レンタルタキシードとオーダータキシードのデメリット
いざ結婚式場が決まって、さていよいよドレス選び。
たくさんのドレスがあって迷ってしまいます。
そして男性陣も、どのドレスが良いかと悩む楽しそうな彼女の姿に、そうか、僕もタキシードを選ぶフェーズがくるのだなぁ。とふと思うわけであります。
ところが、実際に選びに行くとこんな感想をいだいている方が多いようです。
こちらがタキシードです!
といろいろな種類が出てくるのだそうですが、シルバー、白、それからブルーとおよそ3着。
あれ?これだけ?
彼女のドレスはあんなにもバリエーションがあったのに。
なんだか男女で衣装の揃え方が違ってしまうと、男性は添え物なのか、と思ってしまいますよね。
結婚式のタキシード、それは主役だから主役感がなくては!
と用意されたのがシルバーのタキシード。
かなりテカテカと光っている。
とは、実際にオーダーにいらしたお客様がおっしゃっていたことです。
だけど、テレビや雑誌、インスタグラムでみるタキシードはブラックやネイビーの、割とシックなタキシード。
英国紳士をイメージしていたのだけど、、、。
なかなか日本文化が西洋に追いついていないのでしょうか。
細身で素敵ですね!
と言われ羽織ってみたところ、あれ?普段仕事で着ているスーツの方がよほど細い・・・
もともと既成品が合わない方ならば尚更かもしれませんね。
もともと万人受するように作られているのが既製品ですが、
レンタルタキシードはどうして細身がないのか?
それは、古いタイプをずっと使っているから?
良いサイズから借りられていくから?
いろいろな理由がありそうです。
そんな風に紆余曲折してオーダーという選択肢をご検討される方も少なくないようです。
オーダーすれば良いのか?というと、必ずしもそうとはいえません。
まず、採寸してもらえば理想的なタキシードができてくるか?というとそうとはいえません。
採寸は体のどこかの点をとっているだけです。
大切なのは、点同士をどうやって結ぶか、の線です。
線、つまりシルエットです。
立ち姿を美しく見せるシルエットをしっかり作り込む。
そのために採寸・フィッティングに時間をかける。
その時間がかかるという点は、レンタルタキシードにはないと思います。
そして、完成までも時間がかかります。
直前でやっぱりオーダーにしよう!となっても間に合わない場合が・・・。
オーダータキシードや購入でタキシードを。という風に思っている方は、お早めにサロンで初回の打ち合わせをしてみると、具体的なイメージが湧きやすいかと思います。
まずはコンシェルジュまでお気軽にご相談くださいませ。
ライター:松 甫 詳しいプロフィールはこちら>>
表参道の看板のないオーダーサロン 株式会社ボットーネ CEO。
自身もヘッド・スーツコンシェルジュとしてフィッティングやコーディネートを実施。
クライアントは上場企業経営者、政治家、プロスポーツ選手の方をはじめ、述べ2,000人以上。
2017年12月11日
フォーマルアイテム | タキシード・フロックコート
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