【リゾート婚】ベージュのリネンタキシード

本日は、今人気のリゾートウエディングについて、ぴったりの新郎衣装をご紹介します。

リゾートウエディングの季節がやってきた！

これからはリゾートウエディング本番の季節がやってきます。

国内においては沖縄を中心に、関東でも横浜、鎌倉などはリゾート感あふれる結婚式場がいくつか存在しています。

ホテルで挙げる結婚式とは違って、比較的少ない人数で、より自分達らしく結婚式のスタイルをつくりあげることができますので、昨今の結婚式の流れにも合っているのがリゾートウエディングでもありますね。

コロナ禍による規制も緩和され、例年に比べるとハワイを中心とした海外挙式の方も本当に増えてきております。

残念なことに、ご出発の日程にすでに間に合わない…という状況の方からもお問い合わせをいただいており、タキシードの準備もできるだけ早く動き始めることをおすすめします。

・

・

・

リゾートウエディングに合うレンタル衣装はない！？

ホテルウエディングでは、レンタル衣装を着て結婚式に臨まれる方が大半を占めるという統計結果が出ているそうですが、リゾートウエディングにおいてはオーダータキシードの割合が非常に高くなっています。

それはなぜか！？

答えは『リゾートの雰囲気にあうレンタル衣装はほぼ無い』からです。

どういうことかというと、ボットーネのブログではさんざんお伝えしているのですが、リゾートの雰囲気を出すためには『素材』と『色』の２点が最も重要なポイントになってきます。

光沢感があるとホテルウエディングのような雰囲気になってしまいますし、シルバーやホワイト、ギラギラのブルーもただのステージ衣装になってしまいますからね。

リネンなどの夏素材はリゾートウエディングには最適なのですが、残念ながら『一回着用したら、洗って、次の人がまたレンタルする』というレンタル衣装の流れはリネン素材はとても耐えきれません。

結婚式当日って自分でもびっくりするくらい新郎は汗をかきますから、何度も洗って、何度も着用することに耐えうる生地でないとダメなんですよね、レンタルは。

そうなるととても上質な天然の繊維は使えません、分かりやすく言うと『ポリエステルを使うことになる』ってことですね。

なんだか安っぽくて、リゾートの雰囲気にはお世辞にもマッチしているとはいいがたい衣装が多いのはそのためなんです。

・

・

だから、オーダータキシード

『レンタル衣装はポリエステルが中心だから、リゾートの雰囲気にはならない』

この問題点を解消するためには、やはり自分に合ったものだけをつくることができるオーダーメイドに頼るほかありません。

リゾートウエディングにはリネンがおすすめなのですが、リネンの中にも色々な種類の生地がありますし、色やデザインによってその人仕様にチューニングすることで、初めてしっくりくるタキシードに出会うことができます。

薄いリネンならこんな雰囲気になって、

実は分厚いリネンってのもありまして、

色はブルーならこんな感じで、ベージュも雰囲気ありますよね、、、

と、自分達らしいタキシードが固まっていくその過程は、これまで経験したことのない楽しさがあるはずです。

数着だけ羽織って、はい、どれがいいですか？のレンタルとは、それまでの過程と、使う生地の品質と、言うまでもなくサイズ感や見えない部分なども全て含めて、圧倒的な違いがあるのです。

変わらないのは金額だけ、不思議な世界です。

・

・

・

オーダーいただいたT様のリネンタキシード

全身ベージュのリネン生地でオーダーいただいたT様のタキシード。

薄いベージュと濃いベージュがメランジのようになっていて、ただのマンションのエントランスで撮影した写真でさえ、リゾート感が漂っています。

姿勢が良く、筋肉もあるT様のお身体に、流れるようにフィットするシルエットは、お仕立てさせていただいた私たち自身も渾身の出来栄えでした。

タキシードと同じ素材で作っている蝶ネクタイは、自分で結ぶように手結び式です。

これだけでボリューム感が全く違いますし、一気にこなれた印象になります。

肩パットなどは省いて、全体的に空気を纏っているような軽い雰囲気に仕上げていますので、汗ばむ時期のウエディングでも少しばかり助けになってくれると思います。

このポケットはパッチポケット（アウトポケット）と言って、スーツで見るようなデザインのポケットとはずいぶんと雰囲気が違うことがお分かりいただけると思います。

リネンを選んでいただいたからこそできる、ちょっとした遊びのポイントですね。

肩肘張らず、新郎衣装ながら漂うリラックス感、相反するこのバランスがいいんですよね～。

ウールとは違うシワの雰囲気もリネンの魅力。

ちょっと日焼けしたようなベージュの色味に、同じくベージュのボタンが装飾され、最高の雰囲気に仕上がりました。

中々普段は着ることのないベージュだと思いますが、堂々とお召しいただいてこそ、その魅力は最大限発揮されます。

嬉しそうなT様の笑顔を見て、私達もこみあげてくるものがありました。

まもなく挙式を迎えることと思います。

この度は誠におめでとうございます。

• 
• この記事が気に入ったら いいね！ しよう