タキシードのケアと保管方法

みなさんこんにちは。クルーの林です。

一生に一度の結婚式、どんな些細な事でも準備万端で臨みたいですよね。

そんな大切な日に着るタキシードにシワがついていたら、

せっかくの晴れ舞台が台無しになってしまうかもしれません。

タキシードにシワがついてしまったらどうやって綺麗にするんだろう？

シワにならないようにするにはどうしたらいいんだろう？

そんな不測の事態に備えて、

「タキシードのケアと保管方法」

についてお伝えします。

この記事の目次

シワになってしまうのはどういう時？

まずシワになってしまうのはどういう時なのでしょうか？

その多くケースが移動の際に起こり得ます。

持ち運ぶ為に長時間折り畳まれたままになっていたり、何かに挟まれたりすると服はどうしてもシワになってしまいます。

手元にあれば丁寧に持つなどして気にかける事が出来ますが、自身の管理下から離れてしまうとシワになるリスクは高くなると言えるでしょう。

また、保管の仕方によってもシワになってしまう事があります。

例えばハンガーに吊るしているだけでもパンツにハンガーの跡がついたり、クローゼットの隣り合う服に押しつぶされたりしてしまうとシワになってしまいます。

シワにならない為には

タキシードを持ち運ぶ場合、ガーメントケースと呼ばれるスーツなどを収納出来るバッグを使うといいでしょう。

タキシードをご用意されたのであれば、おそらく一緒についてくるはずです。

ガーメントケースには様々な形がありますが、おおよそどのような形でも同じように持ち運びやすく、収納が出来ます。

ボットーネで用意しているガーメントケースはこちら。

このようにタキシードがすっぽり入ります。

ロングコートにも対応しているので汎用性もあります。

シワになってしまったら

タキシードにシワがついてしまっても焦る事はありません。

基本的にはスチーム（蒸気）を当てれば、シワは取れて綺麗になります。ここで注意していただきたいのが、ジャケットの衿にシルクがはっているようなタキシードにスチームを当てる場合。

シルクという素材は繊細です。

水にあまり強くありませんので、シルク部分には蒸気が当たらないようにしてあげてください。

手元にスチームがない時は

スチームが用意できない時は、入浴後のお風呂に吊るしておく、という方法があります。

お風呂上りの浴室に、ハンガーを利用してシワのついた服をかけておきます。

こうすることで浴室内の蒸気が自然と服のシワをのばしてくれるのです。

しばらく様子を見て、シワが取れてきたら風通しの良い場所に移して水分を飛ばしましょう。

また、上質なウール等の天然素材であれば、霧吹きでシワ部分に少し水分を与え、パンパンと優しくはたいて伸ばしてあげる方法も時間の経過とともに自然にシワが抜けていくので効果があります。

シワになりにくい持ち運び方法

まずシワにならない為にはどうしたらいいか、ここも気になるポイントですよね。

ズバリ、このように自身の手で持ち運ぶのが1番シワにならない方法といえるでしょう。

発送をしたり、どこかへ預けてしまうと、どんな扱われ方をされてしまうかわかりません。

大切な結婚式で着用するタキシードですから、手持ちで持ち運ぶのがシワにもならず、最も安全です。

目的地に到着後はそのままにせず、出来るだけ早くハンガーで吊るしてあげるのがいいでしょう。

タキシードの持ち運ぶ方法についてはこちらの記事でご紹介しております。

タキシードの持ち運び方法

シワになりにくい保管方法

当たり前の事ですが、必ずハンガーに掛けて吊るしてあげましょう。

ぎっしり詰まったクローゼットに入れてしまってはシワの原因になってしまいますので、

他の服との間隔に余裕があるといいですよね。

着用後、理想を言えばやはり蒸気を当ててあげると服に優しいと言えます。

ここでも蒸気を当てた後はすぐにクローゼットにしまうのではなく、しばらく通気性の良いところにおいて蒸気を蒸発させてあげましょう。

まとめ

大切な結婚式で着る衣装ですから、出来るだけ花見離さず、自身の手の届く範囲にあると気に掛ける事が出来るので良いかと思います。

という事で、タキシードにシワがついてしまっても慌てず、スチームがあれば蒸気を当て、スチームがなければお風呂場に吊るしたり、霧吹きで少し水分を与えてあげると解消する事が出来ます。

どんな状況の中でも出来る事はあるので、出来る限りの事をしてあげましょう。

一生に一度の晴れ舞台、万全の準備をして臨めると良いですね。

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ライター：その他クルー

2019年10月10日
結婚式タキシードタイムズ＜新郎ルールブック＞ | 新郎のタキシードのメンテナンス