タキシードをスーツにリメイク(仕立て直し)その後も活用
こだわりの1着をスーツにリメイク。今度はお呼ばれの式に着るスーツへ
こだわって選んだ生地で仕立てた1着は、お呼ばれの結婚式や記念日のディナー用のスーツに生まれ変わります。
さらに時は流れ、いつしかお子様が育ち、七五三や入園式にそのスーツを着る。
「これは、パパが、ママと結婚した時に着たんだよ。」
注文服は昔から、親から子へと受け継がれるものとされてきました。
現代は、何度か着てすぐに捨て、新しいものを買うという風潮もありますが、本当に良い服は長く持ち、ケアすれば愛着を持って着ることができます。
ボットーネでは、ただ一度だけ着たタキシードやフロックコートを、そのままクローゼットに眠らせておくのならば、リメイクして永く着ていただきたい。また、そのスーツを大切に着用して、お子様にも語り継がれるような、そんな思いのこもった服をお届けできないだろうか。という想いから、リメイクできるタキシードやフロックコートをお仕立てしております。
タキシードやフロックコートを仕立て、挙式や披露宴で着用した後は、スーツにリメイクできるサービスをご用意しております。 挙式で着用したタキシードをリメイクしたスーツで、特別な日のディナーに出かけてはいかがでしょう。
フロックコートのリメイク
フロックコートは裾のカッティングを変えて、着丈も変更、さらにボタンもアレンジすればスーツにリメイクできます。
内側のベストも、同じ色で揃えて仕立てておけば、そのままスリーピーススーツとして残しておくことができるので、1度だけ着てクローゼットに仕舞っておくのではなく、ディナーやお呼ばれ結婚式のスーツにするのはもちろん、重要な会議、記念式典、ここぞというビジネスで着用するスーツの仲間入りをさせれば、思いのこもったスーツで過ごすことができます。
フロックコートには面白い歴史があります。もともとフロックコートを短くした、スペンサーというジャケットがあります。
このスペンサーは、アールオブスペンサーという方が、フロックコートを着て暖炉のそばで読書をしていた時に、どうも焦げ臭い・・・と思い見たら、なんとフロックコートの裾が燃えていたのだそうです。しかしスペンサー卿はその燃えたフロックコートを捨てず、燃えた部分をカットして着ていたそうです。このジャケットがスペンサーと呼ばれ、流行ったというのです。
タキシードのリメイク
タキシードの衿にはシルクをあしらいます。また衿の形もピークドラペルやショールカラーといった、一般的なスーツの衿とは異なる衿の形をしています。そこで、この衿を含む前身をスーツ用に形作り、変更することでスーツにリメイクすることが可能です。
もちろん、タキシードはそのままリメイクせず、パーティやお呼ばれ結婚式用、ディナーで着るジャケットに残しても良いですし、特別な日に着るスーツに仕立て直すのも一つといえます。