ショールカラータキシード(ブラック・シルク・ラペル)
ガウンのような優美な衿は、美しい曲線を描きながら全体のシルエットと調和します。
ネイビーのボディーに黒のシルクがはっきりとしたコントラストとなり、衿元をさり気なく強調。
スーツやピークドラペルのタキシードに見られるゴージラインという、上衿と下衿の切り替え線がなく、フロントボタンに向かってゆるやかにカーブを描きます。
衿の幅は細身の5センチ台から、貫禄の9センチ台まで様々なアレンジが可能。
ショールカラーのタキシードの着こなし方は、ブラックのシルク・ラペルの場合はブラックのボウタイが相性が良いのですが、敢えてネイビー・ボウタイも素敵です。
胸元には白のポケットチーフ、カフリンクスは黒のオニキスを。
シャツの第1~第3ボタンについては、カフリンクスと同じく、黒のオニキスのスタッドボタンというアイテムを付けると、さらにフォーマル度がアップしますが、ボタンを隠す比翼仕立てシャツもオススメです。
これらはもともと下着という概念であるシャツ、下着のボタンを晒さないように、というところからきています。
ベストは必須ではありませんが、エレガントなカマー調ベストを着用すれば格調高いスタイルに。
ベストを着用しない場合にはカマーバンドと呼ばれるバンドを巻き、
シューズはエナメルの靴(オペラパンプス)や黒のプレーントゥの革靴を合わせるのがベストとなります。
パーティー用タキシードクロスとして最適な素材は、イタリア、イギリス、フランスなど各国の選りすぐり素材をご用意。特別な素材を使用し、その日のために誂える、感動は、完成し袖を通した瞬間に始まり、挙式前の静かな準備のひと時に、そして教会のドアが開いたその時に最高潮を迎えます。