとまとめたパンフレットになっております。
新郎タキシード選びの参考になると思いますので、こちらから是非ご覧ください!
この記事の目次
まずはヒヤリングから
ボットーネでは初めてご来店いただいたお客様の場合、1~2時間の枠を確保して打ち合わせをさせていただきます。
他のお店がどういうスタンスでやっているのか、レンタル店の場合どうなのか、そういったことはよく分かりませんが、私たちはまずは着席した状態で15分程度ヒヤリングを行います。
いきなりタキシードをお見せしたり、試着のご案内をしたり、といったことは一度もしたことがありません。
<ヒヤリング内容>
・現時点で色やデザインなど、タキシードのイメージはあるか
・式場はどこか、内装の雰囲気はどんな感じか
・結婚式に何かテーマは持たせているか
・ドレスはどんなデザインなのか、カラードレスの色はどうか
・どうしてオーダーも気になっているのか
・レンタルタキシードを試着したりはしたのか
・スーツやシャツなど、オーダー経験はあるか
・スーツにリメイクしたいと思っているか
などなど、もちろん全ての質問に対してお客様が明確に答えを持っている訳ではなく、なんとなくであったり、特にイメージなどは無かったりと、ゼロから作り上げていきましょうね!という進め方ももちろんあります。
ただ、ボットーネは提携しているお店はほとんどなく、皆さんインスタグラムやWEB検索などで見つけていただいてお越しただくのですが、ご来店いただけるだけですごいことだと思っています。
だから、きっと何か期待することがあったり、他のお店で納得いかないことがあったりと、なにかしらお越しいただいた理由があるはずなんです。
そうしたヒントをいただきながら、お二人にはどんなタキシードが合いそうなのか、頭の中でイメージを膨らませています。
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超重要!スーツにリメイクするか否か
ボットーネでオーダーいただくタキシードは、半数以上がタキシードからスーツにリメイクするサービスをご利用いただいています。
オーダーいただく時点では、リメイクするか100%明確にする必要はありませんが、リメイク時には生地が必要になりますので、リメイク時に生地の在庫が残っていれば対応可、ということになります。
リメイクすると決めておけば、その時点で生地を発注して保管しておきますので、後から対応できない・・・なんてことになりません。
また、リメイクする場合としない場合でおすすめの生地も変わってきます。
一番重要なのはもちろん結婚式ですが、せっかく残るものですので、挙式後も色々と活躍できるシーンがあれば嬉しく思います。
ですので、その後も使いやすいように、光沢感が少しだけ控えめのものにしたり、細かく言えば生地の織り方にも注意してご提案しています。
もちろんこのあたりは私たちボットーネのコンシェルジュがしっかり解説していきますのでご安心ください。
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ヒアリング→イメージをご提案
話を戻しまして、ヒアリングの後の流れを解説します。
ヒアリングが一通り終えましたら、ここで少なからずタキシードの姿が思い浮かんできます。
私たちはもちろんのこと、お客様自身でも「こんな感じがよさそうだね!」とある程度固まってくることも少なくありません。
『カジュアルな雰囲気だし、リネン素材がいいかもね。色は迷うな・・・』
『ホテルにはフォーマルな感じが良さそう、ブラックは地味かもしれないけど、ネイビーなら!』
『フォーマルすぎると固い感じがしちゃうから、明るめのネイビーとか良さそう、スーツになっても使いやすいし!』
このような感じで、明確に見えている訳ではなく、ぼんやりと。
ここから、そのイメージをより具体的にしていくため、可能な限りのサンプルをご用意して、軽く試着のご案内を致します。
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試着はあくまでイメージ作り
試着といっても、おそらくドレスの時に経験した試着のそれとはまったく違うものと思ってください。
なぜなら、私たちはあくまで一点物を仕立ててきたオーダータキシード店だから。
サンプルはいくつかご用意していますが、サイズがぴったり合うことはほとんどないでしょうし、求めている色ドンピシャのものは無いかもしれません。
それでも、「ベージュってこんな感じか!」とか「ネイビー地味かと思ったけど、意外といいね!」とか気づきはたくさんあると思います。
ボットーネの得意とするネイビーやブラック、ブラウンなどのモダンなフォーマルタキシードはたくさんサンプルがありますので、かなり明確にイメージができますし、「これだね!これがいい!」と盛り上がることもしばしば。
オーダー店にしてはサンプルは多い方ですが、レンタル店での試着のつもりでお越しいただくと、がっかりさせてしまうかもしれませんので、そこはご理解いただけますと幸いです。
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生地のご提案
試着もしてイメージが固まったりは、最後は生地選びです。
ただ、生地選びって結構疲れます笑。
ここまでお話をして、試着をして、、、という工程に1.5時間くらいはかかりますので、このままがっつり生地提案をしてしまうと、体力切れになってしまいます。
ですので、ここはあくまで触りだけ。
本格的な生地選びは正式オーダーをいただくタイミングで基本的にご案内させていただきます。
生地選びは本当に奥が深いですよ・・・。
ライター:nakanomaru一度は大手IT企業へと入社。5年勤務ののち、心の声に従い上京しボットーネに。
人生で情熱を注げることは2つ、1つはサッカー、もう1つはスーツ。
何事もコツコツ、地道に基礎を固め着実に行う動作の安心感の高さはクライアントからの評価も高い。
2023年7月8日
タキシードの着こなし術 | タキシードのルール
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