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もし私がタキシードを仕立てるなら・・・

こんにちわ。クルーの林です。

大変ありがたい事に週末を含め、皆様からたくさんの予約を頂いており、

大切な結婚式に向けてタキシードのお仕立てにいらっしゃるお客様との打ち合わせをさせていただく日々が続いています。

来年の7月の挙式に向けて今からご準備をされている方もいらっしゃり、打ち合わせや採寸フィッティングの様子を記念撮影されているのを見て、

ひとつひとつのステップがどれも思い出になっていくんだ、と思うと、幸せをお裾分けしていただいたような気持ちになります。

・先日のとあるお打ち合わせにて

先日、明治神宮にて挙式を挙げるお客様とのお打ち合わせがありました。

ミッドナイトブルーのタキシードをお仕立てさせていただきます。

形ないものをゼロから作っていきますので、

・どんなタキシードにしようか?

・襟の形はショールカラー?ピークドラペル?

・どんな色味にしよう?

・実際にどの生地で仕立てよう?

まずはイメージを膨らませていくことから始めます。

イメージ作りの為にサンプルのタキシードを羽織ったり、

ハリコシのあるイギリス生地としっとり柔らかなイタリア生地を触り比べたり。

時には外に出て色味や光沢感を確かめたり、

室内に戻るとまた違う表情に見えてまた悩んだり、

写真だとこんな感じに見えます、と、

色々な角度からじっくりじっくり話し込み、

こうしてミッドナイトブルーのタキシードに決まりました。

・もし私だったら・・・

打ち合わせを振り返って、自分だったら結婚式に何を着るかな?と、考えてみました。

一生に一度の結婚式、挙式の形は人それぞれですから、着たい服を着るのも、フォーマルのルールに準ずるのも良いですよね。

フォーマルのルールにおいて、タキシードは黒もしくはミッドナイトブルーと決まっていますが、

結論から申しますと、もし私だったら黒のタキシードを着ようと思います。

シャツ以外全て黒で統一し、見た目も気持ちもグッと引き締めます。

エレガントなピンタック仕様のシャツにやや大きめの手結びの蝶ネクタイ、オニキスのスタッズボタンとカフリンクス、オペラパンプスを合わせます。

そして「いつかブラックタキシードを着たい」という憧れもあります。

・ドレスを引き立てる

また、花嫁を惹き立てられる紳士でありたい、という想いがあります。

結婚式において花嫁を引き立てる紳士のイメージはやはり私の中ではブラックタキシードです。

ここではあまり詳しく書きませんが黒と白は無彩色という分類に分けられ、

黒はこれ以上染まらない色、白は何にでも染まる色です。

白いドレス姿の花嫁の横に黒いタキシードに身を包んだ自分がいるのを想像してみてください。

隣に並んだ時に白いドレスを最も引き立たせることが出来るのはブラックタキシードだと私は思います。

・リメイクするか

挙式後はそのままタキシードとして着続けるか、スーツにリメイクするか、についても考えてみました。

普段使い出来るようにスーツにするのも良し、特別な日の1着としてタキシード のままにするのも良し。

色々考えてみましたが、私はタキシードとして着続けていくと思います。

今の時点では着る機会はあまり多くありませんが、今後はどんどん増えていきますので、大切な結婚式を通してたくさんの思い出が詰まったタキシードはそのまま着続けていきたいです。

結婚式に参列する、パーティーにお呼ばれした、お洒落をしてディナーに行く、そんな特別な日に着るタキシードにしようと思います。

・まとめ

毎日スーツやジャケットを着て、ネクタイを締めていますが、フォーマルな装いというのは非日常です。

そんな非日常をルールに則った形で楽しめたらいいなと思います。 

ということで、

・どこで式を挙げる?

・どんな式にしたい?

・式場の雰囲気は?

・嫁が着ているのはどんなドレス?

そもそも前提条件が何も決まっていませんが(笑)

もし私だったら、花嫁を引き立たせる紳士の気持ちを胸に、フォーマルなブラックタキシードを着たいと思います!

さて、明日何着よう!

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ライター:その他クルー

2019年9月8日
結婚式タキシード タイムズ <新郎ルールブック>

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