ベッカム夫妻も参列! 海外サッカー選手の結婚式衣装は? セルヒオ・ラモスの結婚式
当サロンでお打合せをさせていただく際に、イメージ写真としてハリウッドスターのタキシード姿をよく見せていただくのですが、ハリウッドスタート同じくらい多いのが、実は海外のサッカー選手なんです。
彼らが一体どのような装いで結婚式を挙げているのでしょうか?
そして、列席者としての装いも含めて、インスタグラムを参考にレポートします。
■セルヒオ・ラモス(スペイン代表/レアル・マドリード所属)
今回の主役であるセルヒオ・ラモス。
セビージャで頭角を現し、世界有数のビッククラブであるレアル・マドリードで長年活躍する、世界屈指のディフェンダー。
そのレアル・マドリードでもキャプテンを務め、”イケメン”としても知られる同選手の気になる装いは、、、着丈が長く、フロントが大きく開いた”モーニング”のスタイルでした。
ロイヤルウエディングでチャールズ皇太子が着用していたのもモーニングでした。
ブラックにも見えますが、ネイビーをベースにチェック柄があしらわれたもの。
ホリゾンタルのようなワイドなカラーのホワイトシャツに、爽やかなシルバーのネクタイですね。
フロントは拝みボタン、袖口からはダブルカフス仕様のシャツが見えます。
襟付きのベストも見逃せません。
ドレスを際立たせるべく、控えめなトーンでまとめられています。
スタイルが良いと、こんなにもカッコイイのですね、、、。
■ナチョ・フェルナンデス(スペイン代表/レアル・マドリード所属)
ディフェンスならどのポジションでもこなせるポリバレントで非常に器用な選手。
常時スタメンと言うわけではありませんが、困った時に頼りになる存在で、セルヒオ・ラモスとは所属クラブでもスペイン代表でもチームメイト。
ワールドカップでのスーパーゴールが記憶に新しいところ。
深い海のように奥行のあるブルーが印象的なモーニングスタイル。
ベストにさらに明るいブルーをチョイスして、お隣の奥様?のドレスとも良い相性に。
お二人で並ぶことで完成する、素敵な装いですね。
■ルーカス・バスケス(スペイン代表/レアル・マドリード所属)
サイドで上下動を繰り返す、スター軍団のレアル・マドリードでは貴重な、守備のタスクもしっかりこなす堅実なプレーヤー。
あのジダン監督も、重要な試合では必ず起用するほど、目立たないながらも信頼されていることが分かります。
そんな堅実なプレーヤーらしく、グレーの1トーンでまとめたモーニングスタイルです。
シングルのベストにネクタイも控えめにして、非常にシンプルな装いとなっています。
「主役を引き立てる」ことのお手本ともいえる、紳士の着こなしですね。
■ケイラー・ナバス(コスタリカ代表/レアル・マドリード所属)
今期はあまり出番がありませんでしたが、セルヒオ・ラモスの後ろに構える最後の番人です。
ゴールキーパーとしては上背がありませんが、驚異的な反射神経でチャンピオンズリーグ3連覇に大きく貢献しました。
普段守りに徹している分、こうした場では攻めに出るのでしょうか??非常に鮮やかなブルーをチョイス。
個人的にはちょっと意外な装いでした。
ダブルのベストは襟付きの仕様、釦位置が低い設計になっており優美な雰囲気を表しています。
■マルコ・アセンシオ(スペイン代表/レアル・マドリード所属)
強烈なミドルシュートが持ち味の若手期待枠。しかし、今期は思ったような結果は出せず、、、。
エスパニョール時代の輝きを取り戻せるのか、スペイン代表の次世代の中心選手として期待されます。
アセンシオは、胸元に華やかなネクタイを持ってきました。
その分、上下は落ち着いたネイビーになっています。
フラップ付きのベストが、なんだかクラシック雰囲気ですね。
グレーのトーン含め、バランスの取れた綺麗な装いです。
■ルカ・モドリッチ(クロアチア代表/レアル・マドリード所属)
2018年ロシアワールドカップで躍進したクロアチア代表の大黒柱。
昨年のバロンドール受賞者で、ボランチの位置からタクトを振るうレアル・マドリードの中心選手です。
先ほどのケイラー・ナバスのように、明るいブルーのモーニングですね。
靴はブラックのストレートチップでしょうか。
ブルーの印象が強い分、その他はシンプル、ベーシックな構成になっておりますね。
しっかりと前ボタンも留めています。
■マルコス・ジョレンテ(スペイン/アトレティコ・マドリード所属)
レアルマドリードの生え抜き選手として期待されましたが、来季は同じ街のライバルであるアトレティコ・マドリードに移籍。
“禁断の移籍”を乗り越え、大きな飛躍に期待したいボランチ。
一番若手のマルコス・ジョレンテですが、以外にもシックなグレーでまとめてきました。
良く見ると、うっすら格子柄がありますね。
ベストの襟が独特の曲線を描いており、クラシックな趣があります。
ピンクのネクタイも、落ち着いたトーンのため悪目立ちしていませんね。
■セルヒオ・ブスケッツ(スペイン代表/バルセロナ所属)(右)
■ジョルディ・アルバ(スペイン代表/バルセロナ所属)(左)
続いては、同じスペインのビッククラブ、バルセロナ所属の2選手。
ブスケッツは、決して目立ちはしない玄人好みの選手。
たくさんの名監督、名選手から慕われる世界一の守備的ミッドフィルダーです。
アルバは、バルセロナでメッシとの阿吽の呼吸を見せる超攻撃的左サイドバック。
スペイン代表では、長くセルヒオ・ラモスの隣でプレーしています。
これまでは華やかなモーニングの選手が多かったのですが、こちらのお二人はブラックのジャケットを着こなす本格派スタイル。
堅実なプレーを表現しているような、まさにブスケッツらしい着こなしです。笑
コールパンツではありませんが、ブラックの上下にグレーのベストとお手本のような装いですね。
以外にも、アルバはしっかりと”コールパンツ”を着こなしています。
■デイビット・ベッカム(元イングランド代表)
最後は、いわずと知れたイングランドの英雄、デイビット・ベッカム。
セルヒオ・ラモスとは現役時代レアル・マドリードで共にプレーしました。
ちなみに、お隣も有名なビクトリア夫人。
この写真では暗めに見えてしまいますが、実際にはもう少し明るめのネイビーでした。
ネクタイもブルーで、トーン・オン・トーンでまとめたスタイル。
現役時代と変わらぬ格好良さ、、、。
色々なモーニングを見ることができましたが、驚いたのはダブルのベストが非常に多いことです。
襟付きのダブルベスト、フロントは水平というところまで共通しています。
どこまで指定があったのか分かりませんが、スタイルの良いサッカー選手が着用すると本当に素敵ですよね。
古くからの正当なスタイルももちろん素敵ですが、こうしたルールにとらわれすぎない装いも最近は増えてきました。
どこまで外すのを良しとするのか、ここに個性が生まれ、ウエディングに花を添えることになるのです。
今回はサッカー選手の結婚式での装いをご紹介しました。
モーニングの参考にしてみてくださいね。
ライター:nakanomaru一度は大手IT企業へと入社。その後、心の声に従い上京しボットーネに。
人生で情熱を注げることは2つ、1つはサッカー、もう1つはスーツ。
何事もコツコツ、地道に基礎を固め着実に行う動作の安心感の高さはクライアントからの評価も高い。
2019年6月29日
結婚式タキシード タイムズ <新郎ルールブック> | タキシードの着こなし術
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