あなたのスタイルコンシェルジュ ボットーネ 問い合わせ

【新郎タキシード リメイク】 結婚式で着たタキシードはスーツにリメイクができる!

みなさん、こんにちわ。

クルーの林です。

今回はボットーネにいらっしゃる多くのお客様からご好評をいただいてる
「タキシードのスーツへのリメイク」についてお伝えします。

ボットーネでは、結婚式で着用したタキシードやフロックコートを挙式後にスーツにリメイクすることが可能です。

一生に一度の大切なご結婚式でお召しになったタキシードですから、そのまま取っておくのも良いですが、スーツにリメイクをして着られるようになったら嬉しいですよね。

 それでは早速タキシードのビフォーアフターからご紹介いたします。

 

タキシードのビフォーアフター

まずはビフオーからご紹介いたします。

こちらは色鮮やかなネイビータキシードでございます。

こちらはイタリアの生地でお仕立てさせていただいており、イタリアらしい発色と華やかな光沢が魅力の上品な一着です。

タキシードの衿にはこのように異素材、シルクをあしらっており、通常のスーツにはないエレガントな雰囲気があります。

そしてこちらがアフター、タキシードからリメイクをしたスーツです。

シルクをあしらっていた衿がリメイクをすることで通常のスーツの衿の形であるノッチドラペルになっています。

タキシードとスーツの衿の違い

タキシードからスーツにリメイクをすると全体的に大きな変化が起こります。

ここからは細かいディティールの違いについて解説していきます。

ビフォーのタキシードの衿はピークドラペルというシャープで尖った衿の形をしています。

このシャープな印象の衿は幅が広ければクラシカルで男性的な威厳が増し、細ければスッキリとしたモダンな印象になります。

そしてこちらがアフターのスーツの衿です。

通常のスーツはこのノッチドラペルという形をしているのですが、スーツにリメイクをする段階でこの衿の幅も太くしたり細くしたりすることもできます。 

パンツを含めた全体的なシルエットが細身の方にはこの衿もシュッと細目にしてあげると今っぽい印象になります。

筋肉質な方や背が高かったりお身体が大きな方にはお身体とのバランスを鑑みてやや太めに設計することが多いです。

タキシードとスーツのボタンの違い

続いてはボタンです。

タキシードとスーツではそれぞれ全く違う釦を使います。

タキシードにはこのようにシルクで包んだくるみボタンというボタンをつけます。

このくるみボタンはタキシードだけでなくフォーマルスーツや礼服などでも用いれる、いわゆるフォーマル仕様のボタンなのです。

タキシードからスーツにリメイクをする際にはボタンもスーツ用のこういったボタンに変えます。

今後はフォーマルスーツとしてお召しになる、という事であればボタンは共地のくるみボタンにするのも良いかと思いますが、それでは着るシーンが限られてしまいますので、スーツ用のボタンに変えるのが良いでしょう。

プラスチックのボタンから天然ものの良いボタンまで幅広くあります。

やはり良い生地、良い仕立てのスーツになりますので、ボタンも天然物の良いモノをセレクトするとスーツの上品さにも磨きがかかります。

タキシードとスーツポケットの違い

こちらはタキシードの腰ポケット。

タキシードのポケットは通常のスーツとは違ってフラップのない両玉仕様です。

スーツやジャケットのポケットには雨蓋と呼ばれるフラップが基本的にはついていますが、これは雨や埃が入るのを防ぐ役割がありますので、本来は室内着であるタキシードには備わっていないのです。

こちらがスーツのポケット。

両玉仕様からフラップのついた雨蓋仕様になっています。

例えば、ポケットの角度を水平から斜めにしたり、チェンジポケットをつけることもできます。

タキシードとスーツの背仕様の違い

タキシードとスーツは背仕様にも違いがあります。

ここも細かいディティールなので気にして見なければ気付かないかもしれません(笑)

タキシードの背仕様はこのように切れ込みのないノーベントという仕様になっています。お尻を綺麗に包み込むので、クラシカルでエレガントな印象になります。

こちらがスーツの背仕様。

こちらはセンターベントといって文字通り真ん中に切れめがある仕様です。

その他にもサイドベンツといって両サイドに切れ込みがある仕様にすることもできますので、お好みに合わせて決める事ができます。

タキシードをリメイクされるお客様の割合

さて、気になるタキシードからスーツへのリメイクをされる割合ですが、

リメイクを希望される方は、およそ7割です。
挙式後は多くの方がスーツへリメイクをして、特別な日に着用する服として、仕事の勝負服としてご使用されています。

たくさんの思い出はそのままに、形をスーツに変えて、より使いやすいように仕立て直しが出来るのはメリットと捉えていただいているのを、実際に多くのお客様との会話の中から感じます。

ちなみにスーツへのリメイクには特に期限を設けていません。

しばらくはタキシードのまま楽しみ、時が来たらスーツにリメイク。

そんな楽しみ方が出来るのもメリットの一つと言えるのではないでしょうか。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ご結婚式で1度だけ着て、思い出として残しておくのも良いですが、何だかもったいない気もしますよね。

そんなときにはタキシードをスーツへリメイクをして、お呼ばれした結婚式や仕事の重要な会議、ここぞというタイミングで着用する勝負スーツとして幅広いシーンでお召いただけます。

末永くご愛着いただけるのは私たちボットーネとしてもこれ以上に嬉しい事はありません。

というわけで、 一生に一度の大切なご結婚式にタキシードをお仕立てをしたならば、その後使いやすいようにスーツにリメイクをしてみてはいかがでしょうか?

  • この記事が気に入ったら いいね! しよう
    FACEBOOK

ライター:その他クルー

2020年12月20日
タキシードの着こなし術 | タキシードからスーツにリメイク

おすすめ記事

  • ボットーネ アクセス
  • ボットーネ メールでのお問い合わせ
  • 世界各国から取り寄せ 選べる生地 有名ブランドから隠れた名門生地までイタリア・英国・フランスなど選りすぐり
  • ボットーネのスーツ・ジャケットスタイル365ブログ
  • 大西基之先生の素材の講義

新着記事

FEEDFeedly