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【解説】タキシードをスーツにリメイクするのはどのくらいの割合?

みなさん、こんにちわ。

クルーの林です。

ボットーネでは、結婚式で着用したタキシードやフロックコートを挙式後にスーツにリメイクすることが可能です。

たくさんの思い出が詰まった服ですから、

そのまま着るも良し、スーツにリメイクしても良し。

 
 
 
 
 
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タキシード、フロックコート、どちらもリメイク前提で制作も可能ですが、実はそれぞれに違いがあるのです。

そこで今回はタキシード、フロックコートをリメイクする割合、について追ってみました。

そもそもタキシードって結婚式以外にいつ着るの?

リメイクする割合の前に、

まずは自身が主役の結婚式以外でタキシードを着用するシーンは大きく分けて、

タキシード着用必須のドレスコードがある場合

タキシードを着用してお祝いの気持ちを表現する場合

の二つがあります。

ここからはそれぞれのパターンに触れていきます。

タキシード着用必須のドレスコードがある場合

パーティの招待状にドレスコード(洋服についての制約)が書かれている場合で、
<
タキシードでお越しください>

と記されている場合を指します。
<
ブラックタイ>

と書かれていた場合も、黒いタイをしてきて、ではなく、
ブラックタイ=タキシード・スタイルで参加する必要がある、という意味合いになります。

特にこの場合は、どこかに装飾を入れたり、タイで遊ぶようなスタイルではなく、
純然たるタキシード・スタイルである、というイメージがありますよね。

純然たるタキシードである事は素晴らしい事です。

しかし、意外にも英国ではネイビーのタキシードやベストの色味を変えて、さりげない遊びを入れることもあるそうです。

タキシードを着用して、お祝いの気持ちを表現する場合

タキシードを着用して気持ちを表現する場合、

つまり着用必須ではないけれど、スーツでも良いけれどタキシードでさらにお祝いの気持ちを表現しよう、という場合を指します。
こうでなくては、というルールよりも、気持ちやファッションという観点になります。

基本的には夕暮れ以降、18時(冬季など日暮れの早い季節は17時目安)以降に着用するのがタキシード。
とはいえ気持ちを表現するのを目的とすれば、13時から着用して、夜に差し掛かるパーティであれば、
着用しても良いという考え方もあります。

タキシードからスーツへリメイクするのは7割

さて、気になるタキシードからスーツへのリメイクをされる割合ですが、

リメイクを希望される方は、およそ7割です。
挙式後は多くの方がスーツへリメイクをして、特別な日に着用する服として、仕事の勝負服としてご使用されています。

たくさんの思い出はそのままに、形をスーツに変えて、より使いやすいように仕立て直しが出来るのはメリットと捉えていただいているのを、実際に多くのお客様との会話の中から感じます。

ちなみにスーツへのリメイクには特に期限を設けていません。

しばらくはタキシードのまま楽しみ、時が来たらスーツにリメイク。

そんな楽しみ方が出来るのもメリットの一つと言えるのではないでしょうか。

リメイクしないのは3割

3割の方はリメイクせず、タキシードとしてそのまま残されています。

前述の通り、タキシードというのは、新郎のみが着る服というわけではなく、
ハリウッド俳優がアカデミー賞受賞式で着用することもあれば、
バーテンダーが着用することもあり、結婚式に参加するという立ち位置で、タキシードを着用することも可能です。

このように、結婚式の主役以外であっても今後着用することができるという点から、一着持っておこうか、という方がおられます。

フロックコートは結婚式以外にいつ着るの?

では、フロックコートを自身が主役以外の場で着る機会はあるのか。

実は、ほとんどないのです。

フロックコートは、日本でも明治時代には正装として、持っていなければ紳士と呼べない、などと揶揄された時代がありましたが、

現代においては今後の結婚式の列席で使用する、という文化はありません。

非常に主役感が出るため、列席のシーンで着用すると、主役と雰囲気が重なってしまうという傾向もあります。

フロックコートからスーツへリメイクするのは

フロックコートのリメイクについては、9割5分、ほぼ100%の方がスーツへリメイクをしております。

タキシードのように自身が主役以外の場でフロックコートを着る機会はほとんどなく、そういった意味で、フロックコートをオーダーする場合は、スーツへのリメイク前提という方が多くなっているのだと思います。

リメイクされない場合については、これは稀ではありますが、
親族に譲渡した(その後結婚式を挙げる予定があり、体型がそれほど違わなかった)というケースを伺った事があります。

また、思い出として残しておきたい、というケースもあります。

後々になって振り返ってお写真を見て、いろいろと思い出したり、洋服もそういった記念や思い出になるため、そのまま保管しておこう、という思いから、リメイクはしないという選択をされる方がいらっしゃいました。
そもそもドレスなどをオーダーした場合にはそのまま所持しておく事が多いわけですから、この考え方も素敵だと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

現代の日本でタキシードを着用する文化は広がりつつあり、結婚式やパーティでもタキシードを着用している紳士を見かけます。
もちろん海外のパーティなどに参加する可能性がある方、海外のクライアントがいる企業の方は、リメイク前提ではなく、1着所持しておいても損はないと思います。

いずれにしても大切なご衣装ですから、

例えばちょうどこんなスーツが欲しかった、という逆算から、
タキシード、フロックコートをリメイクして今後も着用する、という発想も良いと思います。

当日自信を持って過ごせるための1着、

今後ではなくとにかく挙式重視というお考え、

長い目で今後も踏まえたお考え、

こうしたい、こんな状況です、などまずはコンシェルジュにご相談してみてはいかがでしょうか?

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ライター:その他クルー

2019年10月22日
タキシードの着こなし術 | タキシードからスーツにリメイク

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