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新郎タキシードの打ち合わせ風景

皆様、あけましておめでとうございます。

クルーの林です。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

青山迎賓館での挙式

新年最初のお打ち合わせは3月に挙式を控えるK様。青山迎賓館にて挙式を挙げられます。

本日はお一人でご来店されました。

今回、K様ご夫婦はファーストミートを予定されています。

ファーストミートとは新郎新婦が別々の部屋で準備をし、式直前に初めてお互いの姿を見せ合うセレモニーの事を指します。

挙式までお互いの衣装を明かさないのはどんなドレスなのだろう、という楽しみ半分、お色直しをするとしたらどうやって合わせよう、というドキドキ半分です、と話されるK様の口調からは幸せな雰囲気が伝わってきます。

タキシードにする?それともフロックコート?

K様がお持ちのイメージはフォーマルなブラック。

ベストやシャツを変えてフォーマルな雰囲気から爽やかにお色直しもしたいというイメージもございました。

まだタキシードもフロックコートも羽織っていないとの事でしたので。

まずはイメージ作りの為に、サンプルを軽く羽織っていただきます。

こちらはフロックコートという丈の長いコートタイプの服。

(写真のフロックコートはネイビーです。)

こちらはタキシード。

初めてこのふたつを見た印象ではタキシードがいいと仰っていたK様ですが、どちらも羽織ってみて、今回はエレガントな雰囲気あふれるフロックコートに決定いたしました。

フロックコートの生地はブラック、スリーピースでお仕立てさせていただきます。

お色直しのベストは淡いブルーグレーのような爽やかな生地です。

裏地もこだわってお選びいただきました。

採寸・フィッティング

構想もまとまり、いよいよ採寸です。

パンツはお尻と太ももは自然なゆとりを残しつつ、膝から裾にかけて絞っていきます。

細身のパンツに合わせて丈の長さもバランスを見ていきます。

ベストはシャツの次にお体に近い部分ですので非常にフィット感が重要です。トレーニングをされていた事もあり、胸回りの筋肉が発達していらっしゃるので胸回りに必要なゆとりを取って、ウエストはしっかり絞っていきます。

ベストの丈の長さも重要なポイントです。

せっかくパンツを細身にしてスタイル良く見せれるのにベストの丈が長過ぎれば胴長に見えてしまいますし、丈が短ければシャツが見えてしまい美しくありません。

ジャケットは肩の距離を詰め、ベストと同じく胸回りのゆとりを確保しつつ、体のラインに沿うようにウエストをグッと絞ります。

フロックコートの丈の長さはクラシカルに長くするというよりかは、軽やかになるような長さ、手を下に降ろしていただいた時の指先ほどにいたします。

採寸も無事終了、仕上がりは2月下旬。

完成が待ち遠しいです。

K様、ありがとうございました。

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ライター:その他クルー

2020年1月5日
結婚式の新郎衣装を制作したお客様事例 | オーダーの流れ

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