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タキシードのボウタイが黒になった理由は・・・を避けるためだった!

表参道 オーダーサロン ボットーネです。

タキシードは、もともとはダークブルーだったと言われていますが、今は黒のタキシードに黒の蝶ネクタイ(ボウタイ)のイメージが強いですよね。

タキシードは結婚式で新郎が着るだけではなくて、海外では映画祭やパーティ、または食事会などでも着られます。

パーティの時に、どんな服装で参加するべきか?という指定(ドレスコード)で、タキシード姿で!という指定の場合にはブラックタイと書いてありますよ。

ブラックタイと書いてあるからといって、黒いタイをしてきてください!ということではないところが暗号みたいですよね。

ところで、タキシードはどうして黒いボウタイに決まったか?ご存知ですか?

タキシードの黒ボウタイ 燕尾服の白ボウタイ

どうして黒ボウタイなのか?を考えていくときに、

他にどんな色のタイのルールがあるか?を考えてみます。

タキシードの上の夜の正装に、燕尾服(燕尾服)というのがあります

燕尾服を着る場合は、白ボウタイなんですね。

もともとは白い麻素材でした

中世ヨーロッパでは麻(リネン)が高級品でした。

燕尾服の下に着るシャツやベットシーツも高級品といえば麻でした。

リネン室という書かれた部屋を、ホテルの裏で見たことありません?昔、ここに高級リネンのシーツが保管されていたから、リネン室なんです。

結び直しできない白い麻のタイ

白くて麻素材のボウタイに、のりをたっぷりつけてハリを出します。

いざ結ぼう!というとき、白い麻ボウタイは、まき直しできません。

麻素材ですから、もし一回結んで気に入らなくて結びなおそうとすれば、くっきりシワが残ってしまうんです。

そのくらい、そのパーティや食事会に挑む気持ちが現れているとも言われています。

真剣に白ボウタイを結んできました!今夜、あなたとお会いするために。

そんな一期一会の気持ちを服で表現しているのです。

簡略化した服がタキシードと黒いボウタイ

さて、そんな白い麻のボウタイ。

燕尾服自体も窮屈で、着丈も長くて扱いづらい服です。

1930年頃から、もう少し楽な服でも良いのではないか?という流れが加速します。

ちょうどその頃の映画を見ると、燕尾服の人とタキシードの人が一緒にパーティ会場にいるシーンなどを見ますが、これはちょうど切り替わりの時なんです。

燕尾服ほど堅苦しい格式張ったパーティじゃない。

簡略化して、タキシードでもOKな場もある。

そんなルールが定着していきます

服は短い着丈で、合わせてタイも簡略化していきます。

さすがに一回使ったら洗い、またノリづけする白の麻ボウタイは大変。

そこで、何度でもそのまま使えるシルクにしましょう、と考えられました。

それから、麻の白素材は汚れが目立つんです。

汚れが目立つから、ノリをつけて、そっちの汚れを吸着させたわけなんですが。

ただ、ちょっと手で触っても汚れますよね、白は。じゃあ黒にして汚れにくくしよう!

タキシードを着る時にはボウタイは黒!と決まったのは汚れにくいためです。

まとめ

今でも、タキシードを着る時にはボウタイを結びます。

ドレスコードには、ブラックタイと書いてあって、黒いタイといえばタキシード。

でもその黒になった理由は、汚れがわかりにくいようにした、略式だったのです。

もとを辿ればタキシードは燕尾服の簡略バージョン。

歴史や文化を辿っていくと面白いですよね。

ということで、何が何でも黒いボウタイ!というのではなくて、敢えて白の麻のボウタイを結んで見るなんていうのもドラマがありますよね。

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松 甫松 甫 記事一覧はこちら>>表参道の看板のないオーダーサロン 株式会社ボットーネ CEO。
自身もヘッド・スーツコンシェルジュとしてフィッティングやコーディネートを実施。
クライアントは上場企業経営者、政治家、プロスポーツ選手の方をはじめ、述べ2,000人以上。

2018年6月26日
タキシード・フロックコート | タキシードの歴史

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