【まとめ】タキシードの形と必要なアイテム！

タキシード

タキシードのデザインとしては「ショールカラー」と「ピークドラペル」の二つがあります。

まずはこちらがショールカラー。

タキシードと言えば、やはりこのショールカラーをイメージされる方が多いのではないでしょうか。

ガウンのような優美な丸い衿は美しい曲線を描き、リラックスした柔らかい雰囲気があります。まさに王道と呼べるタキシードです。

こちらはピークドラペル。

ラペルの先端付近が尖っているピークドラペルは、ショールカラーやスーツに多く見受けられるノッチドラペルとは違い、男性的な威厳があり、華やかな印象が出ます。

フォーマル度としてはどちらも同じですが、ピークドラペルの方がかっちりした印象になり、シャープに見えるのが特徴的です。

シャツ

タキシードに合わせるシャツは2種類ございます。

「ピンタック仕様」と「比翼仕様」です。

このように胸にヒダヒダがあるのがピンタック仕様のシャツ。このシャツはタキシード専用のシャツと言っても過言ではありません。

このシャツは胸にスタッズボタンという装飾品をつけることができ、胸元に表情が出てエレガントに見えます。

こちらは比翼仕様のシャツ。

フロント部分のボタンが見えないようになっており、これはコートなどにも見られる仕様です。

ピンタック仕様と比べて主張が少なく、スッキリして見えます。

例えばタキシードをスーツにリメイクした後も汎用性が高いのはこちらのシャツです。

シューズ

シューズは「オペラパンプス」が最もふさわしいです。

リボンがついているので女性用のシューズにも見えなくはありませんが、歴としたタキシードの装いの一つ。

フォーマルのルールに則れば、このオペラパンプスがタキシードに合わせる靴として100点です。

こういった内羽根仕様のストレートチップはフォーマル度はオペラパンプスの次に位置しますが、タキシードに合わせても良いです。

蝶ネクタイ

蝶ネクタイは手結びタイプとホックタイプの2種類です。

こちらが手結びタイプの蝶ネクタイ。

立定的でボリュームがあり、エレガントに見えるのが特徴。結ぶのに少し練習が必要ですが、コツを掴んでしまえば簡単です。

結んでいる姿も絵になりますので服屋としては是非皆様にトライしていただきたいです。

左下にあるのがホックタイプの蝶ネクタイ。

手結びタイプと比べてやや小ぶりで可愛らしいのが特徴。

小柄な方や手結びタイプはちょっと、、、という方にはこちらのタイプを選ぶと良いでしょう。

カフリンクス

フォーマルシャツの袖には、カフリンクスをつけます。

そしてタキシードに合わせるカフリンクスの色は黒、素材はオニキスという鉱石を使います。タキシードは元々夜の服ですので合わせる小物は自ずと黒を基調としたアイテムになります。

ボットーネでは黒、オニキスのカフリンクスをご用意しています。

スタッズボタン

ピンタック仕様のシャツにつけることができるのがこのスタッズボタン。

タキシードに合わせる小物の中で最も聞き慣れないワードだと思います。

ピンタック仕様のシャツをご用意されるのであればこのスタッズボタンは必須アイテムと言えます。

こちらはカフリンクスと合わせた同じ素材、オニキスをご用意しています。

ポケットチーフ

タキシードを着用する際には、ポケットチーフは胸に挿す必要があります。

様々な色や柄のポケッチーフがありますが、タキシードに合わせるものとしては白がベストです。

お色直しやカジュアルな雰囲気にしたいという構想があれば、白いポケットチーフはひとつ用意しておいて、タキシードの色に合わせた色や柄物を試してみても良いかと思います。

タキシードに限らず、ビジネスシーンにおけるスーツスタイルにもポケットチーフはおすすめのです。

サスペンダー

タキシード着用時はベルトはしません。サスペンダーで吊るすか、何もせずウエストをぴったり合わせるかの2択になります。

しかし、いくらウエストをぴったり合わせてとしても、立ったり座ったり、体を動かせばパンツの位置も変わってきますよね。

その点サスペンダーを使えば、固定して位置よりも下にパンツが落ちることはないので抜群の安定感があります。

またサスペンダーで吊るし上げることでパンツのシルエットをより美しく見せてくれる魔法のアイテムなのです

まとめ

いかがでしたでしょうか？

タキシードの種類と必要なアイテムを簡単にまとめてみました。

これからタキシード選びをする、すでにタキシードをご用意して小物選びに迷っている方のお役に立てれば幸いです。

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